目白の「さんかく」でラーメンを食べ、
荻窪の春木屋とか、野方の七彩とか、
自分は、こういうシンプルでスープが澄んだ醤油ラーメンが好きというのを書いたら
だったら鷺ノ宮の「すぎ本」がオススメと教えて頂き、さっそく行ってきました。
故・佐野実さんのお弟子さんがやられているお店です。
スープが澄んでいます。
そして魚粉だの余計な物が入っていません。
もう見た目からして好みなラーメンです。
醤油ラーメンですが、鶏ベースのスープは醤油が強くなく、
とてもまろやかな味。
麺は細麺。
師匠の佐野実さんの「支那そばや」も、
出来れば胡椒を使わないで欲しいという事でしたが、
こちらも、カウンターに胡椒は置かれていません。
これが完成系という自信をもった一杯なんだと思います。
がしかし、あまりにも上品でマイルドな味だから、
これに黒胡椒をほんの少しパラリとかけたらどうなるんだろう?
味が引き締まるんじゃないかと、脳内妄想しながら、
スープを口に運ぶレンゲが止まらない。
あっという間に飲み干してしまいました。
うん、こういう事なんだろうな。
食後に鷺ノ宮のコトナコーヒーで、お茶して行こうと思ったら、
この日はイベントで、喫茶は14時からという事でした。
あと15分ぐらいなので、鷺ノ宮を散策。
そんな時に見つけたのが「カレーや うえの」。
気になるなあコレ。
どんなカレーなんだろう?
最近、インドネパール系は個人店多いですが、
商店街に個人店カレー専門店って少なくなりましたよね。
うーん、気になる。
いろいろ路地裏を散策しているうちに、
なんか古民家風の喫茶店を見つけました。
珈琲亭 郷。
建物は普通の民家なんだけど一階部分が観光地にありそうな民芸喫茶の香り。
張り紙をみると、26時までって深夜2時じゃん!
え?こんな住宅地の路地裏に深夜喫茶?
なんだか面白そうなので入って観る事にしました。
天井には太い梁が通っていて、田舎の古民家という風情。
囲炉裏もあって、鉄びんがぶら下がっています。
なんか旧街道の宿場町にありそうな雰囲気のお店。
ところで、この囲炉裏の所にいるカップルの女性が、メッチャ可愛かったのですよ。
どこかのテレビ局の女子アナにいそうな感じなんだけど、
派手じゃなく、女子アナにありがちな野望ギラギラ感もなく、
素朴に美味しそうに、ところてんを食べている訳ですよ。
美女と昭和喫茶って、萌えるわ〜。
ホイップクリームでデコレーションされたパンケーキじゃなく、
ところてんをチョイスした所が素晴らしい!
美女と昭和喫茶ねえ。
このシリーズありだな。
誰かモデル探そうかなあ。
メニューを見たら、ウインナコーヒーなんてある。
若い人は知らないと思うけど、生クリームが入った昭和なメニュー。
これは昭和だな!と思ったら、クリームソーダがありました。
友人達とシャノアールからクリームソーダが消えたという話しで盛り上がりましたが、
ナポリタンやミートソース、エビピラフなどと同様に、
消えゆく昭和メニュー。
後から老夫婦が入ってきたら、お店の方が「いつものでよろしいですか?」と。
そして運ばれてきたサンドイッチが美味しそうでした。
でも、ラーメン食べたばっかりだからな。
そういえば、後で調べてわかりました。
26時、深夜2時までの秘密。
19時からは「夜cafe郷」という名前で、違う方がお店に立ち、
居酒屋風の夜cafeになるそうです。
飲酒運転はダメだから夜カフェは無理だな。
でも、サンドイッチは食べてみたいな。
■珈琲亭 郷
■東京都中野区鷺宮4-3-16
■営業
10:00~19:00(郷)
19:00~2:00(夜cafe郷)
■定休日
水曜日(郷)
火曜日(夜cafe郷)
■場所はこのへん