ブロンプトンで行く、石神井公園で野点コーヒーとパイ(ブーランジェリー パルク シャクジイ)

先週末、土曜日は雨が降らないというので、ブロンプトンでサクっと石神井公園方面に。

公園から駅に続く道は、かつては江古田の北口のようだったのですが、拡張整備されてこんな感じで快適。江古田も北口駅前に補助176号が通ってこのような道路幅に拡張する計画があります。今は東長崎まで工事中ですが。

石神井公園北口でのパン屋さん「ブーランジェリー パルク シャクジイ」でパンを確保。

美味しそうなパンやパイが並んでいて迷ってしまいました。そこで店員さんに「全部美味しそうで決められないのですが、オススメありますか?」と聞いて見ました。

期間限定の「瀬戸内レモンパイ」がオススメとの事だったので、それと秋っぽい「3種類のきのこクリームシチューパイ」舞茸、ぶなしめじ、エリンギ入りをチョイス。

■ブーランジェリー パルク シャクジイ
■東京都練馬区石神井町4-7-27
■営業
10:00〜19:00(平日)
10:00〜17:00(土日祝)
■定休日:水曜日
■場所はこのへん
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サドルバッグに入れるとパイが潰れてしまいそうだったので、袋に入れてもらい、それをぶら下げながら石神井公園に。

お目当ては、スワンボートでにぎわう石神井池の方ではなく、奥の森に囲まれた三宝池方面。

三宝池には木道を通って行くのですが、入り口には自転車禁止と書いてあります。が、それは走行禁止の事で、中に入ると「自転車は降りてお通りください」という標識があるように、押し歩きすればOKです。

この付近はベンチがいくつか並んでいて、手すりも無く池が見渡せる場所。そこで特等席をGET。ちなみに少し離れた席では、ベンチでパソコンを広げてリモートで仕事をしている人がいました。身近で出来るワーケーションですね。

確保してきた「ブーランジェリー パルク シャクジイ」の2種類のパイと共に、コーヒーを淹れて頂く段取り。

都内の公園はどこも火気が使えないので、サーモスに熱湯を入れて来て、こちらでコーヒーを淹れるサーモス野点。ドリッパーは、なんちゃってユニフレームな100均で買ったドリッパー。これが以外と使えます。

うちのミルはアウトドアタイプより長いモデルで大きいので、今回はあらかじめ豆を挽いて持ってきました。

このベンチが使えるんだったらチェアリング用の椅子とテーブルはいらなかったのですが、念の為にサドルバッグに入れたので、ミルが入らなかったのです。サドルバッグは容量10リットル前後なのですが、物を絞らないと収容しきれません。もう少し容量のあるブロンプトン専用のフロントバッグを買うか、検討中。

コーヒーを頂きながら、ボーっと池を眺めていると、ツインテールの小さな女の子を連れたお父さんが。小さな子が池を指さしてはしゃいでいます。

トトロじゃん…。

小さな女の子は虫や葉っぱを指さして、お父さんになにかアピールしているのですが、突然振り返ると、僕が食べていたパイを指さしました。食べたいとせがんでいるようです。

小さい子にも美味しそうに見えたのか…。それは良かった。

2個目にまださしかかっていなかったので、あげても良かったのですが、コロナだとか、危ないオジサンだとか、色んな問題がある世の中なので、スルーして自分で食べました。

子供の頃、電車旅で知らないオバサンに冷凍ミカンのお裾分けを頂いた事があるのですが、今はもうそういうの出来ない時代ですね。なんだかな。

座っていたベンチは「思い出ベンチ」というプレートがつけられ

「人が1番不幸な時は、大切な物を失った時ではなく、大切な物が見えなくなった時です」

と、みつを的なフレーズが刻まれていました。

老眼で色んな物が見えなくなってきているのですが、大切な何かも見えなくなっていないでしょうか?

帰り、石神井池の方に戻って来ると賑やかに太鼓の音などが聞こえます。何だろうと行ってみると、盆踊り大会をしていました。

盆踊り大会というと、その名の通り夏の風物詩なんですが、愛好家は多く、今やダンスの1ジャンルになっているようで、この時期に踊る人達もいれば、真冬に踊る人達もいます。

この界隈では、中野のボンジョビの盆踊りが話題になったりしましたが、盆踊りにはハマらなそうだなあ。やはり高齢者イメージが強く、そっち側に入るのにはまだ抵抗が。

と、思ったら…。自転車で来て、ベンチに腰掛けて釣りをしながら、買って来たパンと缶コーヒーを飲んでいるお爺さんが…。

やってる事、一緒じゃん…。

と言いつつ、まだ野鳥の観察まではしていない!と、言い訳のような悪あがきを脳内でしているのでした。

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CURRY POT(石神井公園)


免許の更新の為に石神井警察署に行く予定があったので、ミニベロを出動させて、久々にチャリカフェっぽい事を。

コロナになってからロードバイクに乗っていない事を話したら、自転車に乗らない皆さんからも、自転車でサイクリングはもうOKでしょ的な反応が多く、まずはミニベロでのポタリングから始めてみました。

江古田から石神井公園まで、千川通りを使わない車の少ない裏道ルートも覚えていて、何だか懐かしい感じ。


石神井公園から石神井公園駅をかすめて北へと向かう道は整備されていました。自転車レーンも設置されています。歩道に自転車の通り道を作るより、この方が歩行者の歩きを注意する必要が無いので便利。歩道に自転車の通る所を色分けする自歩道は、歩きスマホやイヤホンの歩行者が多く、危険です。自転車は軽車両なので原則車道が、徐々に定着してきているので、こういう整備の方がありがたいです。


さらに北上し、関越道の入り口を左に観ながら新目白通りを渡って行きます。この付近は23区でも一番の陸の孤島と言われていて、駅が無い地域。大江戸線が延伸して、やっと駅が出来る地域です。なのでバス社会で、細い道でも大型のバスが通るので、ちょっと注意が必要。


練馬清掃工場が見えてきたら、もう少し進んで突き当たりを左折。角にファミマがあります。


土支田通り沿いに2022年3月14日にオープンしたばかりなのが、CURRY POT。インスタで開店準備の様子などが流れて来ていたので来るチャンスを探していました。


昨年9月にここに「カフェ・チル」というのがオープンしているのですが、コロナ禍で短期間で閉店したらしく、お店はほぼ居抜きらしいですが新店のように綺麗です。入り口からカウンターが並んでいるのですが、奥は広いですし、転機の良い日はテラス席も良いかと。テラス席はペット可のようです。

平日の昼だったのですが、春休みなのか高校生らしき2人組が「ここいいねえ」と語り合っていました。

前菜は練馬で採れた野菜のサラダ。緑色のはほうれん草のソースです。石神井公園とか大泉の方は畑も多く、地産地消というのが地元愛のキーワードとして目に見えやすいですし、新鮮野菜を使っているというブランディングとして強みとなると思います。


頂いたのは、スリランカ式バターチキンと、台湾の馬告(マーガオ)という山胡椒を使ったキーマカレー。

胡椒なんだけど麻婆のような山椒もチラつくような始めての刺激。台湾料理などにも使われているので中華がチラつくのは間違いではないと思いますが、花山椒よりは黒胡椒寄りという、お伝えするのが難しい味です。でも新鮮で、これは人気出るだろうなあという味。

もう一つは、スリランカ式バターチキン。練馬界隈に多いインドネパール系のお店のバターチキンは、バターの多さとナンのギーで、油こってこてな感じが苦手なのですが、スリランカ式なのか、ほどよい優しさの中にもスパイスが立っていて、いい感じです。チキンもゴロゴロしているし。

まだオープン4日前という時にお邪魔しているのですが、接客も素晴らしく良い感じでした。

これは自分の妄想なんですが、このスパイス感だと、通常のライスの他にバスマティライスかジャスミンライスが選べるようになると、マニアックなスパイスカレー好きを虜にするような気がします。日本の米じゃないカレーが食べたい脳になっている自分としては。カレーライス、ライスカレー的な物には日本のお米が合うのですが、スパイスカレーに合わせると甘味と弾力が強いので、ジャスミンライスとかの方が、スパイスの良さを引き立たせてくれるような気がします。

まだ開店4日目だけど、まだまだ可能性を感じるし、これは人気店になってしまいますね。たぶん。

■CURRY POT(カリー ポット)
■東京都練馬区大泉町2-12-2 ステープル大泉 1F
■営業:
11:30〜14:30
15:00〜21:00(LO:20:00)
■定休日:月曜(祝日の場合翌日)
場所はこのへん
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