&Co.(アンドコ)(池袋)

イケサンパークで「プラマーナスパイス」のカレーでも食べるか…と思って立ち寄ってみたら移転していました。

イケサンパークの小規模店舗は3年が上限で、ここで腕を磨いて池袋にお店を出してくださいというチャレンジ店舗なのですが、プラマーナスパイスは、残念ながら池袋ではなく、学芸大学に移転し「表面張力」と名前を変えて営業中。すでに、人気店になっているようです。今度、行ってみよう。

イケサンパークはサンシャインの裏手という駅からは少し離れた所にあるのですが、小さなイケバスが周遊して、地元の足となっています。デザインはJR九州でおなじみの、水戸岡鋭治さんで、鉄道ファン憧れの人。自分も一度乗ってみたいのですが、こうしてブロンプトンが活躍してくれているので、なかなか乗るチャンスがありません。

さて、そんなサンシャイン付近の裏路地、サウナーにわかりやすく言うと、池袋の人気サウナ、タイムズ スパ・レスタの真裏にあるのが、老舗の和菓子屋さんがプロデュースした和カフェの「&Co.(あんどこ)」です。

池袋の和菓子屋かと思ったら、兵庫県に本店を構える「末廣堂」のプロデュース。明治33年の創業以来より、『千種羊羹のお店』として続くお店で、末廣もなかは、2023年のジャパン・フード・セレクションの近畿地区でグランプリを獲得しています。

そんな「末廣堂」の餡を使った商品を、身近に親しんでもらうと、あんぱんならぬ、あんクロワッサンを提供。テイクアウトで買われていく方が多いですが、イートインも出来ます。

頂いたのは、あんバターサンドのクロワッサンと、生ショコラ羊羹のセット。発酵バターの濃厚さと上品な餡の甘さが口の中に広がるけど、不思議とくどくなく、ペロリといけちゃいます。

生ショコラ羊羹は、ショコラ6:羊羹4ぐらいで感じるぐらいのミックス感。今までに食べた事がない感じ。

全体的に、あんこを見事に洋にアレンジしているのですが、もろの和菓子も一つは欲しいところです。これ他の和菓子屋さんもそうなんですが、抹茶と餡子のパフェとか、洋にふりすぎた商品が多く、本質はコレというのがなかなか店内では頂く事が出来ません。最中等はお土産で買えるのですが、イートインメニューも一つ、正当派の和菓子が欲しいと思いました。

■&Co.(アンドコ)
■東京都豊島区東池袋4-24-8 林ビル 1F
■営業:10:00 – 21:00
■定休日:無休
■場所はこのへん
オフィシャルサイト
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オスロコーヒー(江古田)

池袋西口の地下、東武ホープセンターにあった「カフェ亜麻亜亭(アマティ)」の跡地に出来たのが、オスロコーヒー。カフェ亜麻亜亭も待ちの行列が出来ていたのですが、閉店のお知らせの張り紙によると、人員不足との事で、店内が回らないので行列が出来ていたのか…という感じでもありました。

オスロといえばノルウェーの首都ですが、ノルウェーといえば、フグレン トウキョウとか、このオスロコーヒーとか、北欧系チェーン店として日本に上陸してきています。

日本では、アメリカのシアトル系のスターバックスコーヒーと、サンフランシスコ発のブルーボトルなどが有名ですが、それに次いで、なんでノルウェーのコーヒーが次々に上陸するんだろうか?ノルウェーはコーヒー大国なの?と調べてみたら、18世紀頃、ノルウェーからタラの塩漬けをブラジルに輸出した船が、戻る際に品質の良いコーヒー豆を積んで来たのが始まりだそうです。

みかん不足の江戸に船で運んで高値で売った後、塩鮭を積んで帰って来て、上方、大阪で高値で売って財をなした、紀伊国屋文左衛門的な事だったんですね。

世界でもいち早く質の良いコーヒー豆を仕入れるルートを作っていたので、ノルウェーのコーヒーは質が良いという評価で、世界進出しているのだそうです。

オスロコーヒーは割とブルーボトルコーヒーに近い、ハンドドリップがウリのお店です。深煎りの「キング」と浅煎りの「クイーン」と選べるのですが、ノルウェーは浅煎りがベーシックらしいす。でも、こちらで使っている豆はエチオピアだったので、深煎りのキングをチョイス。本当はエチオピアだったら中煎りが良いのですが。

深煎りにしたけど、割とスッキリとしている感じですね。苦みよりフルーティーさを感じます。

濃厚なプリンは、お砂糖代わりに、後味を利用して、コーヒーに甘味を足す用です。ほどよい甘味なのは、北欧系だからでしょうか?

■OSLO COFFEE 東武ホープセンター店 (オスロコーヒー)
■東京都豊島区西池袋1-1-30 東武ホープセンター
■営業:10:00~21:00
■定休日:池袋ホープセンターに準じる
場所はこのへん
オフィシャルサイト

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