喫茶店ゆば(青梅)

飯能

今週もまたまた飯能へ。
先週のバテバテが悔しかったので、もう一度チャレンジ。
自走はつらいので輪行で。
すっかりサボりグセがついてしまいました。
でも、飯能は輪行組が多いので罪悪感も薄くなりがち。

先週のバテバテは暑さなのか、酒が残っていたのか、それとも体力が落ちたのか検証。

ちなみに暑さでいえば、今週の方が30度を超え暑いけれど、
湿気は先週より少ない模様。

酒は控えめにしておいたので、残ってません。
チェイサーもガブ飲みしておいたのが良かった。

自走したい気持ちが薄れてきたのは、
体力が落ちているからか?根性がなくなったのか?

今日は、このへんを体と対話しながら走ってみる事にしました。

ゆば

名栗に向かう前に、まずは青梅方面へ。
青梅から名栗へとアプローチするサイクリストのブログに
よく出て来るお店「喫茶ゆば」が、まず最初の目的地です。

住所は青梅だけど、飯能の方からが近いです。
小さな温泉街、岩蔵温泉の中にあり、旅館「儘田屋」さんがやっているお店です。

サイクリストも寄る人が多いらしく、バイクラックもありました。

テラス

この日は、まだ他にお客さんはいなかったのですが、
汗をかいているからテラス席を選びました。

池

テラスからは旅館の庭園を見下ろす事が出来、池に水草が浮いています。

自らテラスを選んだものの、日当たりが良すぎて暑すぎ。
この日は33度ぐらいになる予報だったのですが、
かんかん照りで、座っているだけで体力を奪われて来ているので、
テラスは断念し、室内へ。

店内

自転車がぶら下がっているのですが、どうやら先代の愛車だったものらしいです。

バードウォッチ

室内からも庭園に向いたカウンター席もあり、
バードウォッチ用の双眼鏡が置かれていました。

年を取ると「花鳥風月」のどれかの趣味にハマるといいます。
「花鳥風月」の意味が、自然の美しい景色だから、
ロードバイクに乗っている時点でハマっているのですが、
それぞれ単体で、ハマりやすくなるという説もあります。

例えばロードバイクの場合、春先は菜の花、そして桜。
夏はひまわり、秋は曼珠沙華と、
花のある景色もサイクリングのテーマとなりますが、
鳥を見に行こうってのは、まだ無いなあ。

でも、多摩湖、狭山湖あたりを通ると、
巨大な望遠レンズを持ったカメラマン達が
バードウォッチしている所に出くわします。

ポケモンとかあんな感じで、レアキャラをカメラに収める楽しみなんでしょうか?
「オオタカGETだぜ!」みたいな。
ちょっと何がレアキャラなのか、全然わからないので、
知っている鳥の名前の中から、それっぽいの言ってみましたが。

そういえば、京急のサイクルトレインに参加した時
ホームには、撮り鉄の方々が待ち構えていて、
サイクルトレインというレアキャラ撮ったと喜んでいました。
やっぱ、そういうのあるんでしょうね。

カレー

メニューを見せて貰ったら食事類が無くて、ケーキだけだったのですが、
「食事は無いですか?」と聞いてみると、
カレーの千円のランチセットなら出来ますとの事。
食事はそれだけらしいです。
メニューには載っていないので、食べたい方は聞いてみてください。

「ちょっとお時間頂きますけどいいですか?」と言われたのですが、
急ぐ旅でもないので、いや急ぐ気力もないので、もちろんと返事。

静かなお店で、しかもこの時間はお客も僕1人。
サイクリングスタート前だっていうのに、すでにのんびり状態。
あ、なんか眠くなってきたぞ。
普段、不眠症気味なのに何でだろう?
どこに眠りのツボがあったんだろう?知りたい。

走る前から、スリープモードに。
ヤバイ…。
なぜ、この状態が家で来ない?

■喫茶ゆば
■東京都青梅市 小曽木5-3142
■営業:10:00〜18:00
■定休日:月〜木
場所はこのへん
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夏への扉(青梅)

青梅市

去年の5月からチャリカフェを始めてから、
いよいよ記念すべき200軒目のお店になります。

そもそも、食べ歩きブログを始めたきっかけが、ネット依存症からの脱却。
ネットで調べて色んな事を知ってるつもりになってるけど、
実際は部屋に引きこもってパソコンのキーボード叩いているだけ。
これはヤバイって事で、ネットのもう一方で実体験を充実させるというのが、
僕のブログ経験の始まりでした。

第一弾は、住んでる街の全飲食店制覇という目標をかかげた、
江古田日和というブログ。
それをやっているうちに「カメラやるんだったら自転車もやらなきゃ!」と、
強くオススメされて、始めたのが第2弾のブログ、チャリカフェです。

最初はママチャリで近所を走り回っていただけなのに、
まさか自分が自転車で青梅まで行けるようになるとは思ってなかったですよ。

という訳で、瑞穂町に寄った後は、青梅にやってきました。
選んだ道にもよるけれど、家からは約40キロという感じでしょうか。

赤塚不二夫記念館

商店街の途中には、赤塚不二夫記念館がありました。
赤塚不二夫さんは、青梅には縁もゆかりもないそうですが、
昭和の町並みで町おこしをする際に、昭和を代表する漫画という事で、
赤塚先生にスポットを当てて記念館を作ったそうです。

入場料は400円。
中は撮影禁止だったので写真は撮れませんでしたが、
数多くの原画が展示されていました。
見ると、漫画という枠を壊して、いろいろ実験的な事をしていたのがわかります。

その中に「うなぎ犬の最後」という漫画がありました。
うなぎ犬は最後に、警官の言った一言で笑い死にしてしまうのだけど、
警官の台詞は空白になっていて、
「警官は何と言ったので、うなぎ犬は笑い死にしたのでしょう?」
という、大喜利みたいな企画まで。
オチを書かずに読者に委ねるなんて、赤塚先生にしか許されない荒技でしょうね。

タイル絵

玄関にはタイル画で、バカボンのパパの顔が。
好きな事をやって、なんと言われようと
「これでいいのだ」と言い切れる、強さを持っていますね。

今って人の目を気にしすぎなんだよなと思います。
でもって、自分の好きじゃない事ばかりやってストレスためてる。
で、「あの人が言ったから」って人のせいにしてる。

「もっと自分の好きなように生きていいのだ」

あ…コレ、こんなアホな事をしてる自分への言い訳ネ。

夏への扉

さて線路を挟んだ対岸に見えるのが、今回のお目当てのカフェ「夏への扉」。
もう秋への扉が開いているのに、夏への扉ですよ。

そう言えば青梅まで自転車で来た証拠カットを入れそびれていたので、ここで一枚。

看板

店名は聖子ちゃんの歌じゃなくて、アメリカの作家ハインラインのSF小説。
ネコと一緒にタイムトラベルするお話。
だから、お店にはネコの小物がいっぱい。

店内

古民家をうまく使ったカフェで、古いところは古いまま。
そして窓が開け放たれ、扇風機が夏の名残の風を集めて室内に運んでいました。
右の窓の下は青梅線。
時折、ガタゴトと電車が走ります。

チキンカレー

頂いたのはチキンカレーのセット、サラダとドリンク付きで1200円ですが、
ドリンクのアイスは100円プラスなので、1300円。

夏と言ったらカレーだ!
スパイスが脳を刺激して、夏の感覚を思い出させてくれます。
古民家のノスタルジックな感じもあいまって、なんだか夏が懐かしい感じ。
この時期、夏を見送るのには、ピッタリなカフェなんじゃないでしょうか。

僕がこのお店で過ごした時間の中の1分間。
ほとんど動かない絵なのでパソコンで見れば1分でも長いでしょうが、
この空間でボーっとしていれば、あっという間。

普段は見逃している事が何か小さなドラマにも感じます。
扇風機がちゃんと風を送っているから、正面を向くとマイクが風を拾って吹くんですよ。
26秒の所で、アイスティーのグラスを流れ落ちる水滴が好き。

ナチュラ

青梅はレトロだと聞いていたので、この日はフィルムカメラも持って行きました。
富士フイルムのナチュラクラシカ。
今じゃ少なくなったフィルムのコンパクト。

デジタル

デジタルのSONY MEX-5で撮ったら、こう写った「夏への扉」も…。

フィルム

フィルムで撮ったらこんな感じ。
オートで撮ったんだけど、赤身が出てセピアみたいになっちゃった。
こういうの失敗作とも言うのかもしれないけど、
偶然の演出と思う事にしました。

■夏への扉
■東京都青梅市住江町16
■営業:10:00〜18:00
■定休日:火曜
場所はこのへん
お店のサイト

地図

自転車で都内のカフェ制覇の旅。
青梅市、制覇の巻!

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