立川から日野橋を渡って多摩川を越えました。
天気がいいから、まだまだ行くぞ!とペダルを漕ぎ続けます。
そして次のターゲット、日野市に突入しました。
…と言っても、下調べして来なかったので、日野と言ってもイメージが湧きません。
確か、土方歳三と忌野清志郎の出身地だったなあ…というぐらいですかね。
多摩都市モノレールがあったのですが、駅名は「甲州街道」。
え?一つ前の記事で、
日野橋の交差点で、甲州街道から奥多摩街道に名前が変わったと書いたけど、
あそこで終わったんじゃなく、
左に直角に折れて、日野橋を渡るように甲州街道は続いていたんですね。
それにしても、遠出とは言っても、舗装された道を自転車で走ってきた訳で、
昔の人は、ここを歩いて甲府まで旅していた訳でしょ。
そう考えると、現代人って凄いんだか凄くないんだか、わからなくなります。
でもね、こうして自転車で走っていると、
「え?オレ結構出来ちゃう?」
と、少し自分の能力が覚醒したかに思える所が、快感だったりもするのですよ。
たぶん、自転車で遠出している人達は皆、そうなんじゃないかなあ。
下調べはしてないと言いましたが、お店だけは目星をつけていました。
ガッツリではなく、だいたいと言った感じですけどね。
こちらは、イギリスとかの田舎にありそうな外観が気になっていたお店
「クレアホーム&ガーデン」
16世紀頃の英国木造建築、チューダー様式のハーフティンバーの建物だそうです。
イギリスのチューダー王朝時代に作られた建物に多いもので、
ハーフティンバーというのは、柱やなどの骨組みを外にむき出しにし、
その間に煉瓦やをつめて壁とした、西洋の木造建築の方法。
なるほど、今度から、柱が見えてる建物があったら、知ったかぶりしよう。
「ああ、ハーフティンバーね」
庭は600坪。
手は入っているけど、あまり作り上げず、
自然を再生させたビオトープに近いかもしれません。
どちらかというと、自然な田舎の風景を目指したって感じ。
写真だけ見ると作った風に見えないかもしれませんが、
実はこの回りは、普通の住宅街なのですよ。
入り口を入ると、受付チックなキャッシャーがあります。
あの奥が、雑貨屋さん。
大きな暖炉があったり、鉄のストーブがあったり。
テーブルや棚の上には、こんな家の中で使いたい陶器やガラス製品など、
生活用品と呼ぶには、ちょっとオシャレな物たちが並んでいます。
イギリスだけあって、ティータイムの為の道具も充実していました。
階段を昇って二階に行ってみると…。
魔女の宅急便で、キキが住んでいたパン屋の屋根裏部屋みたいな部屋も。
こういうの好きな女性って、多いんじゃないですかね。
そして、自分が魔法が使える事、妄想しちゃったりね。
そういうの見越して、
「窓からほうきに乗って飛び降りないでください」
とか小さな張り紙あったら、クスリとしてしまいそう。
さて、1階のキャッシャーを挟んで、雑貨売り場の反対側が、
カフェになっています。
こちらにも大きな暖炉が。
これだけデカかったらサンタも楽々入ってこれるってモンですよ。
頂いたのはコーヒーとケーキのセット、700円。
ケーキは選べるのですが、こちらは豆乳とゴマのモンブラン。
しまった!イギリスなんだから、ティーセットにすれば良かったね。
こういう所で、ツメが甘いんですよ。
まったく…。
モンブランの他にアイスクリームやチーズケーキ、
そして何て種類かわからないけど、少し細長い葡萄のスライスも。
豪華だねえ。
こういうのを男一人で楽しむっていうのは、
優雅っていうのかいわないのわかりませんが、
でも、お店には確かにそんな時間が流れているのです。
■クレアホーム&ガーデン(CLARE HOME & GARDEN )
■東京都日野市日野本町7-10-6
■営業:10:00~18:00
■定休日:日、月
■場所はこのへん
■お店のサイト
自転車で都内のカフェ制覇の旅。
日野市、制覇の巻!