女性がミニスカートを履かなくなるのは何歳?
生足を出さなくなるのは何歳?
男性が、デニムを履かなくなるのは何歳?
腰パンをしなくなるのは何歳?
もう、いい年なんだからって、しなくなる事があります。
しなくなるのか、あきらめるのか?
もちろん、ミニスカートも生足もデニムも腰パンも、
年齢制限は無いので、本人次第なんですが、
それでも、年齢と共に、確実にその率は減ってきます。
これはどこにボーダーラインがあるんでしょうか?
年をとるというのは、そんな小さなあきらめの積み重ねなんでしょうか?
なんとなく、あきらめムードになりつつある心を、くすぐるような看板を見つけました。
高円寺の北口の中通り商店街にある「Baby King kitchen(ベイビー・キング・キッチン)」。
大人も食べられるお子様ランチのCAFEという文字。
ファミリー向けレストランのショーウインドウの中に、
お子様ランチのサンプルを見かける事があります。
新幹線の形のプレートに盛りつけられた、お子様ランチ。
なんだか、楽しそう。
見ているだけでも、ワクワク。
正直、食べたいなあと思う事もあります。
マックのハッピーセットだってそう。
でも、あれは子供用だからと自分にいい聞かせて、
何事もなかったかのように、他のメニューを選びます。
中には勇気を持って突撃する人もいますが、
年齢制限をお店に伝えられ、すごすごと退却する人も。
でも、このお店は、最初から大人がお子様ランチを食べてもいいお店なのです。
その文字をみたら、どうしても入ってみたくなりました。
本当は、他のお店に行く予定だったのですが、急遽、飛び込みです。
階段を上ろうとすると、紐がぶら下がっていました。
ナンダコレハ?
これを鳴らして入るのか?
…と思ったら、メッセージがありました。
ベビーカーでお越しの方は、これを鳴らしたらお手伝いするとの事。
ベビーカーではなくクロスバイクなので、鳴らさずに2階へ。
ソウイウイミデハナイ!
大人がお子様ランチを食べるお店と書きましたが、
もちろん、お子様も歓迎のお店。
廊下のスペースには、小さな滑り台と、ブランコがありました。
店内は、全てソファー席。
まったり出来る空間です。
ちょうどお客さんが切れたのを見計らって、激写!
そして待望のお子様ランチ。1100円。
チキンライスに、目玉焼きの下にはハンバーグ。
星の形をしているのはポテト。
エビフライに、タコさんウインナー、その下にあるのはタルタルソース。
奥にあるチェリーが乗っているのはプリン。
そして、下にある白い缶バッチはオマケ。
何種類かのなかから、好きなものを選べます。
オマケ選び…缶バッチ一つでもどれにしようか迷ってしまいますね。
知らず知らずのうちに本気です。
名前はお子様ランチですが、大人用なので、ボリュームは十分です。
ところで「お子様ランチは、なぜ子供限定なのか?」
この疑問、かつて調べた事があります。
お子様ランチは、少量で数多い品種のおかずを作らなければならず、
手間がかかるし、コストも高く、赤字メニューなんだとか。
親が他のメニューを頼むだろうから…というサービスメニューで、
これだけ頼まれると赤字がかさむので、お子様限定になっているそうです。
さて、今回驚いたのは、写真を撮ろうとしたら、
チキンライスの旗が、顔認識に反応した事。
ソッチカイ!
レンズを向けると、旗の所のイラストの顔に緑の四角いフレームが現れるのです。
こんなんでも、顔認識するんですね。
秘めたる願望を満たしてくれた、大人の為の「お子様ランチ」。
その他、メニューには、大人になると頼む回数の減る、クリームソーダとか、
ワクワクを満たしてくれるメニューがいっぱいです!
「老化防止に役立つ!」と繰り返し叫ばれているコエンザイムQ10。
体内での産生能力は、20歳代をピークに加齢とともに急速に減ってしまうので、
体外から取り入れよう!
…と、通販番組で、力説されています。
ならば、ワクワクはハートのコエンザイムQ10か?
妙に物わかりが良くなったり、落ち着いちゃったり、あきらめたり、
年と共に、ワクワクは体内で生成されにくくなってきます。
ならば、外部からワクワクを注入しようではないですか?
あなたのハートに「お子様ランチ」。
(体験談は個人の感想で、人によって感じ方は個人差があります)
ピンポーン!
■Baby King kitchen(ベイビー・キング・キッチン)
■東京都杉並区高円寺北3-2-15 珍来ビル 2F
■営業:11:30〜24:00
■定休日:不定休
■場所はこのへん
■お店のサイト