バディバディ(中板橋)

千川

東長崎から千川に抜ける通り。
ここは今、八重桜が満開。
ソメイヨシノが終わると桜は閉店ガラガラムードで、
同じ桜でこんなに咲いているのに、出遅れた感満載。
八重桜にはちょっとかわいそうなムードが漂います。

この通りは、将来的には中野通りと繋がる道で、現在、順次拡張中。
今は、千川から大山にかけてを工事中で、
この道から左に入り、日大板橋病院方面を抜けていくと、中板橋に着きます。

バディーバディー

今回はその駅前にあるお店「BUDDYBUDDY(バディバディ)」へ。
パン屋さんのNEEDsの2階にあり、
今年の1月に出来たばかりの、まだ新しいお店です。

メニュー

こちらはスープを中心としたカフェ。
下のパン屋さんで買ったパンを持ち込む事も可能で、
下のパンを頂きながらスープを飲む事もOK。

店内

店内は2人席が2つ、カウンター2席の合計6席と、とても小さなカフェ。

本棚

本棚には、またまたナウシカがあって、
「カフェに行くと、ナウシカの本と遭遇する率が高いんですよ」
というと、常連さんにもそう言われると言っていました。
そう思っていたのは自分だけじゃないんですね。

グリーンカレー

頂いたのはグリーンカレーのセット750円。
スープ店なので、セットというのは、御飯がセットになるという意味。
石焼き風にグツグツを湧いて出てきます。
あまり辛くなく、どちらかといえばまろやか。
この甘みはサツマイモなんだそうです。

そういえばベトナム料理屋さんでカレーを頼むと、
ジャガイモじゃなくてサツマイモが入っている事が多いです。
甘みが先に広がり、あとからジンワリスパイシーさが来ますね。

ショウガごはん

ごはんは、ショウガ御飯。
単体で食べてみたのですが、ショウガが効いているのでさわやか。
魚介系のスープなんかに、特に合いそうな予感です。

アイスコーヒー

コーヒーは穀物コーヒーなので刺激の少ない優しい味。
単品だと、250円なのですが、食べ物を頼んだ人は150円。
アイスコーヒーは+50円。

自由帳

店内にはメモのような自由帳が置かれていたのですが、
読んだら、お客さんにめぐまれているお店なんだな…と思いました。
少しユーモアがあったり、優しさに溢れた書き込みが。

まだ出来たばかりの新しいお店だけど、
みんなに愛され、人気店に育っていく予感がします。

■BUDDYBUDDY
■東京都板橋区中板橋 23-3 2階
■営業:11:00〜23:00
■定休日:第1、第3月曜
場所はこのへん
お店のブログ

窓

お店から窓の外に目をやると、なんだか懐かしい気分に。
外に見える駅の階段や連絡橋の感じが、昔の江古田駅に似ているのです。

使わなくなったレールで組み立てられた、柱たち。
昔の江古田駅もこんな感じだったなあ。

江古田駅北口のカフェメルカードからは、かつて、こんな風景が見えました。

中板橋

西武線では、今は準急などの通過待ちは東長崎に移動してしまいましたが、
その昔は、江古田駅がその場所でした。
こんな感じで待避線もあった。
と、昔を思い出しなんだかノスタルジックな感じに。

商店街の雰囲気も、元気のあった頃の江古田っぽいんですよ。
個人店が立ち並び、買い物客で賑わっていて。
そこで、街を探索してみる事に。

自転車屋

庶民的な商店が多く、ママチャリの買い物客が圧倒的に多いのですが、
中には、こんなロードやカスタム、オーダーメイドも出来る自転車屋さんも。

中板橋は、古さと新しさが混在した、ちょっと面白い雰囲気の街です。

でも、若い人も多く街を歩いているのに、カフェ的な物は少ない。
自分が入ったお店と、近くの洋食屋さんのようなカフェと、パン屋さんのカフェ。
昭和な喫茶店…。
路地をくまなくまわってみたけど、あきらかにカフェっぽい要素はありませんでした。

となると、ここにカフェを作ったら需要があるんじゃないかと、
妄想、カフェ作り。
妄想、物件探しが始まりました。

店舗物件

で、いいなと思ったのがコレ。
あくまでも妄想です。たぶん空き店舗ではなく、営業してると思います。

これを妄想で、カフェ作り、ビフォアアフター。
まず、カワラをスペインっぽいオレンジの物に。
壁は、薄いピンクが入った白壁して、和のテイストを地中海っぽくします。
引き戸や窓枠は、雑司ヶ谷のキアズマ珈琲みたいな、もう少しガラスが大きい木の枠。

床は板張りか、代田橋のCUBBYのようなコンクリート剥き出し。
アンティークの木製の不揃いな木のテーブルと椅子。

で、雑司ヶ谷のフェリーチェみたいな、エスプレッソ中心のお店に。

みたいな事、想像しながらチャリでブラブラしてしまいました。

妄想なので、敷金、礼金、保証金、匠の仕事を含めたリフォーム代はタダ。
いいなあ、安上がりな趣味で。

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カフェおつかれ(板橋本町)

カフェおつかれ

※このお店は閉店しました。

せっかくの土曜日なのに、あいにくの雨。
近場ならば大丈夫だろうと、雨の切れ間をぬって板橋本町へ。

住宅街の中にあるのが、「カフェおつかれ」。
何かのお店を改装したのだと思われるお店。
最初美容室かな?と思ったのですが、右手にダクトが出ているので飲食だなこれは。
スナックっぽいけど、そうしたら窓はないと思うので、居酒屋?
なんて想像してしまうのは、古民家カフェ好きのクセですね。

ちなみに業界用語で「おつかれ」は「カレオツ」で、
飲み屋での乾杯の時は「カレオツでーす」が合い言葉。
僕がなじみの地元江古田の飲み屋さんでは、なぜかこれが定着し、
一般人も乾杯の時は「カレオツ」が挨拶となっているのです。

業界用語的に言うと、こちらのお店は「フェーカ・カレオツ」となる訳です。

店内

お店は、5月で1周年になるそうで、店内は綺麗。
2人席が3つと、カウンター3席と、大きくはないけれど、
このぐらいの方が、お店の人の目が届きやすくていいかも。

ギャラリー

入り口そばにはギャラリーもあり、
ご近所の方の趣味の交流の場にもなっているようです。

乙カレープレート

頂いたのは「乙カレープレート」750円。
スパイシーなのだけど辛みを抑えた優しい味。
きっと、この場所だけに、お子様連れのママ達も来る事を想定しての味付けかな?
ご近所ママ達が一息つける嬉しい空間だと思います。

カプチーノ

頂いたのはカプチーノ350円。
絵柄は猫、女のコ、家の3種類の中から選ぶ事が出来ます。

ところでカフェに行くと、なぜか関西人女子2人の人が近くに座る事が多いです。
たぶん率としては同じなんだけど、声が大きめなので、印象的なんでしょうね。

この日も、震災の日の事を話しているのが耳に飛び込んできました。
「テレビが倒れたのは元に戻せばええんやけど、寿司酢はあかんで!
キッチンの寿司酢が倒れて、ニオイが充満して、掃除しても取れへん」
と、寿司酢に苦労した話を、コテコテの大阪弁で話しているのです。

ちらりとお顔を拝見したら、これが意外や意外、
皆藤愛子さんのような、プリティー系正当派美人。
東京ならブリブリするのが似合うタイプなんですが、
関西にはブリッ子系っているんですかね。
素朴な疑問が浮かびました。

彼女らも、雨の切れ間を縫ってこちらを訪れたようでしたが、
「念の為に、カッパ持ってきてん」
あのラブリーな感じから、こういう飾らない言葉が出るのが、
関西系女性の魅力なんでしょうね。

■カフェおつかれ
■東京都板橋区宮本町8-6
■営業:
11:30~21:00
13:00〜21:00(火曜日)
■定休日:不定休(サイトをチェック)
場所はこのへん
お店のサイト

コン太村

さて、この「カフェおつかれ」の近くの住宅街の中に、
「コン太村」というのがあります。

コインゲーム

こちらは、駄菓子屋ゲーム博物館。
駄菓子屋の前に置いてる10円でやるゲームの私設博物館なのです。
入場料は無料なのですが、写真撮影をする人は、200円。
それをこのゲーム機のメンテナンスなどに当てています。

ドライブゲーム

今やドライブゲームといえばPS3のグランツーリスモとか、
実写さながらのゲーム機がいくらでもありますが、
その昔は、こんなベルトコンベアの上を走らせるものでした。
車体の下についているセンサーで、センターラインみたいな銀色の点線を読み込み、
点数を加算させていくというゲーム。

にぎわい

こちらでは、映画やドラマの撮影などにも機材を貸し出していて、
「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」で、
子供時代にゲームセンターにいるシーンでも、こちらの機材が使われています。

店内には、この機材は誰に使われたというのが書かれていて、
最近は嵐のメンバーも遊んだらしく、女のコが写真を撮っているのも
嵐と共演した機材。

子供

<トイデジのNeinGrenze 5000Tで撮影>

天気のいい日に公園で、
ポータブルなゲーム機に夢中になっている子供をよく見かけますが、
そういうコにはしかめっつらしたくなるのに、
こういうアナログなゲームで遊んでいるのを見ると可愛らしく見える。
それは大人の勝手な価値観の押しつけなんでしょうね。

でも、こういうので楽しそうに遊んでいるのをみると、
こちらもいつの間にか、笑顔になってしまうのでした。

■コン太村
■東京都板橋区宮本町17-8
■営業:
14:00〜18:00(平日)
10:00〜19:00(土日祝)
■定休日:火曜
■入場料:無料(ただし、写真撮影は200円)
場所はこのへん

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