レガロ(江古田)

レガロ

江古田の中では比較的新しい部類に入るのが、南口のレガロです。
たぶん、江古田唯一のオープンテラスのあるカフェで、
もう少し暖かくなったら風を感じながらというのもいいでしょう。
夏は外でビールを頂くのもおつですね。

それと午後3時までは室内禁煙なので、喫煙者は外で一服。

内装はカリモク系。
お店の奥にはソファー席もあります。

こちらは店員さんが皆女性ということもあり、
その人脈か、女性客が多いような気がします。

本日のパスタ

学生街と呼ばれる江古田に住んでいて、一番ありがたいのは物価が安い事。
こちらの20食限定のランチは、本日のパスタ、サラダ、ドリンクつきで800円。
これが江古田価格!

実際、学生街と言っても恩恵を受けているのは、
子供の送り迎えの間にカフェに出かけるママさんたちや、
フリーランスな仕事をしていて、時間が比較的自由な人たちだったりします。

モチモチのパスタに、濃厚なクリームをからめながら、
優雅な午後のひとときを過ごしたりする訳です。
リーズナブルなお値段で!

コーヒー

こちらのコーヒーもセットのうちです。
これにデザートをつけたって+200円だから1000円ちょうど。
江古田価格に慣れてしまうと、他に行ったときにちょっとビックリする事も。
こんな素敵なカフェでリーズナブルにすごせる江古田ライフ。
素晴らしい。

学生街とは言いつつ、昔ながらの商店街は逆に高齢化を迎え、
廃業するお店がいくつも続き、寂しい方向に向かいつつありましたが、
ここに来て最近は、オシャレなパン屋さんだとか総菜屋さんだとか、そして雑貨のお店、
若い店主が頑張るお店が増えてきて、少しいい方向に転がり始めたみたい。

頑張れ!若店主の皆さん!
そういう若さが、また違う若さを呼び、回遊できる町になって行くと思うのです。

そうすると、こういうお店も増え、江古田のカフェライフもさらに充実していきますねえ。

■cafeteria Regalo(カフェテリア・レガロ)
■練馬区栄町1-11
■営業時間
11:00~15:00
17:00~24:00
11:00~16:00(火曜日)
■定休日:年末年始
場所はこのへん

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デイジー

『僕の彼女を紹介します』のチョン・ジヒョン、
『私の頭の中の消しゴム』のチョン・ウソンがオランダを舞台に魅せる、
美しくもせつないラブサスペンス。
監督は『インファナル・アフェア』のアンドリュー・ラウ。

画家の卵ヘヨン(チョン・ジヒョン)には幻の恋人がいた。
山間の村で絵を描いていた夏から、匿名でデイジーの花を届けてくれる人だ。
ある日肖像画の客として現れたジョンウ(イ・ソンジェ)こそがその人と確信し、
恋に落ちるヘヨン。しかし本当の贈り主は…。

韓国版のレオンのような要素を持つ映画。
脚本が良く出来ていて、一つの出来事が3人のそれぞれの視点から見ると、
少しずつ違って見えるというズレが、ドラマを生んできます。

舞台は自転車大国であるオランダだけに、普通の風景の中に自転車がふんだんに出てきます。

オープニングから主人公は自転車に乗って花畑へ。
画材を自転車に積んで、いろんな場所に出かけます。
ロードレースみたいな自転車映画ではありませんが、
自転車好きが見れば気になるポイントがいくつも。

チョン・ジヒョンが乗っているのはママチャリ系だけど、カゴではなく、
後ろの荷台の所にキャンバス制の袋がついていて、
そこに画材などを積み込むタイプ。
日本でも、こんな風にした方が可愛いかも…と参考になったり。

男の家に置かれている自転車が、
細めのクロモリフレームで、変速機のレバーがフレーム側についているクラシカルなタイプ。
こちらは自転車好きな男心をくすぐります。

そしてカフェ好きにもたまらない映像も。
チョン・ジヒョンが似顔絵かきのアルバイトをしている場所は、
旧市庁舎や教会など古い建物が周りを囲む、マルクト広場なのだけど、
ここにはカフェがいくつかあり、広場に置かれたオープンの座席では、
お茶を楽しむ人達の姿が。

そして、チョン・ウソンがチョン・ジヒョンを連れて行く古いカフェ。
ここは「カフェ1900」と言って、名前の通り1900年創業の歴史を誇るお店なんだそうです。

さらに、チョン・ジヒョンの祖父が経営していて、
彼女が店の手伝いをしながらいっしょに住んでいる骨董品店。
アンティークショップには、カフェマニアが気になる家具や小物がズラリ。

こんなロケーションの中で、お話はよく出来たサスペンス、そして純愛。
直接自転車、カフェが題材となった映画ではありませんが、
カフェ好き、自転車好きに自信を持ってオススメしたい映画です。

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