N3331(秋葉原)

万世橋駅

切手の博物館に行った翌日、今度こそ本物の浮世絵をみようと、
大浮世絵展をやっている両国の江戸東京博物館に行く事に。

秋葉原を抜けて国道14号で、隅田川を渡って両国に行くのですが、
万世橋近くに差し掛かった時に、ふと思い出しました。
この右手に見えるレンガの旧万世橋駅跡地って、
ショッピングセンターになったんだよな。

maach

mAAch ecute(マーチ・エキュート)神田万世橋。
このように高架の下はオシャレな家具や小物のお店に。

ちなみに左手は、昔、交通博物館があった場所。
交通博物館には自転車部門で、ロードマンが展示されてたなあ。

その時は鉄ヲタ視点で交通博物館に来たのですが、
意外な事に、若くて綺麗な女性客が多いのにビックリしました。
その謎はすぐに解けました。
小さい男のコを持つ若いママ達が、子供を喜ばせる為に連れて来ていたのです。

埼玉に移転してから行ってないけど、
あっちも若くて綺麗なママさんたち、いっぱいいるのかなあ?

階段

高架下はショップになっていますが、
真ん中ぐらいにある昔の階段を利用して、
旧万世橋駅のホームに出る事が出来ます。

展望デッキ

秋葉原方面は、ご覧のような展望デッキに。
ちなみに、列車の安全運行の為にフラッシュでの撮影は禁止です。

N3331

そしてお茶の水側は、ホームを利用したカフェになっています。
N3331と書いて、エヌサンサンサンイチ。
Nippon・New・Nextの[N]に、
江戸一本締めのリズムである[3331]をあわせて命名されたそうです。

テラス

ホームの端っこ側はテラス席となっていて、上に天井はありません。
ガラスに囲まれているので、日差しが出ていれば、冬でも割と暖かかったですが、
ちょっとでも太陽がビルの影などに隠れると、急に寒くなります。
膝掛けなどが用意されているので、そちらを利用するといいでしょう。

このように電車がすぐ脇を走るという事で、
小さい男のコを連れた、ファミリー客が多かったかな?
男のコは電車が来るたびに大興奮。

キーマカレー

頂いたのはキーマカレー850円。
ドリンクのセットは無かったので、アイスラテ450円を。

食事している間も、どんどん電車が通り抜けて行きます。
食べている所をガッツリみられているのだろうけど、
まあ一瞬で通り過ぎるので、気にする必要はなし。

行った時にツイッターにここの写真を載せたら、
電車で通るときに見かけてて気になっていたんですよねというリプライが。
今年は、そういう話題の所にも実際に行くというのが、目標ですから、
一つは達成出来ているのかな?

気になる場所があったら教えてください。
実際に見に行ってみます。

■N3331 (エヌサンサンサンイチ)
■東京都千代田区神田須田町1-25-4 マーチエキュート神田万世橋 2F
■営業:
11:00~23:00(月〜土)
11:00~21:00(日祝)
■定休日:無休
場所はこのへん
オフィシャルサイト

Pocket
LINEで送る

伴茶夢(目白)

すいどーばた美術学園

今年は美術館めぐりする!と宣言したくせに、この寒さでもうメゲてますよ。
出かけようと思ったのに、気がつけばもうとっくに昼を過ぎていました。
ここから遠出すると帰りは寒いなあ…と思ったら、どんどん決意がゆらいでいく。
そこで、とりあえず、ウォーミングアップ的に
自転車で15分で行ける目白の切手博物館に行ってみる事に。

裏道を走っていったら出現したのが、すいどーばた美術学院。
美大や芸大への予備校で、多くの人達がここで学んでいます。

有名どころでいうと、
クリエイティブディレクターの佐藤可士和さんとか、
漫画家でコラムニストの辛酸なめ子さんとか、
タレントであり画家の城戸真亜子さんとか。

今も、未来のクリエイター達が、こちらで学んでいます。

知り合いの大学生とかもそうなんだけど、皆、ちゃんと勉強してるのね。
自分が、学生時代に情熱的に勉強した記憶がなので、本当に尊敬します。
流されるままに、この世界に入るまで、勉強した事がなかったなあ。
転職し、放送業界に入ってからは、一人前になる為に、メチャメチャ勉強したけどね。
好きな物を見つけるのが、かなり遅かったんだなあ。
そう思うと学生時代から見つけている人って、凄いなあと。

徳川記念館

そこから線路を渡った反対側、目白にあるのが、徳川黎明会。
尾張徳川家所蔵の美術品などの管理する団体で、
名古屋にある徳川美術館を運営などをしています。
残念ながらこちらは事務局だけで、展示室などはなし。

中、入ってみたいなあ。

古美術店

目白の路地裏の古美術商には、現在開催中のクリーブランド美術館展のポスターが。
「美術」をテーマに掲げた2014年ですが、
こうして何かをテーマにすると、
街のあちこちで、それに関する物が飛び込んで来るものですね。

伴茶夢

さて、切手博物館に行く前に、遅いお昼。
目白駅前の昭和な喫茶店「伴茶夢」へ。

階段

階段が、なかなか風情あっていい感じ。

ドライカレー

頂いたのはドライカレーwithハンバーグセットは、
ドリンク付きで990円。
温玉ドライカレーと迷ったんだけど、なんかハンバーグ食べたい気分だった。

見た目も昭和な感じでケチャップたっぷりなんだけど、
意外としつこくはなかったです。

昭和な気分になると、懐かしい気分になるのか、
隣のおじ様2人は、「昔は良かった話」ずーっとしてました。

かつて、どこかの大学の空手部の監督だったらしく、
「俺らの頃は縦社会が…。俺らの頃は根性が…。」
ってな話し、ずーっとしてる。

体育会系の人って、昔は良かった話したがるけど、
「水飲んじゃダメ」とか、
今考えると非科学的な事を信じて押しつけてた指導者も多かったと思うぞ。
「昔のアレ何だったんだ?」
と、今になると思う事、いっぱいあるね。

個人的に「昔は良かった」という台詞は負け台詞だと思ってます。
現代で主軸から外れてしまった人、今についていけないが言う台詞。
自分も年齢行っているからこそ、そう思います。
「昔は酷かったねえ」って自虐言えるぐらいじゃないとね。

■伴茶夢 (ばんちゃむ)
■東京都豊島区目白3-14-3 B1F
■営業:8:00~21:00
■定休日:無休
場所はこのへん

切手博物館

目白駅と学習院の間の坂道を下った所にあるのが、切手の博物館。
入館料は200円。ちなみに未使用の切手でも支払えます。
毎月23日の「ふみの日」は無料。
ギャラリーは、そんなに大きくないです。

浮世絵

この日は、切手における「民族衣装展」
日本からは、浮世絵などの切手が展示されていました。
本物の切手と、引き延ばした物が展示されています。

喜多川歌麿の「ポッペンを吹く娘」
この着物は「桜散らし市松模様」という柄だそうで、
昔は高い位の象徴だった桜が、江戸時代に庶民に浸透し、
着物などの人気の柄になって行った事が、記されていました。

なるほど、浮世絵ってそういう視点でも見るのか。
美術ド素人な自分、また一つ勉強になりました。

本当は江戸東京博物館の大浮世絵展を観に行く予定だったのですが、
切手で誤魔化してしました。
でも、本物を見に行く前に、いい肩慣らしになったかも。

ポスト

2階は切手にまつわる本の図書室になるのですが、片隅にこんなポストが。

バレンタイン

こちらでセントヴァレンタイン・リターンメールというセットが売ってて、
それを投函すると、フランスの愛の聖地「セント・ヴァレンタイン」の郵便局で
ハート形の消印を押したポストカードを送り返してくれるらしい。

約1ヶ月で届くそうなので、
今すぐ出せばヴァレンタインデー付近に届くんじゃないの?

なんか、ラジオのネタっぽいねー。
情報番組スタッフに売ろうかな(笑)

切手ショップ

ミュージアム内には、ポストカードなどのショップがあるのですが、
外に併設されている切手ショップは、入場料無しで入れます。
やはり年配の方が多いのだけど、中に女子大生ぐらいの2人連れがいました。
え?切手好きなの?と思ったけど、2人で!
「鶴カッケー」とか「鳩、超可愛いんですけど」とか盛り上がってる。
鳥好きですか?

切手にはそういう需要もあるんですね。

このショップに置かれていた漫画がちょっと気になりました。
キッテデカ。

切手… それは時代と文化を映す鏡。
電子メールが飛び交う現代でも、
切手や消印が、犯人を追い詰める手がかりになることがある!!

確かに脅迫状とかそっちで追い詰めるんだよね。
黒子のバスケの脅迫状事件も、それだったしね。

■切手の博物館
■東京都豊島区目白1-4-23
■開館:10:30〜17:00
■休館日:月曜日
■入場料:200円
場所はこのへん/a>
オフィシャルサイト

Pocket
LINEで送る