ゲンロ & カフェ(上井草)

ガンダム

「よっ!どうもガンダムです!」
…って、ガンダムはしゃべんねーよ!

上井草はサンライズのお膝元という事もあって駅前にはガンダム像が鎮座しております。

そして街にはザクがいっぱい歩いているなあと思ったら、
早稲田大学のラグビー部のグラウンドがあり、その帰りの選手達でした。
上井草ではもうすぐ夏祭りがあるそうなんですが、
ぜひ、ラグビー部の皆さんに緑の全身タイツはいて、ザクのコスプレして欲しい!
キャプテンだけ赤で!
絶対、上井草の名物になると思うのだけど。

もしくは、地球連邦軍風とジオン公国風のユニフォームを着た紅白戦!
連邦軍は白のラガーシャツで、ジオンは赤!
グラウンドも駅から3分だし!
ラグビー部とガンダムで町おこし!
見たいなあ!

玄廬

そんな商店街から少し外れた所に、和文具と雑貨のお店があります。

看板

「玄廬」というお店。
以前はカフェに併設されていたのですが、すぐ近くのこちらに独立。

便せん

消しゴム版画を思わせる、少しゆるいプリントの入った便せんやカードがいっぱい。
そして手ぬぐいとかも可愛いです。

■玄廬
■東京都杉並区上井草2-44-7
■営業:11:30〜17:00(しばらくは金土日だけの営業)
場所はこのへん
お店のサイト

genro

先ほどの玄廬は、元々こちらに併設されいたのですが、
こちらがカフェ部門の「genro & cafe」です。
商店街から外れた所にあるのですが、この辺になるとこのお店しかありません。

緑に覆われていて、木には巣箱などもくくりつけられていて、
そういうのを見ただけで、なんだかなごみますねえ。

店内

コンクリート打ちっ放しの店内。
本棚には、やはりデザイン系の本や個展のフライヤーがあったり。
そんなに大きくないお店なのですが、人気があるようで、
お店の前のベンチに腰掛けて待っている人もいました。

ランチ

ランチは4種類から選べたのですが、
僕が選んだのは、ベーコンと九条ネギのトマトパスタ、
ドリンク&サラダ付きで1100円。

ランチは休日は1100円なのですが、平日は1000円。
時間も11:30〜16:00と、ゆったりとしているのが嬉しいですね!

なんだか、とっても健康的な週末。
心も穏やか。

■genro & cafe(ゲンロ&カフェ)
■東京都杉並区上井草2-38-11
■営業:11:00~22:00
■定休日:火曜&第一水曜
場所はこのへん
お店のサイト

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自転車人

久々にいい雑誌に巡り会ったので、ちょっとご紹介したいと思います。

今週、雑誌「ぴあ」の最終号が発売され、39年の歴史に幕を下ろし休刊する事になりました。
電子ブックの事が話題になるたびに、紙媒体は電子とは違うと言われますが、
ドライな利用者からすれば、ネットの方がより情報は早く無料という事は否定できません。
残念な事に、こうした名物誌達も、次々に休刊、廃刊に追い込まれてしまっています。

なのに、どうしてこの本は、お金を出して買いたいと思ったのか。
それは、それぞれの記事に、担当者の思い入れが溢れていたからです。

まず、開いた所から驚き。
10ページにわたり、折りたたみ自転車プロンプトンの広告。
右5ページを使い、折りたたみ自転車が組み立てられる様子が、
パラパラ漫画のように構成されていて、
反対側の5ページは、写真とポエムのような構成。
10ページを使って「折りたたみ自転車を使って旅をしたら素敵」
という世界観が作られているのです。

安いタイアップ記事全盛の中で、こんなアイディア広告、
最近、お目にかかった事がありません。
まずそこで掴まれまれました。

特集は、それぞれが好きな自転車道という切り口で、
バランスを取った構成ではなく、本当に好きという方の比重が高く、
ライターの皆さんの文章の熱が違います。

その他も「自転車が好き」という共通の意思を持ちながら、
漫画やAV監督の目線というサブカル的な切り口あり、
原発のある風景を自転車という切り口で捉えたジャーナリスティックな視点、
いろいろな見方があって面白い。

自転車雑誌やムック本は、ほぼ全部チェックしているけれど、
大きく分けると、レースがメインのもの、カタログ的な物、初心者向けの物
この3つに分かれ、内容も毎号似たり寄ったりだったりするのだけど、
この本は、かなり「好き」「趣味」という視点で割り切って
好き勝手やっている所が、逆に自転車心をくすぐられました。

自転車に対する愛に溢れているんだなあ。

まあ僕が熱弁したところで、そんなに自転車好きではない人にとっては、
手にとってみても、それほど響かないかもしれません。
でも、自転車好きの方なら、ぜひ手にとって見て欲しい一冊。
たぶん、どこかのページでツボをつかれると思います。

夏号という事なので季刊誌ぽいのですが、だからこそ出来る技なのかな?
こういうカラーの本だからエイ出版かな?と思ったのですが、山と渓谷社でした。

テレビもラジオも紙媒体も、いつのまにやらルーティンと、
その業界のしがらみと、お約束に漬かってしまい、
「好きだからやりたい」という原点が失われている気がします。

やっぱり原点は「好き」というパワーなんだよなあ。
忘れてたな。
そういう意味では、自転車という要素に限らず、
自分のクリエイティブな部分も、悔しく思える感じで刺激されたのでした。

ラジオのアイディアも、いろいろ湧いてきたぞ…!

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