ジロデイタリアが開幕しました!
第1ステージは、オランダで個人タイムトライアルが行われ、
オランダ出身、ジャイアント・アルペシンのトム・デュムランが制しました。
タイムトライアルは、ジャイアント勢が絶好調でしたね。
さて、ジロ・デ・イタリア2016、
今年の個人的に注目している選手をあげていきます。
個人的に一番注目しているのが、
今年からチーム・スカイに移籍した、ミケル・ランダ。
昨年は、アスタナでアルのアシスト役として出場していましたが、
第15ステージと、第16ステージで、優勝し、
総合でも3位を獲得した選手です。
アルのアシストなのに、一番強かったのがランダでした。
一時期の、ウィギンスのアシストのフルームが、
エースより強かったというような状態。
それが、自分がエースになる為に移籍。
しかも、強豪軍団のチーム・スカイですよ。
これは、楽しみでしょ。
今年は、ブエルタ・アル・パイスバスコ第2ステージで優勝しています。
その他、総合勢で言うなら、アスタナのニーバリ。
2013年のジロ・デ・イタリア総合優勝。
2015年のツール・ド・フランス総合優勝。
戦い方を知り尽くしている男です。
そして、ジャイアント・アルペシンのトム・ドュムラン。
第1ステージの個人タイムトライアルで優勝!
タイムトライアリストから、グランツールライダーへ転向した事から
ウィギンスの後継者とも呼ばれたりしています。
昨年のブエルタ・ア・エスパーニャ区間2勝&総合6位&敢闘賞しており、
25歳という若さでありながら、一気に開花。
ただ、本人の最大の目標は、今年のリオ五輪のタイムトライアルで、
ジロは様子見という観測も流れています。
大ベテランで実力者なんですが、どうしたの?と思ったのが、
モビスターのバルベルデ。
ツールとブエルタには出場しているものの、ジロは初出場!
もちろん、山にも強いし、総合力もあるのだけど、何でジロ?って感じで、
見守りたいと思います。
スプリンター勢では、エティックス・クイックステップに移籍した
マルセル・キッテル。
第1ステージのタイムトライアルでも好調そうでしたが、
移籍した事で、アシスト勢は、どうなんでしょうか?
デビュー当時は、スプリントはめっぽう早いのに、
山が極端に登れなくて、グルペットからも落ちそうになったり、
胃腸が弱くて、リタイアしたりと、
弱虫ペダルの田所状態でしたが、
最近では、安定した強さなので、スプリントは取りそうですね。
そして僕が一番応援しているチームが、ロット・ソウダル。
キッテルに対抗出来るスプリンターのアンドレ・グライペルがいて、
毎年、3大ツール全てに出場し完走している、鉄人アダム・ハンセンがいる。
そして、若きエース、ティム・ウェレンス。
若さにませて無茶もしがちですが、
激坂ありのエネコ・ツアーで、2年連続総合優勝という実力も。
かつては、ビューティフルトレインと言われたロット・ソウダルですが、
最近、トレインが早々に崩壊しがち。
今年は、綺麗にグライペルを牽引して、発車して欲しいものです。
さあ、色々楽しみです。
グランツール引きこもり、春の陣がやってきました!