リビング(高円寺)

商店街

久々の高円寺。
以前、早稲田通り沿いにあったカフェ・サントが改装していたので、
その後、どうなったのか見に行ってみたら、閉店していました。
カウンターとか取り払われて、フロアに事務机が置かれ、
なにかの事務所になっていました。

そこで、高円寺の北口をぶらぶら。
まずは商店街をゆっくり走り、気になるお店をリサーチ。

住宅街

その後、街散歩番組みたいに路地裏へ。
すると、住宅街の中にカフェの看板が見えるではないですか。

リビング

手作りのガーデニング感満載の外観。
でも、それが温かみを放っていて、引き寄せられるような魅力があります。

自転車置き場

本格的な自転車好きが集まるカフェも好きなんですが、
僕が提唱しているのは、
自転車でちょっと足をのばして、カフェめぐりしてみませんか?
というもの。

本格的な自転車カフェには、バイクラックが設置されていたりますが、
こちらには、自転車は、ここに置いてくださいというマークが。
ウッドデッキの他の場所にも自転車マークがありました。
住宅街なんで、邪魔にならないようにという配慮もあるんでしょうね。

カフェに限らずなんですが、お店の前って、道をふさぐ勢いで、
ママチャリが違法駐輪している事があります。
なので、こういう配慮も必要なのかもしれませんね。

石

ちょうどお帰りになる女子達が、
「わー可愛い!」と写真を撮っているので、見てみたら、
ハート型の石でした。

なんで女の人ってこんなにハート型が好きなんでしょうね。
子供の頃に男は青、女は赤みたいなイメージを刷り込まれますが、
どこかで、この形も可愛いと刷り込まれているんでしょうかね。

店内

最近は、全てのインテリアをびっしり統一してしまうより、
アンティークの家具屋さんみたいに、
デザインはバラバラなんだけど、年代は近くて雰囲気に共通点はあるみたいな
インテリアで構成しているお店が増えてますね。

テラス

この日は奇跡的に暖かかったので、テラス席へ。

フック

ふと床を見るとフックがつけられています。
わぶん、ワンちゃんをつなぐ為のヤツですかね。

自転車はここに止めてというペイントもそうだけど
こちらのお店は、こういう細かい仕掛けがあって、面白いです。

前菜

頂いたのは16穀米セット。
まずは本日の副菜3種類。
副菜ってわりにはボリュームあります。

ドライカレー

そしてグリル野菜とサラダ添えのドライカレー。
+ドリンクでアイスコーヒー。1050円。

真ん中にあるのは温泉卵。
それを崩しながら、カレーにからめて食べて行きます。

なんだろう?
駐輪のペイントやハート型の石、
バラバラなんだけど共通した雰囲気がある椅子やテーブル
ちょっとした仕掛けのワンちゃんの為のフック。
温泉卵をからめてまろやかになったカレー。

このお店には、心を穏やかにするための
いろんな仕掛けがあるような気がします。

全てが計算されてたら、それは凄いっていうけど、
そうじゃなく、オーナーさんの人柄から自然に滲み出たものなんだろうな。
…という気がします。

■リビング (Livingood)
■東京都杉並区高円寺北2-36-10
■営業:11:30~22:00
■定休日:月曜、第1・第3火曜
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新城幸也選手のライティングクリニック

トークショー

プロ・ロードレーサー新城幸也選手をアドバイサリーに起用する
サイクリスト向けウオッチ <SOMA> RideONE

その関連イベントが海浜幕張のセイコーインスツル(SII)で開催されました。
「SOMA presents ユキヤ Ride in Makuhari」

午前中は、抽選で当選した20名が新城選手と一緒にサイクリングしたのですが、
午後のトークショーと、ライディングクリニックの方を取材させて頂きました。

まずはツールドフランスを振り返るトークショー。
中継ではわからない舞台裏や、レースの様子、オフショットなどのお話を聞きました。

自転車レースを知らない人は、
ロードレースは個人競技だと思っている人が多いですが、実はチーム競技。
新城選手は、自分が所属するユーロップカーのエース、
トマ・ヴォクレールを勝たせる為に、いろいろとアシストする仕事。

2012年のツールドフランスでは、風よけになって空気抵抗を減らしたり、
前に出てペースを作ったりして、献身的にアシストしました。

ユーロップカーはフランスのチームなのですが、地元では絶大な人気を誇ります。
その為、フランスでは「よくヴォクレールを勝たしてくれた!」と、
至る所で握手を求められるそうです。

ライディングクリニック

そしてその後は、またまた抽選で当たった人3名に対するライディングクリニック。
自転車のポジションや、ペダリングなどについて、アドバイスしていきます。

この方は、あとサドルを2センチぐらい下げた方がいいとの事。
アマチュアに多いのだけど、力が入りやすいという理由で、
高めになってしまっている人が多いそうです。

コルナゴ

それだと足を踏み込む上下運動になってしまい、
円を描くように、均等に力のバランスを取ることが出来ません。
前のギアを時計に見立て、1時から4時までの所は力が入るけど、
4時から8時の方向に回す時に、力が入らず、ロスしまうそうです。

自転車レースの選手達は、効率よくペダルを回しているので、
踏み込む必要がなく、ふくらはぎが細い人が多いから注目してみて…との事。

ちなみに、コレは新城選手の愛車で、コルナゴのC59。
カンパの電子式コンポのESPがついていました。

新城選手

それから、ファンからの質問のあったライディングポジション。
よく、ロードバイク入門みたいな本には、
「背中はラクダのコブのように丸めて」
みたいなのが、なんとかの一つ覚えのように書かれていますが、
それは体型とかによって違うので、一概には言えず、
新城選手は、背中を丸めない派だそうです。

体幹で腰を据えて乗ることを大事にしていて、
腕とお腹の間にある空間に、見えないバランスボールを置いて、
腹式呼吸のようにお腹を膨らませて、それを押すイメージ乗ることで、
腰が安定するのだとか。

実際に3本ローラーでやってくれたのですが、
女性の司会者が
「お腹が分厚く、太ってみえますよね」
というのは、お腹を膨らませるのを極端にやってみせてくれた所です。

お腹を膨らませるようにして腰を据え、スムーズに回す、
無駄のないペダリングのお手本がこちら。
あれだけ回しても、腰が動かない所に注目!

敢闘賞

ツール・ド・フランス2012の第4ステージ。
新城選手は、214.2kmのレースで、スタート直後からアタックして逃げを決め、
残り8㎞まで、トップで逃げ続けました。
そのアグレッシブな走りが認められ、この日の敢闘賞に選ばれ、日本人で初の表彰台に。

実は日本人が敢闘賞を取ったのは二人目で、
2009年の別府史之選手が、最終ステージのパリで敢闘賞を取っています。
この表彰台は翌日に走るための、敢闘賞の赤いゼッケンを渡す為の物なので、
最終戦で賞を取った別府選手はステージに上がる必要がなく、
実質、新城選手が、日本人初の表彰台となりました。

赤ゼッケン

敢闘賞を受賞した人だけ、翌日、このような赤いゼッケンをつけて走るのです。

Tシャツ

その新城選手の敢闘賞受賞を記念して、
赤ゼッケンを縫い付けた、記念Tシャツが売り出されました

サイン

仕事で大物タレントやミュージシャンと会おうが、
アイドルと会おうが、サインを求めた事はないのですが、
この時ばかりは、どうしてもサインが欲しくて、Tシャツを持って行きました。

実は、このイベントの2日前にTシャツの発送がはじまったばかりで、
サインしてもらう時に、
「え?もう持ってるの?」
と、驚かれました。

石垣島出身の新城選手らしく「チバリヨー」の文字も。
マジで嬉しいですわ。

母語ル

帰りに頂いた袋も開けてみたら、敢闘賞ゼッケンのデザインのボトルが。
ああ、もう今から来年のレースが楽しみにでしょうがないです。

お誘い頂いた方に、
「ありがとうございます。大満足でした。」
と、言ったら、僕のはしゃぎようを見て
「でしょうね…。」

仕事を忘れて興奮してすいませんでした。

新城選手が活躍した2012年ツールドフランスのDVD
パッケージはマイヨジョーヌに輝いた王者ウィギンスが、
新城選手と肩組んでる所じゃん。
ヤバイねこれは!

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