庵野監督企画によるドワンゴとスタジオカラーが日本アニメーションの可能性を探るプロジェクト「日本アニメ(ーター)見本市」がスタートしています
予算と時間が限られた中で作られた短編アニメ作品。さまざまなディレクター陣による、オリジナル企画・スピンオフ企画・MusicPVなど「ジャンルを問わず愛と勢いで創りきる数々のオムニバスアニメーション作品」を毎週金曜日に1話ずつネット公開されるというもの。
手法は自由だけど、一つだけ統一感を持たせようとという事で、声優は、山寺宏一さんと、林原めぐみさんの二人で、全てをやるという物。
実は、一緒にお仕事をさせて頂いている山寺さんが、僕が自転車好きという事で、自転車の短編アニメをやった話しを教えてくれていました。
情報解禁になるまで書けなかったので、すごい楽しみでした。
山寺さんは「まんが日本昔話みたいに、全部の声を二人でだよ。でも面白い」って言っていましたが、七色の声を持つ、この二人だから出来るキャスティングでしょう。
で、その第二弾、11月14日に公開されたのが、『HILL CLIMB GIRL』
自転車好きの女子高生「ひなこ」が、毎朝、坂の上の学校までの通学で、自転車で同級生の男子を相手にヒルクラムで戦うというお話。
SKYやウィギンスも出て来るし、自転車乗りならした事のあるような妄想も入っているので、ロードに乗ってる方は、さらに楽しめるのでは?
山寺さん&自転車のアニメと言ったら、「茄子 スーツケースの渡り鳥」も忘れちゃいけませんね。「茄子 アンダルシアの夏」の続編。こちらは、宇都宮で行われるジャパンカップが舞台になっています。
あと、通学の途中でヒルクライムというと、このマンガ。並木橋通りアオバ自転車店。
こちらは、自転車エピソードのオムニバスマンガなんですが、1巻の2話目で、電動アシストの女子高生に、ロードバイクの男子が挑むという逆の設定で、ヒルクライムの話しがあります。
こちらも、1話完結なので、アニメ『HILL CLIMB GIRL』みたいに、さくっと読めちゃいますよ。