サムシセキ(東長崎)

最近、ナチュラルローソンのレンチンする韓国のお弁当にハマっていて、スンドゥブチゲとか、旨辛ビビンパとかをローテしていたのですが、新作で韓国風牛ホルモン入り海鮮チゲご飯の「ナッコプセ」が登場しました。

「ナッコプセ」は「ナクチ(手長ダコ)」、「コプチャン(ホルモン)」、「セウ(海老)」の頭文字を合わせた言葉で、海沿いの街、釜山の郷土料理。孤独のグルメのお正月海外出張編で、井之頭五郎さんが、ふらっと釜山の食堂に入り、選んだのがこの料理でした。

コンビニ飯でも旨いので、韓国料理屋さんで食べてみたいなと思ったのですが、2〜3人前からしかありません。韓国の本国で1人飯が始まったのは最近の話で、今も多くのお店ではグループ用に2〜3人前からというのが普通。日本の韓国料理屋さんは、お一人様用のランチメニューを用意しているところが多いのですが、日本の鍋料理に相当する「ナッコプセ」は、お一人様用は、今の所見つからず。

そこで、魚介系の入った海鮮純豆腐チゲで、とりあえず手を打っておく事に。

煮えたぎる赤い鍋。ナッコプセのようにホルモン系は入っていませんが、海鮮系はたっぷりと。白飯をスプーンですくって、スープカレー方式で旨辛の鍋に入れて、スープにひたしていただきます。ナッコプセに比べるとスープの量が圧倒的に多いのですが、海鮮純豆腐チゲも旨いので、これでいいかという気分に。

仕事で会う人、会う人、猛暑終わる詐欺で夏バテになっているという話題が出ますが、こういう料理をちょいちょい挟んでいるので、ギリ夏バテにならずに済んでいます。代謝は大事!

■韓国料理 サムシセキ 東長崎店
■東京都豊島区南長崎5-16-8
■営業:11:00~23:30(L.O.22:45)
■定休日:無休
場所はこのへん
お店のサイト

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松月庵(桜台)

松月庵というとお蕎麦屋さんに良くある店名ですが、のれん分けで広まったお店だって知ってましたか?長寿庵も同じで、その昔、赤坂に本店があったのでTBSで仕事をしている時は、よく出前を取っていたので、そのエピソードは覚えています。

蕎麦っていうと江戸っていうイメージですが、長寿庵も松月庵も、三河の国(愛知県)の人が江戸(東京)に来て蕎麦屋で成功し、仲間を呼び寄せて、のれん分けで店舗を増やして行ったというのが意外なところ。江戸っ子に愛されたから江戸の味というイメージですが、それを広めたのは三河の人だったのです。

同様な物では、熱い風呂が江戸っ子粋という銭湯も、北陸の富山、石川の人が東京に出て成功して身内を呼び寄せたので、銭湯経営者は北陸出身が多いというのもあります。

最初から話は逸れましたが、蕎麦屋のカレーシリーズを考えた時に、飯もの、つまみが美味しいお店として人気の、桜台の松月庵が浮かび、足を運んだのでした。遠回りすぎですね。

ちなみにこちらの松月庵、週末は終日混んでいます。ファミレス代わりに家族で来る団体が座敷席に陣取り、テーブル席にはおつまみを頼んで昼から蕎麦屋飲みををしている方々もいるので、回転が悪く、サクっと食べたいなら平日がオススメです。

こちらは、かつ丼の美味しいお店としても有名で、丼の上に載っているかつが、縦に切りながらスライドさせて行っただけではなく、横にも包丁を入れているので、サイコロ状になっています。さらに、カツの下に海苔が敷いてあるというのも、他のお店にはない特徴です。

この界隈では、かつ丼マニアの方のブログなどに登場しがちな人気店です。覚えておきましょう。

さて、カレーです。カレー丼もあるのですが、そちらはカレー南蛮のご飯版とお店のサイトにも書かれています。カレーライスは、二番だしをベースにした、豚肉とたまねぎたっぷりの和風カレーと書かれていて、まさに、イエローカレーオーケストラというハーモニー。

お蕎麦屋さんの黄色いカレーは、薄切りの豚バラが思っているよりたっぷりな事が多く、子供の頃に出会っていたら、肉が多くて狂喜乱舞でしょうね。田舎の我が家のカレーは、じゃがいもで具を誤魔化しているところがあって、こういう肉の多い食堂カレーに出会うと嬉しかったの覚えています。

それにして猛暑日連続で身の危険を感じて自転車で遠出をしませんでしたが、そろそろ飯能の奥へ輪行とか、デイキャンプとか、チェアリングとか、秋の気持ちよさを感じたいなあという気分になってきました。

■松月庵
■東京都練馬区桜台4-11-14
■営業:11:00~21:30
■定休日:不定休
場所はこのへん
お店のサイト

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