ボブ・ディラン Zepp DiverCity

パレットタウン

ボブディランのコンサートを観にお台場へ。
池袋から臨海線経由の新木場行きで、東京テレポート駅下車。
目の前には、パレットタウンの観覧車が。

まず、ここで間違いを犯してしまいます。
よくチケットをチェックしていなかったのが悪いのですが、
ライブが行われるのは、Zepp TOKYOだと勘違いしていました。
Zepp TOKYOは観覧車の左側。
しかし、実はコンサートが行われるのは、Zepp DiverCity。
こちらは、右側をフジテレビ方面に行ったところ。

あとで、友人達にも聞いたら、ZeppはZepp TOKYOだと思い込んでる人がいて
何人か同様の間違いをしていた人がいたいみたい。

ひどいのになるとシルク・ドゥ・ソレイユ『OVO(オーヴォ)』を
ライブハウスだと思い込んでいた人も。

なんて、テキトーなんだ皆。

ビーナスフォート

だから余裕こいて、ビーナスフォートとか散策中。

ガンダム

で、そろそろZeppに行こうかという時に、Zepp DiverCityだと気づき、
慌ててフジテレビ方面へ。
Zepp DiverCityは、ガンダムが目印のビルの地下1階です。

さて、ボブディラン。

チケットは1階フロアが3つに分けられているうちのA。
つまり最前列エリアです。
スタンディングで、人がひしめく中、前から7〜8列ぐらいを確保。
センターのマイクスタンドまで、10m前後。
なかなかいい場所です。

アコースティックギターが鳴り響くと、バンドメンバーがステージに登場。
最後にボブディランが現れた。

声はしゃがれているが、存在感がある。
小屋が小さいのと、大音量ロックではないので、
音がクリアで、バランスがいい。
これは期待できるぞ!

2曲、3曲と聞くうちにアレ?と思い始めました。
セットリストはチェックしなかったものの、
何枚かアルバムを聴いて望んだこのライブ。
知っている曲は、後半戦かな?と思いつつも、
同じアレンジの曲が、ずーっと続き、何だかなという感じに。

一緒に行っていた友人に「知ってる曲あった?」と聞くと、
「今回は、アレンジしすぎて、知ってる曲も別曲レベルらしいですよ」
と。

アレンジって言っても、テンポが変わるとか、アコースティックになるとか
そういうレベルじゃないのです。
演奏もメロも、歌い方も全部別物。
合っているのはコード進行のみ。
…という感じで、同じ曲調の曲が、ずーっと続きます。

ステージが終了しても、代表曲の「風に吹かれて」も無し。
やっぱアンコールだよなと、ずーっと聞いていると、
アンコール2曲目、
聞いた事のないギターのリフにのせて、
聞いた事のないメロディーで歌い出しました。
♪How many roads must a man walk down …

え?今、How manyって言った?
コレ、風に吹かれて?
ブルースみたいに唸りながら、何度もHow manyというフレーズが。

おお、コレ、やっぱ風に吹かれてなんだ。

顔も、声も、存在感も、知っているボブディランなんだけど、
知っているメロディー、いわゆる同じみの曲は一曲もありませんでした。

なんか貴重な物は見たという感じだったのですが、
家に帰ってから、知ってるボブディランを聞きたくなりました。
あらためて、YouTubeあさって、知ってるディランにひたりました。

他の人は、どうだったんでしょう?
来た来た!これこれ!って感じで観てた人は、どのぐらいいるんでしょうかね?

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Hello! Project ひなフェス 2014 ~Full コース~

パシフィコ

パシフィコ横浜で開催されている
Hello! Project ひなフェス 2014 ~Full コース~
こちらにご招待いただき、行って来ました。

展示場

今回は、パシフィコの国立大ホールではなく、展示ホールの方。
土日で4公演があり、それぞれの回で、

土昼…モーニング娘。’14、
土夜…スマイレージ&Juice=Juice
日昼…℃-ute
日夜…Berryz工房

と、メインを張るグループと見所が変わるという、ハロプロならではのフェス。

で、どれを観に行こうか迷っていたのですが、
まだ単独コンサートを見たことがないスマイレージをメインにした
土曜日夜の「スマイレージ&Juice=Juice」を観に行く事に。

今年初めのハロコンを見た後のブログにも書いていますが、
低迷期からのどん底を体験して、
そこから反転する空気を感じさせるようになったスマイレージ。

今年は、どん底からの逆襲という事で、
このスマイレージと、
アイドル下克上を叫ぶ、元ハロプロのアップアップガールズ(仮)、
V字回復アイドルと呼ばれる、同じく元ハロプロのTHE ポッシボー
この3組のどこが聖地中野サンプラザに帰還できるのか注目!
…というのを提唱してきました。

最初に、たどり着いたのは分家のアップアップガールズ(仮)。
しかも、くしくもこの日、そのチケットがSOLD OUTとしたとの一報が。

それに対抗する、本家スマイレージが今回、どのように出てくるのか
注目してみました。

まずは、楽しみにしていた新曲「ミステリーナイト」の披露。
衣装もセクシーに大人っぽくしたとの情報が入っていましたが、
注目だったのは、今回、℃-uteの振り付け師の方が手がけたというダンス。

これまで、どこか未熟さも彼女らの可愛らしさの一つだったのだけど、
自分たちより下のグループ、Juice=Juiceが結成された事で、
未熟さを排除し、元々持っているダンススキルに特化して来ました。

低迷期は、若さと楽しさ優先で、
ラインや場位置、全員のフリが決まらない事も目立ちましたが、
完全に、そこを修正してきています。
だから、複雑なフリのダンスがバシバシ決まって、カッコイイ!

スマイレージ1曲目のミステリーナイトが完璧に決まって、
おお!やるじゃない!と思ったのに、その後、暗転のまま次の音が出ず。
ざわめく場内。
せっかく、お客のハートつかんだのに、流れが寸断されてもったいないなと思ったら、
スクリーンにつんく♂さんの顔が映し出され、サプライズメッセージが。

ライブハウスツアーで、コツコツ全国を回っている事にふれながら、

で、ちょっと早いけど先にご褒美。
この夏の7月15日に武道館ライブ決めたよ!
ま、正直、8000人満員にしたいところやけど、実力不足なんもわかってる。
でも、ファンの皆さんの応援を信じてお応えするしかないね。
だから、チャレンジや!

メンバーからは、喜びと同時に悲鳴が上がり、
その一人、竹内朱莉は、その場に泣き崩れてしまいました。
普段は泣かない、タケちゃん事、竹内朱莉の涙は止まらない。
次の曲が流れ始めても、腰が抜けている。
メンバーに肩を抱かれ、花道を歩き始めます。

そして、花道中央で、次の曲。
もう嗚咽と過呼吸みたいな状態になっていて、
竹内朱莉は、自分の歌割りの時、歌えず、しゃがみ込んでしまいました。
歌いながら「タケちゃん頑張って」と鼓舞しながら、
竹内の歌割りを歌ってカバーする福田花音。
やっと、息を整えて、歌い出すタケちゃん。

メインステージで一曲歌い、
再び、花道に戻って来て歌ったのが、タチアガール。
どん底からの奮起、それを認められての武道館発表。
感激の涙、嗚咽からの、息を整えての再スタート。
それが「めげずに立ち上がる」という内容のタチアガールとリンクして、
なんだかドラマを観ているようでした。

この曲の曲間で、初期からのメンバーである、和田彩花と福田花音が
アイコンタクトで、目と目があったとき、
互いに拳を突き出して、コツンとぶつけたんですよ。
これがフリの一つなのか、
初期メンだからこそ、互いに自然に出た「やったね」という意思なのか
どちらかわからないけど、僕には後者に見えました。

間近で、いろんなドラマを観ることが出来て、本当に感激しました。
周りでも涙をぬぐっている関係者もいましたね。

そして、この回には、もう一つの神パフォーマンスが!
ソロ曲のコーナーがあって、2名が歌うのですが、
この回の℃-ute鈴木愛理の「My alright sky」が凄すぎました。

こういうお祭り要素のある合同フェスみたいなのでは、
盛り上がる曲を歌った方が有利なのに、あえてのバラード。

もう、圧倒的な歌唱力で、会場は逆にシーンと静まりかえり、
じっくりと歌に聴き入りました。
もう、みんなが息を呑んで見つめています。
アイドルというより、一人の女性シンガーという領域で、歌い上げる鈴木愛理。
そして、歌い終えたと同時に、湧き上がる歓声と拍手。
ハロプロの頂点に立つ歌姫というのに異論のないパフォーマンスでした。
このクオリティーは、アイドルの一言では、かたづけられないですね。

やっぱ、ライブは生歌!
生歌じゃなきゃ味わえない感動でした。

いやー、今回もいいもの見せていただきました。
ご招待いただき、ありがとうございました。

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