Hello! Project ひなフェス 2014 ~Full コース~

パシフィコ

パシフィコ横浜で開催されている
Hello! Project ひなフェス 2014 ~Full コース~
こちらにご招待いただき、行って来ました。

展示場

今回は、パシフィコの国立大ホールではなく、展示ホールの方。
土日で4公演があり、それぞれの回で、

土昼…モーニング娘。’14、
土夜…スマイレージ&Juice=Juice
日昼…℃-ute
日夜…Berryz工房

と、メインを張るグループと見所が変わるという、ハロプロならではのフェス。

で、どれを観に行こうか迷っていたのですが、
まだ単独コンサートを見たことがないスマイレージをメインにした
土曜日夜の「スマイレージ&Juice=Juice」を観に行く事に。

今年初めのハロコンを見た後のブログにも書いていますが、
低迷期からのどん底を体験して、
そこから反転する空気を感じさせるようになったスマイレージ。

今年は、どん底からの逆襲という事で、
このスマイレージと、
アイドル下克上を叫ぶ、元ハロプロのアップアップガールズ(仮)、
V字回復アイドルと呼ばれる、同じく元ハロプロのTHE ポッシボー
この3組のどこが聖地中野サンプラザに帰還できるのか注目!
…というのを提唱してきました。

最初に、たどり着いたのは分家のアップアップガールズ(仮)。
しかも、くしくもこの日、そのチケットがSOLD OUTとしたとの一報が。

それに対抗する、本家スマイレージが今回、どのように出てくるのか
注目してみました。

まずは、楽しみにしていた新曲「ミステリーナイト」の披露。
衣装もセクシーに大人っぽくしたとの情報が入っていましたが、
注目だったのは、今回、℃-uteの振り付け師の方が手がけたというダンス。

これまで、どこか未熟さも彼女らの可愛らしさの一つだったのだけど、
自分たちより下のグループ、Juice=Juiceが結成された事で、
未熟さを排除し、元々持っているダンススキルに特化して来ました。

低迷期は、若さと楽しさ優先で、
ラインや場位置、全員のフリが決まらない事も目立ちましたが、
完全に、そこを修正してきています。
だから、複雑なフリのダンスがバシバシ決まって、カッコイイ!

スマイレージ1曲目のミステリーナイトが完璧に決まって、
おお!やるじゃない!と思ったのに、その後、暗転のまま次の音が出ず。
ざわめく場内。
せっかく、お客のハートつかんだのに、流れが寸断されてもったいないなと思ったら、
スクリーンにつんく♂さんの顔が映し出され、サプライズメッセージが。

ライブハウスツアーで、コツコツ全国を回っている事にふれながら、

で、ちょっと早いけど先にご褒美。
この夏の7月15日に武道館ライブ決めたよ!
ま、正直、8000人満員にしたいところやけど、実力不足なんもわかってる。
でも、ファンの皆さんの応援を信じてお応えするしかないね。
だから、チャレンジや!

メンバーからは、喜びと同時に悲鳴が上がり、
その一人、竹内朱莉は、その場に泣き崩れてしまいました。
普段は泣かない、タケちゃん事、竹内朱莉の涙は止まらない。
次の曲が流れ始めても、腰が抜けている。
メンバーに肩を抱かれ、花道を歩き始めます。

そして、花道中央で、次の曲。
もう嗚咽と過呼吸みたいな状態になっていて、
竹内朱莉は、自分の歌割りの時、歌えず、しゃがみ込んでしまいました。
歌いながら「タケちゃん頑張って」と鼓舞しながら、
竹内の歌割りを歌ってカバーする福田花音。
やっと、息を整えて、歌い出すタケちゃん。

メインステージで一曲歌い、
再び、花道に戻って来て歌ったのが、タチアガール。
どん底からの奮起、それを認められての武道館発表。
感激の涙、嗚咽からの、息を整えての再スタート。
それが「めげずに立ち上がる」という内容のタチアガールとリンクして、
なんだかドラマを観ているようでした。

この曲の曲間で、初期からのメンバーである、和田彩花と福田花音が
アイコンタクトで、目と目があったとき、
互いに拳を突き出して、コツンとぶつけたんですよ。
これがフリの一つなのか、
初期メンだからこそ、互いに自然に出た「やったね」という意思なのか
どちらかわからないけど、僕には後者に見えました。

間近で、いろんなドラマを観ることが出来て、本当に感激しました。
周りでも涙をぬぐっている関係者もいましたね。

そして、この回には、もう一つの神パフォーマンスが!
ソロ曲のコーナーがあって、2名が歌うのですが、
この回の℃-ute鈴木愛理の「My alright sky」が凄すぎました。

こういうお祭り要素のある合同フェスみたいなのでは、
盛り上がる曲を歌った方が有利なのに、あえてのバラード。

もう、圧倒的な歌唱力で、会場は逆にシーンと静まりかえり、
じっくりと歌に聴き入りました。
もう、みんなが息を呑んで見つめています。
アイドルというより、一人の女性シンガーという領域で、歌い上げる鈴木愛理。
そして、歌い終えたと同時に、湧き上がる歓声と拍手。
ハロプロの頂点に立つ歌姫というのに異論のないパフォーマンスでした。
このクオリティーは、アイドルの一言では、かたづけられないですね。

やっぱ、ライブは生歌!
生歌じゃなきゃ味わえない感動でした。

いやー、今回もいいもの見せていただきました。
ご招待いただき、ありがとうございました。

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