長男、ほそのたかし(江古田)

芸人AMEMIYAの「冷やし中華はじめました」。今でこそかき氷も冷やし中華も1年中あるメニューとなりましたが、あの頃はまだ、季節物というイメージの方が強かったです。

あの頃というのは、このネタがヒットしたのが2011年だから、13年前の事。当時はまだ通年で出すお店というのは珍しくて、初夏の衣替えの頃になると、TVや雑誌でも「冷やし中華はじめました」的な特集がされていました。

「チコちゃんに叱られる!」では、「諸説あります」が定番となっていますが、この冷やし中華の発祥にも諸説あり、東京・神田神保町の「揚子江菜館」説と、宮城・仙台の「龍亭」説があります。

ちなみに、具材を中央に向けて盛る「富士山盛り」を生み出したのが揚子江菜館」で、冷やし中華の定番ともなっている甘酢ダレを生み出したのが、仙台の「龍亭」と言われていて、この2つの豆知識は、放送作家が6月に使いがちな定番ネタです。

ところで、Twitter(Xとなかなか言いにくい)で見かけたのですが、江古田の「長男、ほそのたかし」で季節限定の「ピリ辛汁なし冷やし中華」を始めたというのを見つけて、ゲリラ豪雨の通り過ぎた直後に行ってみました。予想通り、行列は無しで待たずに入れました。

よくかき混ぜて食べてくださいというメニューなのですが、かき混ぜる前はこんな感じ。ネギに小ネギ、メンマ、チャーシューの細切り、錦糸卵、海苔、そしてフライドガーリック。冷やし中華だと平皿に富士山盛りされますが、普通の丼に平積みされています。

混ぜるとこんな感じ。まだ食べる前です。つけ麺の麺を使っているので普通の中華麺よりも食べ応えがあります。油そばではこういう見た目のものがありますが、冷やし中華では意外と珍しいのではないでしょうか?

底に溜まったピリ辛のラー油ダレをフライドガーリック吸収して最後に残りがちなので、食べている最中も何度かかき混ぜて、味を均等にしていった方が、より美味しく食べられます。

暑いとソーメンとかになりがちなんですが、ソーメンに比べてフライドガーリックなども入った、パンチのあるスタミナ系なので、夏バテはしたくないという人にオススメです。

■長男、ほそのたかし
■東京都練馬区旭丘1-68-12 第4正道江古田ビル 1F
■営業:
11:00~14:50(L.O)
17:30〜21:00(L.O)
11:00〜20:00(L.O)(土日祝)
毎週月曜日は『牛骨旨辛つけ麺』のみの営業
■定休日:不定休
場所はこのへん
■お店のTwitter

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