自分の番組で、「冷やし中華」を取り上げる場合、美味しい店などを情報発信した後、リスナーからどんなメールが来るか予測するのですが、「酢醤油派か、胡麻ダレ派か」ぐらいしか、盛り上がりポイントが予想出来ません。ラーメンやつけ麺に比べると、違いを語れるポイントが少ないように思います。
というような職業病を経て、「冷たい麺」と幅を広げたら、色んなバリエーションが出るのではないか?と思い、江古田をウロウロと回りながら、シミュレーションしていいます。
そこで思い出したのが千川通り「京熹 本店」
いつもは温かい麻辣麺を頂くのですが、夏は冷やし麻辣麺が登場するのです。890円。
山椒のシビ辛が、夏バテ気味でもろもろ鈍くなっている体に、刺激を与えてくれます。激辛ではなく、ちゃんと旨味を感じるというシビ辛がポイント。
そしてこちらは、中華麺と刀削麺を選べるのですが、具材が良く絡む刀削麺をチョイス。冷やしだからこそのもちもち感、そしてピラピラの舌触り、のど越しも良く、食べていて楽しい。讃岐うどんに近い魅力かも。讃岐うどんもぶっかけなどの冷やしにすると、うどんを切った際のエッジが立ち、のど越しが良いのですが、そんな感じ。
個人的な好みにはなってしまいますが、江古田界隈の冷たい麺では、かなり上位に入る一品だと思います。
■京熹
■東京都練馬区旭丘1-57-14 ルミエール榎本 1F
■営業:
11:00~14:30
17:00~22:30
■定休日:火曜日
■場所はこのへん