土曜日しかオープンしないかき氷屋さんが、小茂根にあると聞いて、ひとっ走り。
一見、ただの住宅街なんですが、外にベンチの出ている家があり、近づいてみると、かき氷屋さんでした。元々は「りすや」という、鯛焼き風「りす焼き」のお店なのですが、夏の期間だけ、かき氷のお店となるようです。
通常のかき氷の他に、本日のメニューが3種あったのですが、桃と、大人のいちじくは、すでに売り切れの為、「南高梅」をチョイス。隣りにいた主婦の方が、「大人のいちじくって18禁みたいね」と。確かに、「大人の」とか「夜の」をつけると、Hに聞こえる食べ物ってあります。
「夜のお菓子、うなぎパイ」が代表的で、実はアレ、お父さんが出張のお土産に買って帰り、夜の一家団欒に食べるパイのお菓子という意味なんですが、「夜のうなぎ」で精力をつけるみたいなイメージをさせる為、ラブホなどの、お茶のお菓子として置かれたりして、勝手に「夜の」の意味が一人歩きしていった、典型的な例です。
「りすや」のかき氷の写真で、陶器の器に入ったものと、プラスチックの器に入った物があって、何でだろうとと思っていたのですが、マイ器とスプーンを持ってくると、20円引きというシステムでした。使い捨てストローも問題になっていますが、マイストローとか、持ち始める人も出るんでしょうかね?
頂いた「南高梅」は、500円。
和歌山県産の南高梅を1ヶ月以上つけ込んだシロップで、小梅の甘露煮と、蜜煮がトッピングされています。甘さはなく、ノンアルコールの梅酒を飲んでるような気分。
チョーヤで酔わないウメッシュ・ノンアルコールが売られていますが、あんな感じですね。夏の終わりに、疲れが取れるような、クエン酸補給かき氷です。
■りすや
■東京都板橋区小茂根5-10
■営業時間
10:00~18:00(土曜日のみ)
■定休日:日〜金
■場所はこのへん
ところで、かき氷を食べながら、目の前の広場を見ていて、不思議に思いました。板橋区の茂呂山公園の脇にある広場。公園にしては中途半端だし、道路計画にしては形がいびつだし、何の為の空き地だろうと?周囲を見渡すと、看板がありました。
ここは城北公園の拡張整備の為の土地で、たぶん、住宅地などを買い上げて更地にし、公園風に暫定整備された区画のようです。
黒線で囲まれた部分まで、城北公園を広げる予定で、実は、「りすや」もその計画の中に入っています。緑の部分は、すでに公園となっている部分で、真ん中の白い部分、都立大山高校と、開進四中を囲むように、公園を整備する計画です。
完成予想図がこちら!
道路計画の為の用地買収は良く見てきましたが、公園の為の用地買収というのは、初めてだな。