二週連続で飯能へ。
梅雨明けした途端、直射日光が刺すように暑いです。
そこで、山際の裏道を使って木陰を走る事にしました。
割岩橋を渡って対岸に。
この橋は車は通行出来ませんが、自転車はOKです。
下に見えるのは飯能河原。
この日は、まだ早い時間だったので人出は少ないですが、
ボチボチとバーベキューや水遊びをする人たちが集まってきていました。
飯能河原は、予約不要で、無料。
直火はダメですが、BBQセットなら火気使用可能。
しかも駅から徒歩15分。
…てな話を帰ってから西武線沿いの友人達にしたら、
8月にでもBBQやろうという事に。
飯能の駅前で自転車組み立てていると、
スイカだのお酒だの抱えた人たちが、徒歩で河原に向かうんですよね。
駅から徒歩15分で、この自然は穴場でしょ。
名栗に向かう県道70号線は、直射日光をもろに浴びるのですが、
入間川を挟んだ対岸を並行して走るこの裏道は、
木陰の中を走るので、空気がひんやり。
結構涼しいです。
原市場のセブンイレブンの所を右折して、倉掛峠を目指します。
入間川の景色がのどかでいいですね。
この辺は観光というより地元の人々の川遊びの場所です。
さて、原市場側からの倉掛峠。
ガーミンの斜度で10%オーバーの、時折14%。
でも距離が短いので、焦らずマイペースで。
中藤方面へ。
こちらは平坦に見えますが、ゆるかやな登りです。
ほどなくして、今回の目的地の一つ、「ゆずの庄」へ。
これで、この付近一帯のサイクリスト御用達のお店は制覇でしょうか?
手打ちうどんのお店ですが、名水コーヒーとワッフルのセットもあります。
ヒルクライマーにとってのボスキャラ、子の権現を控えるだけあって、
サイクルリストも多く、バイクラックも完備しています。
バイクラックはテラス席のすぐ脇にあります。
以前は別の場所だったのですが、自転車の盗難の話を聞いて、
だったら店内見えるところが安心ねと、この場所になったのだそうです。
この日の先客は、同じくRIDLEYのFENIX乗り。
2013年の限定カラーの黒×赤。
自分のも2013年限定のロットベリソルカラー。
窓際の左手の席に座れば、直でバイクラックが見えます。
肉汁と、ゴマとどっちにしよう。
どっちも旨そうだ。
いただいたのは、迷ったあげく定番の肉汁うどん、730円。
腰があり歯ごたえのある、手打ちの武蔵野うどん。
固めの麺が自分好みだわー。
汁は少し辛めだけど、汗をかいているから塩分補給にちょうどいい。
ペロっと行ってしまいました。
これサービス!と女将さんがコーヒーを。
食後の一服をしながら、お隣のリドレー乗りの方に、
「どちらに行かれて来たんですか?」
と、訪ねると
「仁田山を登って、その後、竹寺も登って来ました」
「僕は今から竹寺なんです」
「ああ、残り500mの看板が見えてからがキツいですよ」
と、ヒルクライム談義。
そして、実は同じフェニックス乗りだと伝えると、
ツールドフランスのグライペルの話に。
「最後の最後に勝てて良かったですよね」
近所でも仕事場でも通じない、ロットのトレインとグライペルの話を
この山奥で熱く語り合う。
なんか不思議な感覚です。
その方も先週、仁田山を登り竹寺も行こうか迷い、パスしたので、
今週、竹寺リベンジだとか。
奇遇ですね。
人見知りのクセに、山に来ると、どうしてこんなに積極的に話しかけてるんだろう。
でも連絡先とか聞かないのもいいのかと思う。
「また、どこかの峠でお会いしましょう」
一期一会な感じで。
いろいろと親切にしていただいた女将さん。
帰りに、スタンプカードを貰ってほしいと懇願されました。
1か月以内に来店すると、100円引き。
スタンプが20個溜まると、好きなうどんがサービスに。
「それまでに潰れたらごめんなさいね」
と、ゆずの庄ギャグなんでしょうか?
いいキャラで話し好きの女将さんでした。
子の権現や竹寺を制覇した方!
ゆずの庄で、うどんいかがですか?
■ゆずの庄
■埼玉県飯能市大字南801
■営業:11:00~15:00
■定休日:火・水
(冬季はは、12月後半から3月頭まで冬休み)
■場所はこのへん