世界三大レースの一つ「ジロ・デ・イタリア」が開幕しました。
第1ステージはチームタイムトライアル。
オリカ・グリーンエッジが19分26秒(平均時速54.34km/h)のトップタイムで優勝。
個人総合首位のマリアローザは、サイモン・ゲランスに。
新人賞のマリアビアンカは、マイケル・マシューズとなりました。
この中継をしているJ-sportsさんは、今年のグランツール、
弱虫ペダルからロードバイクに興味を持った人達にも、
リアル・ロードレースに興味を持ってもらいたいという事で、
弱虫ペダルとコラボした、「グランツール観戦塾」というサイトを立ち上げました。
実は、ここでの選手紹介などを僕が書かせてもらっていまして、
今泉ファンにお勧めとした、マイケル・マシューズ。
スコットってだけじゃねーかなんても言われましたが、
新人賞のマリアビアンカですよ。
今泉(ファンにお勧め)が新人賞ってのも、
ファンは興奮して頂けたんじゃないでしょうか。
個人的には、始めてグランツール観る弱ペダファンの方が
平坦ステージでのグライペルのスプリント見て、
「おお!田所!」ってなってくれたら嬉しい。
ジロはキッテルも、カヴェンディッシュも来てないから、
グライペルの見せ場は多いと思うし。
まあ、グランツール3つを見渡して、
主要選手と、主要キャラクターと平均的にピックアップして、
主要エピソードとつなぎ合わせなければならなかったので、
正直、多少無理がある部分はあるけど、
初心者が見た時に、キャラと重ね合わせるきっかけになれたら嬉しいです。
ところで、今回のジロを観ていて思ったのは、
タイムトライアルに使われたサンレモのコースが、自転車道って、スゲーなと。
日本にも、こんな自転車道欲しいぞ!
…と、思ったら、これは鉄道の廃線跡を利用したサイクリングロードなんですね。
そういえば、最近、話題の筑波の「りんりんロード」も廃線跡地だったよな。
…なんて調べてみたら、日本にも結構あるんですね。
ざっと主なところで言うと。
■つくばりんりんロード
茨城県土浦市の土浦駅と茨城県西茨城郡岩瀬町(現・桜川市)の岩瀬駅を結ぶ
筑波鉄道筑波線の廃線跡、正式名称は桜川土浦自転車道
■片鉄ロマン街道
岡山県の備前市から,柵原町までを南北に結んでいた鉱山鉄道、片上鉄道の廃線跡
■メイプル耶馬サイクリングロード
耶馬溪鉄道跡を活用したJR中津駅から山国町守実まで約36キロのサイクリングロード
■手取キャニオンロード
北陸鉄道金名線跡を利用したサイクリングロード、正式名「石川県道302号線手取川自転車道線」。
そういえば、自分が走った事のある道もあった!
■野山北公園自転車道
羽村山口軽便鉄道は、村山貯水池や山口貯水池のダム建設用砂利を
運搬する目的で設けられた工業用鉄道の廃線跡地
羽村から多摩湖に向かう道。
トンネルが結構怖いっす。