世間では2月14日は、バレンタインデーという浮かれモードの日ですが、
自転車乗りにとっては、マルコ・パンターニの命日。
しんみりとさせる日です。
僕がロードレースを好きになるきっかけとなったのが、この選手。
GIOSに乗り始め、自転車で遠乗りをはじめ、
アップダウンの克服を考え出した頃、
驚異的なスピードで、山岳ルートを、下り坂のように登る選手に衝撃を覚えました。
以降、夢中になって動画をあさり、
ついにパンターニが優勝した1998年のツールドフランスのDVDまで購入。
山岳の王者はその後、ドーピング問題で、
マスコミ、果ては親類縁者からも孤立し、孤独な死を遂げます。
それでも嫌いになれないんだな。
僕をロードレース好きにしてくれた人である事には間違いがない。
今、アニメの「弱虫ペダル」が人気を呼んでいますが、
あの主人公小野田坂道もクライマー。
腐女子の人が好きな、東堂&巻島のライバル対決、東巻もクライマー。
もし弱虫ペダルが好きな人で、本物のロードレースを見たことな人、
ぜひ、下の動画をご覧下さい。
当時ツールドフランスがフジテレビで中継していた頃の総集編。
「英雄たちの夏物語98ツール総集編」
パンターニが優勝した年の回が、全部You Tubeにあがっていました。
ナレーターは情熱大陸の窪田等さん。
わかりやすく自転車乗り達のドラマを導いてくれます。
まずは、最初の動画の10:39付近、予告編代わりに、
ここでパンターニの登りをご覧下さい。
それで興味を持ったら、最初から見直すとドラマを感じる事が出来るでしょう。
英雄たちの夏物語98ツール総集編 1/6
英雄たちの夏物語98ツール総集編 2/6
英雄たちの夏物語98ツール総集編 3/6
英雄たちの夏物語98ツール総集編 4/6
英雄たちの夏物語98ツール総集編 5/6
英雄たちの夏物語98ツール総集編 6/6
>ジョニーさん
登りをあんなに早く登れるなんて衝撃でした。
今、登りをみてもあんなに早く見えないんですよね。
イメージなんでしょうけど。
ロケットのような山岳アタック、印象的です。
パンターニ、魅力的なレーサーでしたね。僕も好きです。最初はそんなに魅力を
感じなかったんですが、落車したあとに泣きながら乗り続ける様をみてスゴイと
思いました。
ドーピングやらいろいろとあったけど、記憶に間違いがなければ、ダブルツールを成し遂げた
最後のチャンピオンだったと思います。リスペクトしますよ。