京はやしや 西武池袋店(池袋)

抹茶パフェ発祥の地と言われる京都の京はやしや。昭和44年、当時流行っていたパフェに抹茶を使ってみようと考案。茶道でしか振る舞われなかった抹茶をスイーツにすることは、当時はかなり前衛的だったそうです。

その支店が池袋西武に。

石臼挽きの抹茶を使った、抹茶アイスに、抹茶ゼリーがメインなのだけど、個人的にはグラスの縁に並べられた抹茶わらび餅が美味しかったです。

抹茶なのにきな粉みたいな風味も感じられる不思議な感覚。

グラスの中のマンゴーは旬だからかな?と思っていたのですが、調べてみると、意外と抹茶とマンゴーの組み合わせのスイーツは多く、相性の問題なんでしょか?

東長崎の抹茶茶廊にも「抹茶ムースマンゴーソフト」なるメニューもありました。

ファミレスのパフェもいちごの季節を終え、旬のマンゴーに切り替える所が出ていますが、5月の新茶の時期に、抹茶とマンゴーの旬同士の組み合わせで、新たなパフェを出して来る所はあるのでしょうか?楽しみです!

パフェの小皿に添えられていたのは、箸休めのお茶の佃煮でしたが、しっかりとしょっぱかったです。パフェというより、お茶に合わせた方が美味しかったです。

セットのお茶は3杯とれるので、佃煮をちびちび頂きながら、楽しみましょう。デパートなのに農家の縁側っぽい。

■京はやしや 西武池袋店
■東京都豊島区南池袋1-28-1 西武池袋本店 8F
■営業
2021年4月12日(金)〜2021年5月11日まで
11:00〜20:00(ラストオーダー 19:15)月〜金 
10:30〜20:00(ラストオーダー 19:15)土日祝
■定休日:池袋西武に準じる
場所はこのへん
お店のサイト 

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南湯最後の日(江古田)

江古田ゆうゆうロードから少し入った所にある銭湯(現時点ではあったと過去形)南湯の最後の日に行ってきました。

この界隈では、桜台の久松湯が完全リニューアルして、サウナ付の銭湯に生まれ変わり、人気を呼んでいますが、昔ながらの形式の古き良き銭湯は、姿を消しつつあります。

今から12年前の2009年には、江古田駅北口の小竹浴場が閉店。残すは音大通りの浅間湯と、千川通り奥の江古田湯の2つのみになってしまいました。

入り口には、常連さん?からのお花も。

カウンターには奥様、そしてその傍らにご主人が立って「いらっしゃいませ」と、最後の日のお客さんを出迎えていました。どこか寂しそう。

お声をかけて写真を撮らせて頂きました。そして、入浴。

関東の銭湯は入った正面の富士山のペンキ絵などがある壁を背にするように湯船がある所が多いのですが、南湯は、男湯女湯の仕切りに沿って湯船がある関西風の作り。カランも縦じゃなく横に並ぶ方式。

江古田界隈の銭湯は湯船の温度が高い傾向にあるのですが、こちらは42度ぐらいでさほど熱くなく、のんびり入れます。たぶん一番熱いのは江古田湯で、46度ぐらいあるんじゃないでしょうか?

この日は最後の日という事もあり、割と混み気味。湯船が人で埋まるという現象も。毎日、こうだったらもう少し続いたのかもしれませんね。

帰り際、ご主人に「お疲れ様でした」と声をかけたら、深々とお辞儀をして送り出してくれました。

約60年、お疲れ様でした。

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