オデオン(板橋本町)

環七

このお店は近所に移転しました

約一週間前、お盆の終わりに行ったカフェの事を書くのを忘れていました。
自転車乗りって、当時の気温とかを肌感覚で覚えていて、
写真を見ると、思い出します。
あの時、あんなに暑かったんだよな。

だからたったの一週間で、こんなにも秋が近づいている事にも気づかされます。

お盆でガラガラの環七を走り、向かったのは赤羽方面。

赤羽

普段は、姥ヶ橋の交差点近くから、住宅街を抜けて赤羽方面へと向かいます。
ここが一番、赤羽で坂がないルート。
今回は、この路地を入らず、一つ北側の路地へ。

オデオン

ここに、町工場をリノベーションしたカフェがあります。
ODEON shokudo&cafe。

実は友人がこちらのツイッターをフォローしていて、
聞いたら、知り合いがオープンさせたカフェらしい。
で、行ってみる事に。

駅的には板橋本町が最寄りだけど、大きく分けると、赤羽とか十条エリア。
近くに、西が丘サッカー場もあるしね。
実は、この付近に住んでいた事もあるので、ちょいと懐かしいエリアなのです。

自転車

お店野前にはロードバイクが二台。
僕と同じようにチャリカフェしている人がいました。

店内

町工場をリノベーションした店内は、天井が高いです。
一階にも席があるのですが、お客さんがいたので、空いてる二階席へ、
なかなか、いい味を醸し出しています。

ロコモコ

頂いたのは、ロコモコ。840円。
週末はランチセットがないので、別注文で水出しアイスオレを。
ライスにキノコソースの味付がしてあり、なかなか良いです。

岩淵水門に向かう際の、腹ごしらえルートになりそうだなあ。

このお店は近所に移転しました

■ODEON shokudo&cafe
■東京都北区西が丘2-5-14
■営業:
12:00~21:00(日祝)
12:00~15:00 / 18:00~21:00(火・木)
12:00〜18:00(水)
12:00~15:00 / 18:00~24:00(金)
12:00~24:00(土)
■定休日:月曜
場所はこのへん
お店のツイッター

岩淵水門

そして久々の岩淵水門。
この頃は、気温的にはまだ35度前後の頃。
だけど、風が吹いていたので、暑涼しいという感じだったのを覚えています。

バーベキュー

バーベキュー場の人達も、テント必須の日差しだったしね。

だるま家

こっち方面に来たついでに覗いてみた、十条のだるま屋餅菓子店。
天然氷のかき氷のお店で、蒼井優ちゃんも通ったお店としても有名。
お盆なのでもしや空いているかもと思ったけど、甘い考えだったようで
ご覧の通りの大行列なので、断念。

前を通った男のコが子供用のロードバイクにまたがっていて、
チームスカイのユニフォームを着ていました。
熱かったあのツールドフランスもちょいと思い出して、
この夏の思い出が走馬燈のように…。

去りゆく夏に、ちょっとセンチメンタルな気分になっちゃいました。

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珈琲屋らびっと(東武練馬)

らびっと

番組で取り上げる映画を観るために東武練馬へ。
その前に時間があったので、街をぶらぶらしてみる。

初めての街を探索するのに、自転車はホント最適な乗り物です。
徒歩よりも路地をくまなく廻れるし、
気になった物があれば、すぐに戻れるし、パっと降りられる。

で、東武練馬で気になって、自転車を降りたのがこちらのお店。
珈琲屋らびっと。

スクーター

最初は、骨董品とか古道具のお店かと思った訳ですよ。
お店の中にノスタルジックなスクーターが駐まってる。
あれ?これラビットじゃないですか。
ああ、だから店名が「らびっと」なのね。

ラビットスクーターとは、今のようにバイクメーカーが、
ホンダ、ヤマハ、スズキ、カワサキの4社に絞られる前、
富士重工業つまりスバルが作っていたスクーターです。

ALWAYS三丁目の夕日なんかを観ると、
ノスタルジックな乗り物として、
ダイハツオート三輪などと一緒に走っていたりします。

僕らの時代は、動物名のバイクといえば、
モンキー、ゴリラ、ダックスの時代で、
リアルラビット世代ではないけれど、
観るだけで懐かしい感情が湧いてくるのはどうしてでしょう?
そのフォルムなんでしょうか?

ちなみに、白い洗濯機のように見えるのは、ジュークボックスね。

店内

よくレトロな看板をかざって、昭和テーマパーク風にしているお店がありますが、
ボンカレーだったり、オロナミンCだったり、
由美かおる アース渦巻だったりと、わかりやすいアイコンが並べられるのだけど、
ここは、ご主人の趣味と思われる物がたくさん。
車やバイク関連の物もあるし、トイレにはマルキンの自転車の看板も。

だから、好きな人が「ああアレ!」と一つ発見すると、
それにまつわる物が次々に見つかります。
宝探しみたいな感覚で、楽しい。

珈琲

頂いたのはキリマンジャロ450円。

映画やマンガみたいに時間を止めることは出来ないけれど、
ゆったりとした時間を感じる事は出来ます。
ご主人が一杯ずつハンドドリップしてくれる珈琲がを頂きながら、
この空間に流れる空気感に身を委ね、
たまには、体内時計をゆるめてみてもいいかもね。

■珈琲屋らびっと
■東京都板橋区徳丸3丁目13-10
■営業:10:00~23:00
■定休日:水曜日
場所はこのへん

ワーナーマイカル

さて、僕が観に行った映画はこちら「最強のふたり」

パラグライダーの事故で首から下が麻痺してしまった富豪の男と、
介護役として男に雇われた刑務所を出たばかりの黒人青年の交流を、
笑いと涙を交えて描く実話がもとのドラマ。
まったく共通点のない2人は衝突しあいながらも、
やがて互いを受け入れ、友情を育んでいく。

派手さはないけれど、じんわり、じんわり心に来る映画。

観終わった後に思ったのは「正しい」って何だろうという事。
人は良く「よかれ」と思って、自分が思う正しさを人に押しつける。
僕も時々そういう間違いをおかす。

親は子供のためを思っての発言や行動だったハズが、
いつしか自分の叶えられなかった夢を押しつけていたり。
震災後は、何でも自粛が正しいと主張する人達であふれた。
そして、だいたいそういう人達の選択は、
「正しい」と「正しくない」の2択しかない。

それ意外の「でも楽しい」とか、
そういう選択肢は、はなから排除されてたりする。

この映画では、世間一般では「正しくない」方が、
結果として、障害者である彼の人生を生き生きとさせた。

そして思った。
「よかれと思って」って、ホントに難しく、
気をつけないといけないなと。

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