ソークス(中目黒)

東北沢

自転車で中野通りを南へ。
井の頭通りを越えた所から東北沢にかけて、
大がかりな道路拡張工事が行われていました。

中野通りの続きを拡張中という感じ。
現在は、井の頭通りから、小田急線の東北沢駅の横を抜けて、
駒場までを工事中。

この道は、東京都都市計画道路補助26号線ともいうし、
東京都道420号鮫洲大山線とも言います。

環六の山の手通りと、環七をの間を縦に走る道で、
板橋区の、大山の水道タンクの道、中野通り、笹塚の脇の道、東北沢と来て、
ここで道は途切れているのですが、
将来的には、松蔭学園の脇を抜け、
三宿のゼストがある通りにつながる予定となっています。

映画、三丁目の夕日みたいに、
オリンピックを迎える前に、
東京の街が突貫工事で作られていったのに比べれば地味ですが、
今も東京の街は作り続けられています。

あそこと、あそこが繋がるのか…とか思いながら、
完成予想図を見るとワクワクするのは、僕だけでしょうか?

北沢緑道

池の上の駅の脇を通って、淡島通りの淡島交差点へ。
中野通りの続きは、坂道を登っていくコースなのですが、
今回の目的地は、中目黒なので、
その脇にある北沢川緑道に進路を取りました。

北沢川は目黒川の支流なので、これを辿れば中目黒へ。
お得意の暗渠めぐりコースです。

自転車レーン

池尻大橋側は、歩行者と自転車に分けられているので、
歩行者は安心ですね。
今回はミニベロなので、ここをゆっくりと走ったけど、
道幅もせまく、すれ違いはちょっぴり危険。

大橋ジャンクション

246を越えると、大橋ジャンクションが!
今も工事中だけど、これも近年の巨大建築物の一つですね。
売り文句は都市型のコンパクトなジャンクションだけど、
これ一つで、ほぼ国立競技場と同じ大きさなんですよ。奧さん!
この地下には、自転車用の駐輪場も作られていました。

目黒川

目黒川沿いに来ると、カフェの看板が山ほど立っています。
さすがカフェ天国、中目黒。

チャリ部

その中目黒で待ち合わせしたのは、
ツールドちばを一緒に走ったbayfm自転車部の2人。
相川友希ちゃんと、中村愛ちゃん

自転車熱が下がらないように、
一緒にチャリカフェをしようと言っていたのですが、
今回は、僕がどうしても行きたいカフェがあったので、
中目黒までチャリで来て貰いました。

自転車雑誌の皆さん!ぜひぜひ、彼女達を使ってください。

■相川友希…自転車の他、RUN、バスケットなどスポーツ万能系なので、
チャレンジ系は彼女がオススメ
■中村愛…自転車の他、カフェめぐりや、
日本トイレ協会会員でトイレめぐりが趣味など
おもしろポタリング系は彼女がオススメ

ソークス

さて、お目当てのカフェというのがこちらのSOAKS(ソークス)。

映画「桐島、部活やめるってよ」でファンになった
松岡茉優さんという女優さんがいるのですが、
今、彼女は、いろんな監督から引っ張りだこ。

その彼女を起用し、
GANTZとか、来年公開となる、図書館戦争を撮る監督、佐藤信介さんが、
自ら主催するAngle Picturesで、
わずか1分足らずの映像を毎週2回配信し、全15回程度をつなぎ合わせ
1つのストーリーにするというムービーを公開していたのですが、
そのミニムービーに出て来たのが、こちらのお店です。

毎回、台詞無しのサイレントムービーで、
女のコの心の動きを描いて行きます。

6話はこちらの店内で撮影されています。

チャリ部

そのお店で、ムービーと同じく、ドーナツを。

ドーナツ

ドーナツも色々種類があって、
僕が選んだのは、プレーン、150円。
相川友希ちゃんは、ゴボウ、160円。
中村愛ちゃんは、ショウガ、180円。

どれも美味しいけど、インパクトのあったのは、ショウガ。
一口含んだだけで、ショウガの香りがふわっと広がります。

ラテも種類があって、僕のはむらさき芋ラテ、600円を。
泡の上にむらさき芋のパウダーが振りかけられているのだけど、
口をつけると芋の甘みが。

女子2人も、ココは美味しいと大感激!

いつもは、お一人様上等のチャリカフェなんですが、
今回は美女2人と、チャリカフェしちゃったぜ〜!

よーし!この調子で、チャリカフェ女子増やそう!

■ソークス (SOAKS)
■東京都目黒区上目黒1-5-10
■営業:10:00~23:00
■定休日:無休
場所はこのへん
お店のサイト

中の橋

松岡茉優さんが登場する
mini Movie vol.1 ‘NOTE’ は、
迷っている女のコの話。
この橋からはじまって、この橋で終わるショートストーリー。

mini Movie vol.1 ‘NOTE’ 1話から見る方はこちらから

P.S
実は僕もその昔、写真の代わりに、
自分の1日の1分だけを動画で記録するという事を考えた事があって、
だから、何となくこの企画に惹かれてしまったのです。

ツイッターは、140文字だけど、1日は1440分。
これはある夏の日、僕が過ごした、1/1440。

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カフェ酒茶kanetanaka(白金台)

目黒川

今月、10月いっぱいで長期休館してしまう東京都庭園美術館。
今回を逃すと、少なくとも3年は見られなくなると聞いて、
その前に行っておこうと、目黒川沿いを通って向かいました。

中目黒の付近は、こうして自転車文化が浸透していて、
いろんなお店の前にバイクスタンドが置かれています。
やっぱりピストが多いですね。
4台中1台にブレーキがついていませんでした。
ダメだよ、つけなきゃ。

ロケ地

そういえば、以前、カフェ映画として
蒼井優ちゃん主演の「洋菓子コアンドル」を紹介しましたが、
その時に、あれはロケ地は中目黒だねと書いたせいでしょうか、
「洋菓子コアンドル+ロケ地」で検索してくる人が多いです。

なので、今回はついでにロケ地の写真も撮ってきました。
目黒川にかかる緑橋のたもと。
映画の中ではケーキ屋さんだった建物は、ネイルアートのお店になっていました。
場所はこのへん

コンビニ

川沿いにはコンビニのスリーエフの新業態「gooz(グーツ)」がありました。
パンや弁当、コーヒーなど店内での作りたてにこだわったお店で、
コンビにとファストフード系カフェの中間のような位置づけ。
お店の前にテラス席もあるので、コンビニ飯もオシャレ風に見えます。

目黒川

目黒通りの目黒新橋から見た、目黒川。
この1年、北十間川越しに見えるスカイツリーの写真を多くみていたせいか、
こうしてみると、ゴミ焼却場の煙突もなんだかスカイツリーっぽく見えて来ます。

東京都庭園美術館

でもって、やって来ました東京都庭園美術館。
お目当ては「アールデコの館」。

cafe 茶洒 kanetanaka

※このお店は閉店しました。

その前に、併設されているカフェでランチ。
こちらは美術館の入場料を払わなくても利用出来ます。
「cafe・茶洒・kanetanaka」。
茶酒と書いて、「サッシュ」と読みます。
老舗料亭「新ばし金田中」が手がけるお店です。

ランチ

ランチは、牛ロース焼肉丼と翡翠麺のセット、1365円。
サラダか茶碗蒸しが選べたので、茶碗蒸しをチョイス。

この日は着物を着たおばさま達が多く、お上品なランチという雰囲気だったのですが、
味もお上品。
そこいらの牛丼とは訳が違います。
翡翠麺も茶碗蒸しも、程よい味付けで、ある程度年齢が行った人向けですね。

アイスコーヒー

ドリンクもついて来たので、アイスコーヒーに。
緑に囲まれオープンテラスの気持ちいいカフェなのですが、
このたび、東京都庭園美術館が長期休館する事に伴い、
こちらのカフェも、今月10月一杯で閉店してしまうことに。
ロケーションがいいだけにもったいない気もしますが…残念です。

■Cafe 茶洒 kanetanaka (カフェ・サーシャ・カネタナカ)
■東京都港区白金台5-21-9 東京都庭園美術館内
■営業:10:00~22:00
■定休日:年末年始
場所はこのへん
お店のサイト

東京都庭園美術館

腹ごしらえしたところで、本題の東京都庭園美術館へ。

皇族である朝香宮家の邸宅として、昭和8年に建てられた建物で、
戦後の一時期、外務大臣・首相公邸、国の迎賓館などとして使われたりもしてきましたが
昭和58年から美術館として新しく生まれかわりました。

ただ古い建物ですので、修復と改修工事の為に、
10月一杯をもって、長期休館する事に。
再開時期は、まだわかっていません。
なので、時間がある人は今のうちに観ておくのがいいでしょう。

フランス人のデザイナーや建築家が手がけ、
ヨーロッパの装飾美術を席巻したアール・デコ様式でまとめられています。

看板

普段は撮影禁止ですが、この時期だけは撮影OK。
これもチャンスです!
ただし、三脚とフラッシュ、階段での撮影は禁止。

香水塔

こちらは香水塔。
塔の上に香水を入れ、照明器具の熱で香りを立たせるように設計されたもの。
その昔からアロマポット的なものはあったんですねえ。

ペンギン

こちらのペンギンの置物だって、ロイヤルコペンハーゲン。

大広間

庭園を望む大客室。

大食堂

こちらは大食堂。
ここで優雅なお食事をしていたんでしょうねえ。

書斎

二階へまわって、こちらは書斎。
羨まし−。

ベランダ

通常は公開されていないのが、このベランダ。
というのも、企画展が行われている時は、部屋の照明で演出する為に、
明るい光が入らないように、ベランダは厚い布で遮断されているのです。
今回は建物自体を見せる企画展なので、特別に公開されています。

バルコニー

バルコニーからは、ご覧のような風景が。
セレブですねー。

ウインターガーデン

こういう洋館は天井が高いために、冬場はとても寒く、
その為、温かくなるように設計されたウインターガーデンという部屋も。
観葉植物などを育てられるように作られたものですが、
温室として、日向ぼっこ的な過ごし方もされたようです。
昭和初期の作りとは思えない、カフェのような雰囲気です。

中庭

逆に北側には、夏場に涼しく過ごせるように設計された、中庭がありました。

芝生広場

やはり、東京都庭園美術館という名前の通り、お庭が見事です。

日本庭園

茶室のある日本庭園もあれば…。

西洋庭園

花に囲まれた西洋庭園も。
いあや、優雅な気持ちになりますねえ。
たぶん、女性の皆さんは妄想お姫様になりきって、
館内や庭園を散策していたんじゃないでしょうか?
年配のお客さんが多かったのですが、その中にいた若い女のコのお客さん、
ゴスロリチックな格好をしてた。
あのコは、絶対そうだと思う。
下妻物語の深田恭子っぽかった。

守衛室

東京都庭園美術館の自転車置き場は、チケット売り場の前の広場なんだけど、
僕みたいなスタンドがない自転車は、立てかけられる場所がありませんでした。
それを見た、守衛さんがいい人でね、
「守衛室の裏にどうぞ。見ててあげますから」
と、止めさせてくれました。

自転車を取りに行ったとき、守衛室の上の木に向かって
「ガーちゃん大丈夫だよ〜」
と、話しかけていました。
何をしているのか聞いてみたら、この上の木にカラスが住み着いているのですが、
人見知りらしく、知らない人が来ると、慌てて逃げ回るのだそうです。
「もう3年ぐらい一緒にいるからね、勝手に名前つけて、可愛がってるの」
と、守衛さん。

ちょっと待てよ…。
10月一杯でこの美術館は、長期休館。
という事は、この守衛室はどうなってしまうのでしょう?
あのカフェのように、こちらもお役目を終えてしまうのでしょうか?
すると、守衛さんとガーちゃんは、離ればなれになってしまうのでしょうか?

そう想像したら、ちょっと切なくなってしまいました。

さようなら、ガーちゃん。
さようなら、守衛さん。
どうぞ、お元気で。

■東京都庭園美術館
■東京都港区白金台5-21-9
■開館:10:00〜18:00
■休館日:第2・第4水曜日
場所はこのへん
オフィシャルサイト

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