不純喫茶 ドープ(中野)

「諸説あります」はチコちゃんの常套句で「スタッフが後で美味しく頂きました」ぐらい保険として使われている言葉です。

でも「純喫茶」の「純」の意味は、本当に諸説あって、アルコールを出せるか出せないかの違いとか、「飲食店営業許可」と「喫茶店営業許可」の違いとか、ずーっと遡って、大正時代にカフェと名乗って女性にキャバクラ的サービスをさせるお店が出現したので、それとの差別化とか、いろんな説があります。

意外に素朴な疑問のようで、正解の裏取りが出来ないので、結局「諸説あります」となりがちな話題です。

さて、こちらは「不純喫茶」を売りにするお店「ドープ」。

インスタ映えを狙いに行くような輩が多いから不純なんでしょうか?それとも夜はスナックに業態替えするので不純なんでしょうか?

その前に、ご注意を。

まず、こちらのお店、現金がいっさい使えません。使えるのは電子マネーとクレジットカードのみ。

よく郊外の街道沿いのラーメン屋さんが、夜中に窓ガラスを割られて盗難にあったとか、コインランドリーの両替機が破壊してお金が盗まれたりというニュースがありますが、電子マネーオンリーだと、お店に釣り銭や売上金を置くリスクが減るので、防犯上はいいでしょうね。

あと、電子マネーで、全て自動で銀行口座に記帳されれば、会計ソフトなどを使って自動で帳簿が出来るので、楽っていうのもあるのかもしれません。

その昔、中野腐女子シスターズという、中野のサブカル女子をテーマにしたアイドルグループがありましたが、僕が行った時間帯はそんな感じのお客さんが多かったです。

髪がピンクとかゴスロリとか、男装に近い感じの方もいましたね。外国人の方が喜びそうな、ザ・中野がありました。

頂いたのは、クリームソーダと昭和プリン。やっぱ映えますねえ。この写真から、インスタでウケたいオーラが出まくりですね。不純な動機バリバリです。

■不純喫茶 ドープ
■東京都中野区新井1-9-3 グレースヒルTMY 2F
■営業:12:00~23:00
■定休日:不定休
場所はこのへん
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マロロガ バワン(新井薬師)

走ると風がここちよく、自転車にぴったりの季節、秋だなあと感じました。

ところが一般的には「今日は暑いね」とか「寒いね」など気温の話はよく出ますが、具体的にこんな事で季節を感じたという話はあまり聞きません。

僕の場合は、フルーツパフェで季節の果物を知るというぐらいでしょうか。というか、旬の味を知るという理由をつけて単に食べに行っているだけなんですけど。パフェ評論家の斧屋さんのTwitterを見ていたら、美味しそうなシャインマスカットのパフェが載っていて、どこだ?と思って見たらデニーズでした。「デニーズ頑張ってる」のコメント付きで。よし、デニーズにも行こう。

花と言ったら秋はコスモスと曼珠沙華。これもサイクリングで通った河原で見る風景。

そういえば、埼玉の飯能にある、曼珠沙華が一面に咲く巾着田。コロナで人が集まらないように、全部刈り取られてしまったそうです。悲しい。

身近な所で、哲学堂公園は、春の梅と桜が有名ですが、秋はどうなってるんだろう?と覗きに行きました。

「あの日見た花の名前を僕たちはまだ知らない」というアニメがありましたが、この日見た花の名前を僕はどれも知らない。

秋の草花を寄せ植えにしているのでしょうが、知らないもんですねえ。これをパッと見て、何種類ぐらいの名前がわかりますか?

僕は左下のを見て「マーガレット?」と思ったけど、マーガレットって白ですよね。黄色のマーガレットってあるの?

そこで、iPhoneの花の写真を撮ればAIで名前を表示してくれるという「PictureThis」を使って、調べてみる事に。最初はコレ!

写真を撮ると、「日々草」という表示が。百日草という名前は聞いたことがありますが、日々草は初めてです。なるほど。

と園内を回っていると、答え合わせのある寄せ植えがありました。

先ほどの黄色い花(右から2列目中段)の名前は、「ジニア」。そこで「ジニア」でググってみたら「百日草とも呼ばれる」との事。これが百日草なのか〜。

日常でサイクリングしていた頃は、こうして目に見える風景のあれこれに興味を抱いていたのですが、不要不急のお出かけ自粛と言われつづけてから、そういう視点忘れてたなあ。まだ、遠出はダメなのかな〜?荒川サイクリングロード、走りたいなあ。

今はこうして近場のポタリングばかり。今回は新井薬師の「マロロガ バワン」へ。

テレワークが多く、自転車で近所の美味しいお店を探すのが、唯一の楽しみと言っていた知り合いが、「ここ旨いっすよ!この付近のカレー屋でダントツ!」と教えてくれたお店です。

その彼も、プアハウスの極辛カレーが無くなって、カレー難民となっている一人。プアハウスとは方向性違うけど、ここもなかなかとの事で、期待して向かいました。

頂いたのは2種類のカレーセット、900円。

チョイスしたのは、一番辛いとされていたアンドラチキンと、キーマ。

ご主人は、カレーの名店エリックサウスで修行された方だそうです。あちらも辛いアンドラチキンが人気メニューの一つなので、その流れを汲んでいるのでしょうね。確かに辛いですが、旨味がじんわりと。このチキンは日替わりになる模様です。

そしてキーマが旨い。ほとんどスープなしの粗挽きの挽肉で、ドライカレーに近い食感。それでいてピリっと辛くスパイシー。

ちなみに。エリックサウスというと、大久保のスパイシーカレーの魯珈の女性店主もこちらの出身。魯珈は人気が集中しすぎてまだ行けていないのですが、しばらくはこちらにお世話になろうかなと。

あと、要町のかえる食堂ね!もう1店ぐらいあると、ローテーションが出来るのだけどなあ。

■マロロガ バワン (MAROLOGA Bhavan)
■東京都中野区新井1-35-12
■営業:
11:00~15:00(火〜土)
17:00~21:00(火〜土)
11:00~18:00(日)
■定休日:月
場所はこのへん
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