同心房(江古田)


お盆ですけど、あいかわらずコロナの影響で岩手には帰れません。近所の抗原検査、PCRで陰性でしたが、地元はこれまでの最高感染者の記録で、帰省する人が増える事にビビっている人が多く、帰れる雰囲気じゃありません。

そういう訳で江古田で岩手っぽい物を食べようという事に。

同心房の表のメニューに「じゃじゃ刀削麺」がありました。


「じゃじゃ麺」というと、わんこそば、盛岡冷麺と並ぶ、岩手三大麺として「ケンミンショー」などでよく取り上げられますが、正直、同じ岩手でも盛岡市民以外は、どれもそんなに食べません。じゃじゃ麺に至っては、今回が人生初なので、これが盛岡と同じ味なのかどうかも確かめようがありません。

まあ、でも岩手っぽいと言うことで食べて見る事に。890円。


ところで、韓国では学生が卒業式の後に「ジャージャー麺」を食べるという風習があるようです。K-POPのTWICEというグループのダヒョンというメンバーが高校の卒業式の時のインタビューで「メンバーとジャージャー麺食べたい」と言っていたので知ったのですが、「じゃじゃ麺」とはどう違うのか?調べてみると、ジャージャー麺は中華麺で、じゃじゃ麺はうどんのような麺との事。

刀削麺なので、このような太麺なのですが、こちらのメニューには「細麺も選べます」と書かれています。もし細麺が中華麺だとしたら、「じゃじゃ麺」が「ジャージャー麺」に変身するのか?それとも、普通のうどんのような細麺で「じゃじゃ麺」のままなのか?そんな余計な事を考えながら頂きました。

甘辛い肉みそが、不揃いな刀削麺に絡まり、舌触りやのど越しが楽しいです。

しかし量が多いなあ。大盛もあるけど、小盛りも欲しいところです。

■同心房
■東京都練馬区栄町30-2
■営業
11:30-14:30
17:30-24:00
■定休日:なし
場所はこのへん

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韓尚宮 (東長崎)


最高気温35度の日々が続いていましたが、今日はそれより5度近く気温が低く、30度前後なのと風が吹いていたので、なんだか涼しく感じてしまいました。

自分はこの気温差というのに本当に弱くて、猛暑に気を張っていた体が、急に気を抜いたのか、夏バテのようなダルさに。一般的には「寒暖差疲労」というそうですが、こういう時は、食で体に活を入れるというのが、自己流の対処療法。

夏場に熱い韓国料理を食べに行く事にしました。6月の季節外れの猛暑での気温差の時には、同じく東長崎のサムシセキで、参鶏湯を頂きましたが、今回は、同じく東長崎に新たに出来たばかりの韓国料理のお店、韓尚宮へ。韓尚宮(ハンサングン)とは、「チャングムの誓い」などにも出てくる女官の称号です。


お店はシンプルながら、色使いはPOPな感じ。最近は韓国料理に限らず、ベトナム料理とか、アジア系のお店はこんな色使いの所が多いですね。


さて、今回頂くのは「テールコムタン」のセット、1080円。

韓国には「以熱治熱」という四字熟語があり「暑い時には熱いものを食べて乗り切ろう」という民間療法なのですが、以前食べた参鶏湯や、今回のコムタンも、その時に食べられる熱い料理。


テールコムタンは牛のしっぽを長時間煮込んで作るスープで、コムタンは「よく煮込んだスープ」という意味です。

韓国料理には珍しく唐辛子を使わない料理で辛くはなく、牛骨から出た旨味がマイルドで奥深い感じ。とはいえ、胡椒が効いているので、じんわりじんわりと汗をかいてきます。この汗をかくことで、狂っていた体内のセンサーが正常にリセットされたような気分になれ、プラシーボ効果ですっきりします。

この暑さの峠は来週の火曜日らしいですが、その前にも台風で気温差が生まれるので、体調をくずす前に、自分なりに先手を打てた気がします。

■韓尚宮 (ハンサングン)
■東京都豊島区南長崎5-24-17 エンゼルハイツ 1F
■営業:
11:30-14:30
17:00-22:30
■定休日:なし
場所はこのへん
お店のInstagram

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