トンカツおそめ（江古田）

先週の孤独のグルメは、府中の「わらじトンカツ」でした。僕が担当する番組のDJ&スタッフは、グルメドラマが好きで、今シーズンは、孤独のグルメと、志田未来さん主演の「下山メシ」を追っています。

孤独のグルメに出て来た「わらじトンカツ」は、肉屋さんが経営しているお店という事で、厚くて大きいトンカツでしたが、「わらじトンカツ」の名前を聞いて思い浮かんだのは、秩父の名物の薄い方。輪行で秩父に行くたびに、薄いわらじトンカツを食べているから、そちらの方が馴染み深い訳です。

そういえば昔、江古田の「おそめ」に、薄いバラ肉を重ねたミルフィールカツのような、サービス定食というのがあったなあと、行ってみる事に。

600円台だったサービス定食は無くなっていたのですが、千円を切る920円の「とんかつ定食」がありました。これを注文してみる事に。

こちらは低温で揚げているのか、ジャーという音はせずに、チリチリとゆっくり揚がっている音がしています。そして出て来たトンカツのお肉は薄めですが、低温のせいか、柔らかくて甘いです。若い方からすると物足りないのかもしれませんが、夜に炭水化物を抜く生活を続けているせいで、食が細くなって来ているので、これぐらいが丁度良かったです。そして求めていた薄めのトンカツ欲も満たす事が出来ました。

さて、リーズナブルな「とんかつ定食」も美味しかったので、日を改めて1300円のロースカツ定食も食べに行ってみました。お肉のボリュームも増える分、事前にご飯は少なめでと注文。カウンターの上に辛子は置かれていませんでしたが、「辛子使います？」と出してくれました。

ロースカツは厚みはありますが、あいかわらずお肉は柔らかかったです。サクっと歯切れが良いというか、簡単に噛みきれます。事前にお肉を叩いたり、柔らかくする仕込みをしているのでしょうか？チェーン店のトンカツを食べると、肉は厚いのですが、肉が固い事が多いのですが、ここのお肉は影で何か良い仕事がされてる気がします。

庶民的な感じのするトンカツですが、これはこれで好きだなあ。