自分の番組のDJに、落語家の林家たま平さんがいるのですが、その独演会が大江戸博物館であるといので両国へ。
落語にうとい人に説明するなら「こぶ平」、あの林家正蔵師匠の息子さんです。初代・林家正蔵、昭和の爆笑王・林家三平、こぶ平改め林家正蔵、そして、林家たま平と、落語界で4代続くというのは初めてという落語界のプリンスです。叔父さんには笑点の林家三平もおりますし。
落語が全くわからないという人に説明するなら、ドラマ「ノーサイドゲーム」の佐々コーチ役。あのドラマの頃には方々で「あ!佐々コーチだ!」と声をかけられたそうです。
そんな訳で、独演会まで両国の駅周辺をウロウロしていると、懐かしい文字が!Hobson’s!
ホブソンズと聞いて「お!」と思うのは、ある一定の年齢層でしょう。
バブル時に大ブームを起こし、バブル景気を示す歴史映像に使われることも多い大行列を作った アイスリーム・ブランド ホブソンズ。
若いコならタピオカ、アラサーならクリスピー・クリーム・ドーナツ、そんな一大ブームを昭和に巻き起こしたのが、ホブソンズなのです。西麻布が本店で、あの辺で遊ぶのがオシャレと言われていた時代。
懐かしくて入ってみる事に。
昭和な人間にとって、ホブソンズ=アイスクリーム屋さんなので、映えそうなメニュー写真で選んだら、ただのクレープだったという失態を。
ホブソンズがクレープもやっているという情報が、昭和の時台からアップデートされていませんでした。
そこで改めてアイスクリームを食べようと、お店の方に聞いてみると、この時期はピスタチオが人気との事。
たしかに、ハロウィンが終わると、クリスマス向けのイチゴを使ったデザートの彩りとして、赤×緑とピスタチオのアイスやクリームが多様されますもんね。本当の旬はいつかわかりませんが、なんとなく色味的に旬な感じになります。
もう、あの頃から食べていないので、味的に懐かしいという実感はないのですが、ホブソンズという響きだけでなんだかノスタルジックな気分にひったのでした。
■ホブソンズ 両国店(Hobson’s)
■東京都墨田区両国4-38-8 遠藤ビル 1F
■営業:10:30~19:30
■定休日:無休
■場所はこのへん
■お店のオフィシャルサイト