映画の後半、涙が止まりませんでした。悲しい涙でも、嬉しい涙でも無く、感動の涙です。厳密に言うと「感動」というより、ひたすらカッコ良く、カッコいいと涙が出るんだという事がわかりました。
僕はQUEENをリアルタイムで聴いていた世代なので、あの頃の音楽の裏にはこんな事があったのかと、感慨深く観る事が出来ました。当時はKISSとQUEENが人気を二分していて、僕はどちらかというとKISS派でしたが、QUEENのレコードも全部持っていました。KISSのライブは4回も行ったのに、フレディーが生きている間に一度もライブに行かなかった事が悔やまれます。
でもこの映画の中でフレディーは生きていました。フレディー・マーキュリー役のラミ・マレックが、途中からフレディーにしか見えませんでした。いや、他のメンバーも。僕が観ていたのは若き日のQUEENそのもの。
今のようにSNSが無い時代、彼がバイセクシャルである事は当時の日本には都市伝説レベルの噂として、うっすらと流れて来ましたが、イギリスでは好奇の目にさらされ、差別的な扱いを受けていた事も描かれていました。だからフレディーが苦悩し、挫折し、立ち上がった時、もう自然と涙が流れ始め、止まりませんでした。最後は映画の観客ではなく、1985年のLive Aidウェンブリーの会場のお客として奇跡を目撃した一員となっていたのです。
素晴らしい映画でした。出演者に感謝したいです。僕にQUEENを観せてくれてありがとう。
ユナイテッドシネマ1000円デーだったので普通のスクリーンで観たのですが、IMAXで観るべきだったなあ。4dxでも上映しているけどどんな感じなんだろう?少なくともあと2回は観に行きたいと思います。
こちらが予告編。
Queen – Live at LIVE AID 1985/07/13
こちらが本物のウェンブリーでのQUEENの映像。we are the championsの後の投げキッス。これがどういう意味を持つのか、映画の中で確認してください。
明日はとしまえんのレディースデイ(^_-)-☆
朝一の回、予約しました。
楽しみです。
私も観てきました!
ほんの数分ですぐ引き込まれました。
いやあ、、、なんかもう後半は切なくて涙が止まりませんね、私も次は4DXで観たくなってきました。