父親の三回忌の為、盛岡へ。東京の桜も遅れたように、本来なら満開のはずの盛岡城も、まだ蕾。
2年目なのに、なぜ三回忌かとか全く知らなかったのですが、亡くなった日を最初の忌日として数えるためで、
・亡くなった年=お葬式
・翌年=一周忌
・翌々年=三回忌(三周忌)
と3年連続して、法要が続くことになるのだそうです。
自分と弟は、似ているのですが、認知症がが始まってしまっている母親は、同じ顔が二つ現れ、最初びっくりしていました。自分が盛岡に来る事を知らせると、「いつ来る?いつ来る?」と、施設の方々に迷惑をかけてしまうので、知らせていなかったので、驚いたようでした。
そういうのが刺激になったのか、普段はなかなか名前が出てこない弟の名前も、すらすらと出てきて、逆に弟がびっくり。
お寺での法要も無事終わり、親戚とお食事会。いつもこういう行事の仕切りを人任せにしているので、食事代は払わせてくれと、カードで払ったのですが、安くてびっくり!一人分のお食事のセットが、定食なみのお値段でした。これだったら、現金でも払えたよ。
朝一で盛岡に行って、夕方の新幹線で帰る予定だったのですが、早めに全て終わったので、盛岡の街を散策する事にしました。
旧岩手銀行のビル。設計は日本銀行などを手がけた、辰野金吾。2012年までは、岩手銀行の中津川支店として使用されていましたが、現在は、記念館に。
旧岩手銀行ビルの並び、中津川の川沿いにあるのが、喫茶店の「ふかくさ」。夏になると、青々とした蔦の絡まる外観になるそうですが、今はまだ、春になる前の景色。
ケーキセットは、500円。確かに添えられたミカンは缶詰だけどさ、きちんとサイフォンで淹れられたコーヒーとケーキがセットで500円て。やっぱり盛岡は物価が安いんだなあ。
窓から見える中津川の流れを眺めながら、しみじみ。父親との思い出。認知症になる前の母親。自然。今の仕事が岩手で出来たらなあ…とか。新幹線の時間まで、現実逃避しました。
■ふかくさ
■岩手県盛岡市紺屋町1-2
■営業:
11:30~15:00
17:00~23:00
12:00〜17:00(日祝)
■不定休
■場所はこのへん