オーストラリアで行われるツアーダウンアンダーの前哨戦、
クリテリウムのピープルズチョイスクラシックが行われました。
UCI非公認であり、顔見せ的なレースなにもかかわらず、
開幕の験担ぎと、高速コースで、つい皆が本気出しちゃうレース。
ロット・ベリソルからチーム名の変わったロット・ソウダルは
例年、アンドレ・グライペルで勝負し、勝利をもぎ取ってきたのですが、
今シーズンは、グライペルはツアー・ダウンアンダーには出場せず、
2月のレースに出場する模様。
主力を2つに分け、月交代でレースを狙って行く方針のようです。
なので、それぞれ選手は、調整や休養を含め、隔月でレースに出る事になります。
んー、でもグライペルのダウンアンダークリテ見たかったなあ。
レースの方は、ジャイアント・アルペシンのマルセル・キッテルが勝利。
やはり、今、一番のりにのってる選手。
今年も強そうだなあ。
モビスターのフアンホセ・ロバトが2位になってるのが意外。
モビスターはあんまりスプリントのイメージがないから。
レースの動画を見ると、今年は各チームとも例年のように
綺麗なトレインが組めてないですね。
トレイン合戦が楽しみな大会でもあるんだけど。
9位のマーク・レンショー、10位のグレゴリー・ヘンダーソン
共にカヴェンディッシュと、グライペルの発射台がエースになってるけど、
やっぱ、ちょっと物足りないなあ。
発射台の時は、ホントにいい仕事をするんだけどね。
まあ、ともかくこうしてワクワクするシーズンが開幕しました。
エヴァンスは、このダウンアンダーに参戦したのち、
2月に自身が開催するグレートオーシャンレースを最後に現役引退。
UCIワールドツアーは、ダウンアンダーで最後。
なんか開幕が嬉しくもあり、寂しくもありますね。