所用で中野へ。
用事も終わり、中野で珈琲でも飲もうかと思ったのですが、
意外と入りたいお店がなくて困ります。
再開発されたビルには、資本系のほぼチェーン店のようなお店。
昭和な喫茶店は点在するけれど、珈琲がメインって訳でもありません。
あそこの珈琲が飲みたいというお店が思い浮かばないのです。
そんな中、自家焙煎で珈琲にこだわるお店が出来たというのを思い出して、
南口の丸井の裏へ。
すぐ裏手で、ちょうど裏口から出た付近。
ムトウ コーヒー ロースタリー。
テーブル席はお客さんで埋まっていたので、カウンター席へ。
自分は珈琲にメチャメチャ造形が深いって訳じゃないけど、
好きなタイプははっきりしています。
よく、酸味?それとも苦み?みたいな事が言われますが、
僕は、雑味がないスッキリした物が好き。
これは豆の種類というより、豆の選別と、
自家焙煎の技術による物が大きかったりしますが。
その雑味の無さがわかりやすいのが、酸味系の物。
それで雑味の無さが気に入ったら、
次に行った時はマンデリンなどの苦みがしっかりした物を注文する。
…というのがパターン。
今回は、エチオピアのアリーチャ。税込み540円と、
ケーキをセットにして、合計918円。
カウンターでご主人の手順を拝見。
コーノ式の円錐ドリッパーで、円を描くように丁寧に淹れていきます。
最近、美味しいと評判のお店に行くとコーノ式な事が多い気が。
うちはカリタだけどコーノ式にしてみようかな。
さて、一口頂く。
エチオピアのアリーチャは、さわやかな口当たり。
フルーティーな香りも。
そして、すっきりとして雑味が無い。
これは、きっと丁寧に豆を選別し焙煎しているのだろうと想像。
ケーキを一口食べ甘みが残った所へ、さらに一口行くと、
さらに味わいが膨らむような感覚に。
うん、これは評判通り、いいじゃないですか。
次に来た時は、マンデリンを試そう。
■MUTO coffee roastery(ムトウ コーヒー ロースタリー)
■東京都中野区中野3-34-18
■営業:11:00~20:00
■定休日:木曜
■場所はこのへん
■お店のサイト