肉と野菜とナチュラルワイン さとう(江古田)

何年も前からグルメバーガーが好きなんですが、グルメバーガーの話題になると、以前は「1000円を超えるハンバーガーを食べるくらいなら、マックを10個食べる」という、妙なマウンティングを取ってくる人達が一定層いました。

そんな人達が今は、マクドナルドも値上がりして、庶民の味方じゃなくなったというけれど、それでも日本は世界から比べれば安いのです。

世界の物価をはかる物差しの一つにビックマック指数というのがあって、世界中で同じメニューを出しているマクドナルドのビックマックの値段の比較で、物価を知るという物なんですが、日本は単品で480円。中国は531円で、タイは570円、韓国は601円、アメリカは856円で、一番高いのがスイスで1214円。

昔は、東南アジアに旅して、「安い!安い!」なんて自慢げに言っていましたが、今や、東南アジアの人が日本に来て「ヤスイ!ヤスイ!」って言われてる訳です。マクドナルド安い自慢がちょっと違う意味になりつつあって、ちょっと恥ずかしい気持ちに。

話は戻って、江古田で唯一グルメバーガーが食べられる、音大通りの「さとう」へ。

トランプ大統領が誕生してから、以前、大統領だった時に日本では何を食べた的な、ふりかえりニュースをやっていたのですが、そこに出て来たのがグルメバーガー。それを見ていたら、グルメバーガーが急に食べたくなったのです。

流行のスパイスカレーブームに取り残されていた江古田界隈ですが、江古田、桜台、東長崎とスパイスカレーを出すお店が増え、選択肢も増えました。ところが、グルメバーガーがになると、こちらの「さとう」以外だと豊島園の「ジャイアントステップ」か、池袋西口のViva la Burgerか、ショーグンバーガーまで行くしかなくて、まだまだ空白地帯なのです。

そこで手っ取り早く「さとう」に。こちらは、肉を炭火で焼いて出してくれるのですが、肉質の良さがたまりません。さらに、セットの温野菜と手造りドレッシングも絶妙。旨い肉と温野菜で最高なのですが、ハンバーガーとなると、何故かジャンクなコーラをお供にしたくなって追加。不思議とジャンクな飲み物がハンバーガーの旨さを引き立ててくれて、大満足でした。

■肉と野菜とナチュラルワイン さとう
■東京都練馬区栄町40-12
■営業
11:30〜15:00(L.O. 14:00)
18:00〜23:00(L.O. 21:00)
■定休日:不定休
場所はこのへん
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ミスタークマール(東長崎)

今、セブンイレブンでエリックサウス監修のビリヤニが発売されていますが、近所で食べられる所を探していて見つけたのが、東長崎のミスタークマール。

北口駅前のケバブ屋さんの路地を入った所で、かつて「福しん」そっくりの青い看板の「一しん」というお店があった所です。

実はこちら、食べログ百名店に2022,2023年と連続して選ばれた、西日暮里の「シルクロード」というお店で働いていたシェフのお店で、オーナーからお店を閉めたいと相談されて独立したという経緯が。なので、日暮里方面から、この味を懐かしんで足を運ぶというお客さんもいるようです。

コの字型のカウンターだけのお店なんですが、席を選ぶながら、水の入ったドリンクサーバーの水位が高い所がオススメ。というのも、水圧で水が出てくるので、水位が低いサーバーだとチョロチョロとしか出て来ません。

お店はワンオペで運営されているので、注文はQRコードからのオーダー。PAYPAYやカードで事前決済も出来ます。人件費節約の為に、こういうお店が増えましたね。

ビニヤニは「いつものビリヤニ」というメニュー名で日替わり。この日はチキンでした。真ん中にかかっている赤いソースを指さして、「チョット辛いヨ!キヲツケテ」と言われたので、ガッツリいかないように分散させました。

バティスマライスなので、スパイスを感じやすく美味しいビリヤニ。チキンは多少骨もあったりするのですが、それをスプーンでこそぎ落としながら食べるのも楽しいです。

右の小皿に入ったカレーをスプーンですくいながら、ビリヤニにかけて頂いてみると、これが美味しい。これは何ですか?と聞いてみると、今日のバターチキンとの事。これは普通のバターチキンも期待出来そうです。ちょっと色々食べに通ってみたいと思います。

■ミスタークマール
■東京都豊島区長崎4-8-15
■営業
11:30〜14:30
17:00〜22:00
■定休日:火曜
場所はこのへん
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