大腸カメラ検査を受けました

Apple Watchには1時間のうち50分以上連続で座っていると、時計がバイブし「スタンドの時間です!」という通知が表示されます。そして1分間立ち上がって運動して下さいというメッセージが、

この機能の大切さを実感する出来事がありました。

トイレに行き、大をしようとした時に、パンツのお尻の部分に出血した跡がついているのを発見しました。お尻に出来物等は無く、肛門からの出血のようでした。痛みは全くありません。今まで血便等もした事が無く、怖くなって病院に駆け込み検査をしてもらう事に。

検査の結果は肛門の中にいぼ痔が出来ているとの事。いぼ痔って肛門の外に出来る物だと思い込んでいたのですが、8割方は内部だそうです。

コロナ禍でテレワークとなり、家でずーっと座ってパソコンに向かっているのですが、そうするとお尻が圧迫され続けて、血行が悪くなり、それが原因でいぼ痔となるケースが今、増えているのだそうです。僕もその一人でした。

以前、膝横が痛くなり接骨院に行った時も、座りすぎでお尻が硬くなり、そこと繋がっている足の筋肉が柔軟性を失い炎症をおこしているとの事で、座りすぎに注意されていたのに。

なので、あのApple Watchのような「スタンド」の機能は、そういう事を防ぐ為の物だったのです。買ったのが去年の12月だったので、時すでに遅く、コロナ禍の前から使っていれば、防げたかもしれませんね。

幸い薬で抑えられるとの事で、この件に関しては薬を貰って終わりとなったのですが、ビビっている僕に「血便ではなく、出血だったので、大腸の可能性は低いけど、心配だったら大腸カメラで検査しましょうか?来週だったら予約取れますよ。ポリープあればその場で切れるし」と言ってくれたので、予約する事に。

予約と共にに、前日からの準備の説明書と下剤を渡されました。

■前日

昼は自由だけど、なるべく軽めの物をというので、練馬の3米3で、香港粥を。

夜は、8時までに白粥か、素うどんのどちらかをというので、素うどん。野菜等繊維質の多いもの一切禁止。

夜10時に、便秘を解消する薬を2粒。その後、就寝。アルコール禁止。

■当日朝

ビニールパックとなった薬に2リットルの水を入れて、溶かします。それをコップに注ぎ、一杯を10分ぐらいかけて飲んで行きます。味はスポーツドリンクみたいな物で飲みにくくはありませんでした。

下剤を飲み始めて1時間ぐらいで、最初の便意が。そこからはコップを飲み干す度にトイレへという感じ。でも2リットルなので量がかなりあり、飲み干すのに2時間ぐらいかかりました。最後は、水のような透明な感じになったので、準備終了。

■病院にて

当日は麻酔をするので、自転車等は禁止で徒歩で来るようにとの事だったので徒歩で。

問診後、病院が用意したガウンと紙パンツに着替え。血圧と血中酸素濃度を測ったあと、痛み止めの点滴。その後、鎮静剤(麻酔)を点滴し、徐々に眠くなって来ます。そこで先生が直腸カメラを使って検査。

熟睡という感じでは無く、目の前のモニターをぼーっと見ている感じ。時々寝ている事も。痛みはありませんが、お腹の中をカメラが動いている感じはあります。ぼーっとしていたので定かではありませんが、30分ぐらいだったような。

終了後、1時間弱、ベットにて麻酔等が醒めるのを待つため休憩。その後、パソコンで腸内の写真を見せられながら説明。

3ミリぐらいのポリープが一ヶ所あって、それを切除したそうです。良性で問題はないけど一応とっておいたとの事。他は問題はないけど、憩室という窪みが出来ている所があるので、暴飲暴食でこういう所にカスが詰まると炎症の原因になるので、腹痛で病院に行くような時には、それを覚えておくと、原因が判明しやすいかもとの事。

以上で終了。

検査+ポリープ切除で手術扱いとなり、保険適用で2万円。

出血から始まった今回の大腸カメラでの検査。結果、当初のいぼ痔だけで終わり、まあ一安心です。こちらも薬で腫れは抑えらているとの事。

しかし、座りすぎには注意ですね。座りすぎでこんな事になりますので、テレワークの方、お気をつけて。この件があってから「座りすぎ」で検索すると、糖尿病、血栓、心疾患、骨粗しょう症の危険性などもあるという記事も多数みつかり、今回はこの程度で済んで良かったなと思いました。

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