※このお店は閉店しました。
雑司ヶ谷のハンバーガーショップ「BASE」の帰り、
目白通りではなく、一本裏手の池袋寄りの道を走ってみました。
するとオシャレな建物が!
「アパートメント鶉(じゅん)」というデザイナーズマンションでした。
あれ?この雰囲気、どこかで見たことがある…。
この壁の感じとか…。
どこだっけ?
そうだ!落合のカフェ傳だ!
きっと同じ建築デザイナーが作った作ったに違いない!
そうしたら、傳と同様に、中庭に隠れカフェがあるのでは?
…と思って覗き込んでチェックしたのですが、ギャラリーはある物のカフェは無し。
残念!
家に帰ってから調べてみたら、やはり同じ人の設計でした。
どちらも建築家、泉幸甫氏の作品。
建築なんて専門外だけれども、これだけチャリ散歩と共に建物探訪していると、
設計の雰囲気までわかるようになって来るんですね。
少し感動。
目白の一本裏手に、ちょっと変わった蔵のようなデザインのフレンチレストラン
「GINKGO」というのがあるのだけど、あれも泉さんの設計だったのか…。
なんだか、いろんな事が繋がっていくぞ。
さて、目白通りの1本裏の通りを、雑司ヶ谷から目白方面に向かうと、
川村学園の裏手に人だかりを発見!
どうやらパン屋さんのようです。
ハンバーガーを食べた後だったので、パンを購入するのはパスしたのですが、
後で、家に帰ってから調べてみると、「かいじゅう屋」というパン屋さんで
水金土の3日間だけ、16時から19時までの3時間のみオープンという、幻のお店でした。
代々木上原の「ル・カフェ・デュ・ボンボン」が週に2日だけのオープンで、
なかなか行けなかったのですが、それ並みのハードルの高さ。
だったら買っておくんだったー。
その「かいじゅう屋」の奥にもお店らしきものが見えたので行ってみると
ありました!コーヒーと絵本のお店「うさコーヒー」。
「コーヒーと絵本と( )のお店」とあるけれど、( )には何が入るの?
「あなた」とか?「ゆったりとした時間」とか?
たぶん、そこは自分で見つけてくださいって事なんでしょうね。
カウンターの下が本棚になっていて、絵本がズラリ。
その上は、絵本作家さんやイラストレーターなどの
個展やワークショップのお知らのフライヤーなどが多数。
お店はたぶん居抜きだと思います。
以前も喫茶店でした…というような名残りがチラホラ。
お店の方に聞いたら、ご本人は絵本関係の仕事ではなく、
知り合いに絵本作家が多くて、自然にこんな感じのお店になったのだとか。
そのため、作家さんのサイン本なども売られています。
お店のご主人は、まだ若く、話してみるととっても繊細な感じ。
手芸で作られたお店の地図が店内に飾られていたのですが、ご本人の作だそうです。
自家製ケーキセットは、コーヒー+ケーキで1000円。
コーヒーを注文すると手動のミルで挽くところから音が始まりますので、
手作りにはこだわっている様子です。
この付近には、洋書の絵本が揃ったブックカフェ・エホンハウスもあるし、
絵本散歩してみてもいいかもしれませんね。
それにしても、1本裏手を通ってみただけで、いろんな出会いがあるんですね。
TVの散歩番組のように、ぶらぶらして偶然見つけた「てい」じゃなく、
どれも、マジで偶然の出会いでした。
※このお店は閉店しました。
■うさコーヒー
■東京都豊島区目白2-34-17 北海ビル1F
■営業:12:00~20:00
■定休日:月曜
■場所はこのへん
■お店のブログ