ココス(東中野)

中野通り

今日は、やたらパトカーが多かったです。
4月2日の年度初めという事で、「新しく配属となった者はパトカーで巡回でも」という事なんでしょうか?1日で10台近くと遭遇しました。

3月の末あたりから、地下鉄に乗ると、やたら停止がヘタな運転手にあたり、停止位置の修正とかで、やり直しが多かったのですが、こちらも年度初めからの運転に向けての新人研修だからでしょうか?

まあ、そんな話しはさておき、面白かったのは、パトカーがあちこちで前にいるので、車が速度をあげられず、自転車より遅かったという事。いつもならイキがってるドレスアップカーも、ノロノロ運転。だから今日は非常に走りやすかったです(笑)

大盛軒

ちょっと東中野方面に用事があったので、久々に大盛軒に寄ってみました。江古田の道路拡張工事の影響で、昔ながらのお店が次々に閉店に追い込まれましたが、最初に消えたのが、踏切の所にあった大盛軒でした。

その姉妹店が東中野に残っていて、懐かしい味を求めてやってきたのです。

鉄板麺

頂いたのは、鉄板麺850円。キャベツの上に大量の豚バラ肉。その中央に窪みをつけて、生卵を流し込み、フライドガーリックをまぶしてかき混ぜながら、頂きます。

あの頃は、貧乏な若者を救済するスタミナメニューだったのですが、今食べたら、ちょっと量が多かったです。年だなあ。こんなことで、年を感じるなんて。

ココス

その近くに見つけた「ココス」というカフェで、しばし休憩。

店内

外観やインテリアはカフェ風なのですが、実は昔からご近所に愛されて来た喫茶店という感じでしょうか。カウンターでは、ご近所トークで盛り上がっていました。

アイスオーレ

アイスオーレ480円と、チーズケーキ、300円。
あとで気がついたのですが、ブレンドとチーズケーキで500円というのがありました。そっちにすればよかった。

お店の隣の席では、商談をしていたのですが、ちょっと細身のスーツにショートなトサカ風の、いかにもIT企業と言った感じの若者営業マンが、あきらかに年上のお相手に、タメ口で上から話しているのが気になって、聞き耳を立ててしまいました。

「ダウンロード数」「アクティブ数」というような言葉が飛び交っているのが、今風だなあと思ってたら、「前に言ったっすよね、今更、違うって言われても」「マジっすか、困るんすよね、そんな事言われても」「無理っすよ、今更変えられないって」と、大人しく話しを聞いているお相手に、DAIGO的な口調で、上からトーク。

すると、お相手の方が、しびれを切らしたように低い声で一言。「君、なんだね?その物の言い方は。まだ契約書に捺印もしていない、見積もりの段階で、白紙にも出来るんだよ」

DAIGO的なIT営業マンは、「それは、申し訳なかったっすけど」と言うと、カタカタと震え始めました。

なんか安いドラマを観てるみたい。あるんですね、ホントにこんなコト。

■ココス(COCOS)
■東京都中野区東中野1-51-13
■営業:9:00~19:30
■定休日:日祭
場所はこのへん

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ひつじカフェ(都立家政)

ひつじカフェ

前回、もう一度行ってみたいと言ったお店を再訪。
都立家政の「ひつじカフェ」です。

その前に、ちょっと脱線。
この時期、原稿の締め切りが立て込んでいて、
結構、書きまくっているのに、
その合間に、気分転換として、
こうしてブログを書きたくなるというのは、どういう事なんでしょう?

それで、ちょっと思い出した事があります。
いつだったか、炭鉱の落盤事故で(チリじゃなく)、
煙の中から救出された作業員の方達が、
ゲホゲホいいながら外に出てきて、
座り込んで、タバコに火をつけたというニュース映像がありました。

その時、思いました。
「えー?煙から逃れられたのに、煙を吸うの?」
確かその頃は僕もまだ喫煙者でしたが、それでもそう思った記憶があります。

僕の原稿の締め切りラッシュの合間にブログで気分転換というのも、
なんだか、これに似ている気がします。
書く行為は同じなんだけど、気分が違うんだよなあ。

それとは、まだ別の話なんですが、僕の友人のフルート奏者。
プロとして、リハや練習を繰り返す毎日なのに、
その息抜きなのか、勉強なのか、時間をかけてこんな作品作ってる。

一人多重録音。
リコーダーによる、宇宙戦艦ヤマト。
こういう事に本気になれ、時間をかけてやっちゃう人、素敵。
そんな人達が沢山いる江古田、最高!

マンデリン

話しは脱線しましたが、きっとこの「ひつじカフェ」の事、
書きたくてしょうがなかったんでしょうね。

なんでこういう話しに脱線したかというと、
このお店も、ちょっと同じニュアンスを感じたからです。

前回訪れた時、ケニアを頂いたのですが、
澄んでいるというか、雑味のない味で良かったので、
これはハンドピックで手間かけて、不良のコーヒー豆除いているなと思い、
それを確かめに行きたかったのです。

今回頂いたのは、マンデリン、450円。
焙煎が強すぎたりすると苦みの方が強調されやすい種類なんだけど、
こちらのは、コクがありつつも、どこかにスッキリさもある。

お客さんが、ちょうど僕だけになった時に、聞いてみました。
「雑味が少ないと思ったのですが、
 ハンドピックとかしてたりするんですか?」

おおーーー!自分で言ってて通っぽい!
さすがにド素人でも、300件ぐらいめぐってくると、
そういうの、感じるようになるんですねえ。

するとご主人は、「見てみますか?」と、
取り除いたマメを見せてくれたのです。

成長不良なもの、いびつな物、虫食いな物、
また極端に大きさが違う物。
それらは味のバランスを壊すので、
豆をパレットのような物に敷いた後に、
目で見てはじいているのだそうです。

で、面白いなと思ったのは、そのハジいたエラー豆だけ集めて、
どんな味がしたのかとか、ブログに書いている所。
もしかしたら、他の方々もやっているのかもしれないけど、
ハジくだけでなく、あえて焙煎して飲んで、比べてみて、
その感想を綴っている所に親近感がわきます。

こういう試行錯誤を繰り返す事により
お店の味が確固たる物になっていくんでしょうね。

■珈琲自家焙煎ひつじcafe
■練馬区中村南2-14-3
■営業:9:00~19:00
■定休日:月曜
場所はこのへん
お店のサイト

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