オールドキッチン・オーガニック(豊島園)

オールドキッチン・オーガニック

古民家カフェファンの皆様、お待たせしました!練馬区の豊島園近くにある古民家系パン屋さん&カフェの「オールドキッチン・オーガニック」。トイザらスのお隣にある古いアパートをリノベーションしたお店です。現在も2階はアパートになっていて、人も住んでいます。

古いままの2階と新しく塗り直された1階のクリーム色。このツートンでアンバランスな所が面白い風合い。

パン売り場

入り口を入った両サイドがパンの棚。この写真の左手が食パンなどで、右手が調理されたパン。

パン

店名の通り、オーガニックにこだわったパンがズラリ!天然酵母、無添加、国産小麦、有機野菜にこだわっているのですが、でもお手頃価格というのが嬉しい!

最近は、ハード系のパンが大流行ですが、こういう素朴なパンも新鮮。良心と愛を感じます。

コーヒー

コーヒーも、オーガニックコーヒー。こちらはセルフサービスで、カップ1杯100円。サーバーの隣の貯金箱に、コインを入れるシステム。

店内

敷地のトイザらス側に面した方が斜めにカットされているせいか、建物も階段状のように、段々になった作りのアパートなのですが、そのため、店内もちょっと変わっていて、ここで終わりかと思ったら、奥の方に広い空間があったりします。

お店の方に伺ったら、自分たちで手を加えたのですが、かなり古い物件だっただけに、綺麗にするのが大変だったそうです。でも、その手間のおかげで元々の古さが味に変身しています。

焼きカレーパン

左は「焼きカレーパン」230円。有機野菜と植物油使用のヘルシーでボリューミーなカレーパン。

右は「マクロビオテック対応の丸パン」80円。国産小麦、有機穀物、天然塩、てんさい糖だけのパン。

イートインする事を伝えると、オーブンで温め直してくれます。

オーガニックを売り物にしているお店は「高い」というイメージがありますが、こちらは本当に良心的なお値段。安全かつ、お手頃という事もあってか、お子さん連れのお客さんが多いです。イートインのスペースの本棚には、食の安全に関する本がズラリ。「なぜ大手メーカーのパンにはカビが生えないか」などという特集もあったりしてついつい気になり、手にとって読んでしまいました。えー、そうだったの…((((;゚Д゚))))

それに引き換え、噛めばじんわりと小麦の味が広がる、こちらのパン。素朴やなあ。

ところでみなさん、小麦の味ってどう表現しますか?小麦の、あの甘みと香りを表現する言葉って難しくないですか?ヒントになるような言葉を検索してみたのだけど、特徴がないタレを「秘伝のタレ」と表現して誤魔化すのと一緒で、ほとんどが「小麦の味」としか書いてない。…というか、自分もなんですけど…。

小麦色を辞書で調べれば

小麦の種子のようなつやのある薄茶色。特に健康そうに日焼けした肌の色をいう。

色見本帳で言うと、#e49e61←この色。これが一般的な小麦色とされています。色だったら#e49e61より濃い小麦色みたいな感じで、濃淡を具体的に表す事が出来るし、黄色と薄茶色の中間とか、黄土色よりちょっとオレンジがかっているとか、適切かどうかは別として、まあ色々考えられます。

一方、味の方は…。たぶん皆が感じた小麦の味は違うハズなのに、小麦の味は、小麦の味としか書いていない。プロはどう表現しているのかと、パンの本なども目を通してみたけど「かみしめるほどに、小麦の味がする」「小麦本来の味が、口の中に広がる」とか書いてあるものの、その小麦の味がどうなのか書いてある物は、今のところ見あたらない。

何なんだ?小麦の味って?

一生懸命、違う表現を考えたんですけど、なかなか難しいですね、コレ。
勉強します… (;゚Д゚)

■Bakery Old Kitchen Organic
■練馬区春日町1-2-25
■営業:11:00〜18:00
■定休日:月火
場所はこのへん

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サナ(三鷹)

バス停

三鷹の駅前にはトトロの形のバス停があり、
車体に「まっくろくろすけ」が描かれた「みたかシティバス」が、ここから出ています。
もちろん行き先は「三鷹の森ジブリ美術館」。

みたかばし

駅のすぐ脇には玉川上水が流れていて、
そこに架かる「みたかばし」の左側の道をまっすぐ行けば、突き当たりが井の頭公園。
すぐにジブリ美術館に到着します。
自転車だと、駅から5分もかからない感覚です。

ジブリ美術館

こちらは予約制というかチケット完全前売り制なので、
自転車みたいにその日の天候に左右される散策には向いてません。
…という訳で、今回はスルー。

それにしても、最近、アニメの聖地めぐりみたいなのが多いなあ。

トトロのモデルとなった東村山・七国山周辺めぐり
千と千尋の神隠しのモデルとなった小金井、江戸東京たてもの園めぐり
河童のクゥと夏休みのモデルとなった東久留米めぐり

…と思っていたら、最近、こんな本も出版されていました。

サイクルクリップ
萌えキャラが教えてくれる自転車入門の本で、
自転車で行く、アニメの聖地めぐりなども紹介されています。

まあピナレロだコルナゴだ、カンパニョーロだなんて言っている人からすると
邪道なんでしょうが、こういう色々な指向の人が出てきて、初めて底辺が広がります。

実際、サイクルモードのイベントの一部を会社でも請け負っていますが、
オーダーは底辺の拡大でした。
夢中になっている人は、自分でどんどん突き詰めていくので、
これまでママチャリにしか乗っていないような人に、ロードやクロスに興味を持たせ
底辺を拡大する企画というのが、求められています。

わかりやすく言うと、業界としては、山ガールの自転車版が欲しいのです。

そういう意味では、ヲタク市場も細分化されていて、
痛車の自転車版、痛チャリという分野も出てきているので、
こういう本が出てくるのも必然的だったのでしょう。

サナ

さて、ジブリ美術館をスルーしてやってきたのは、
吉祥寺通りと連雀通りが交差する付近にある、
ベーカリーカフェの「sana(サナ)」。

なぜ、こちらを選んだかというと…
ジブリ美術館の中にあるカフェ「麦わら帽子」にパンを提供しているのが、
実は、こちらのお店なのです。

その他、美味しいパン特集の本にも、ちょくちょく取り上げられていたりして
それで、来てみたかった訳です。

店内

入り口付近がパン屋さんになっていて、そこで好きなパンを選び、まずはお会計。
席が空いていれば、奥のカリモク60っぽいソファーが並んでいる席で、
イートインする事も出来ます。

この時に、ドリンクやスープなども注文する事も出来るのですが、
サンドイッチだと、お得なセットもあるようです。

イートインである事を告げると、選んだパンを一旦トレイごとお店の人が受け取り、
中で暖めたり、食べやすいように切ってくれ、手前のカウンターから出してくれます。
お水やお手ふき、シロップやミルクなどはセルフで。

パン

選んだのはマルゲリータのパンと、いちじくのベーグル。
スープと、アイスオーレもつけました。

店名にもなっているsanaというのは、スペイン語で健康という意味で、
無添加で油脂を使わないパン作りを心がけているそうです。
そのせいか、近所のママさんたちの信頼が厚いようで、
小さなお子さん連れで、パンを買いに来るお客さんが多い。

確かに、素朴でありながら噛んだ後に、じんわり来るパンの味。
こういうパンを食べさせると、味覚音痴の子供にならずに済むと思います。

スープ

玉ねぎ、ニンジン、ピーマン、トマトという4種類の野菜と、
大豆、インゲン、ひよこ豆という3種類の豆の入ったスープ。

子供が嫌いと言いそうな野菜が並んでいますが、
これを食べたらきっと美味しいと言うと思います。
優しい味で、ホッとする。

自転車に乗って、こんな健康的なものを食べて、
これで健康にならなかったら、おかしい。
たぶんなると思う。
なるんじゃないかな。
まあ、ちょっと覚悟はしておくけど…。

タバコはやめたけど、お酒は飲むしねえ。

■サナ (Sana)
■東京都三鷹市下連雀1-9-11
■営業:10:00~18:00
■定休日:月、火
場所はこのへん

禅林寺

サナの前の連雀通りを武蔵境方面に向かうとあるのが、禅林寺。

看板

こちらには、森鴎外と太宰治のお墓があるというので、来てみたのですが、
ありました!看板も出ています。

太宰治のお墓

太宰治のお墓。
今でも多くのファンが訪れるのか、一族の方なのか、
花が飾られ綺麗にされていました。

森鴎外の墓

そして森鴎外のお墓。
墓石には、鴎外ではなく森林太郎と掘られています。
これは、遺言によるもの。
最後は自分自身として死にたいとして、
本名である「森林太郎」以外の文字を墓に彫らないように遺言を残しました。

遺言

その遺言状の複製が、400円で売られているのは、なんだかなあ…。
歴史的価値のあるものだとは思いますが…。

地図

自転車で都内のカフェ制覇の旅。
三鷹市制覇!

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