シェ・キリー(江古田)

シェ・キリ

ジロ・デ・イタリアの時は、イタリアン三昧でしたが、ツール・ド・フランスもファーストウイーク後半、という事でフレンチを食べる事にしました。

新江古田のラ・リオンは、しばしお休み中なので、江古田北口のビストロ・サンジャックを覗いてみたら、優雅なランチの奥様達で、満席。という頃で、音大近くのシェ・キリーへ。

1975年創業なので、43年の歴史を持つ江古田の老舗。江古田の老舗が次々と姿を消して行った中で、住宅街の路地裏で今も現存する、江古田の懐かしい風景です。

店内

フレンチというと、敷居が高い感じがしてしまいますが、アットホームなお店です。ビビる必要は全くありません。

若鶏のワイン煮

頂いたのは、軽食セット、1600円。
3種類から選べたのですが、僕が選んだのは、若鶏のワイン煮、ピストゥ風味。南フランス地方でバジルのことをピストゥといい、フランス版のジェノベーゼソースと言った感じ。夏によく食べられる料理で、旬の味という事になりますね。若鶏のワイン煮は、骨付きの肉を柔らかく煮込んであり、ソースを絡めながら、切り分けて行きます。

ツール・ド・フランスでは、大型バスを改装したキッチンカーが一緒にレースをまわり、選手達も本格なフレンチを頂くそうですが、どこかのチームで、ピストゥソースの料理、出てないかな。

フランスの夏を感じに、ひまわり畑も探してポタリングしてみたいと思います。

■シェ キリー
■東京都練馬区羽沢1-11-4
■営業:
11:00~15:30
17:30〜22:00
■定休日:月曜
場所はこのへん

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江古田HUT(江古田)

HUT

猛暑だったので、冷たい麺でもと、つけ麺を食べに入ったら、お店のエアコンの調子が悪く、熱いラーメンを食べるより汗だくに。外に出た方が涼しい。いったいアレは何の罰ゲームだったんだ?と思いつつしばしママチャリで風を感じながら、空冷ポタリング。そんな中、気になる看板を見つけました。

看板

煎茶ラテ?
さっそくお店で抹茶ラテとどう違うの?と聞いたら、そのそもお茶の種類が違いますと…。そりゃそーだ!がしかし、煎茶と抹茶の正しい違いをわかってません。そこで、恥を忍んで聞いてみました。一つ前のエントリーのパフェやフラッペもそうだけど、何にもわからないまま、疑問を持たず、物を食べてるんだな、オレ。

さて、お茶の話。

煎茶は、路地で栽培され日光が当たり光合成をするので、渋み成分のカテキンが増加します。

玉露は、覆いで日光を遮って栽培されます。こうする事で光合成が抑えられ、カテキンの渋みが減り旨みのテアニンが増えて、まろやかな味に。

抹茶は、玉露と同じく日光を当てずに栽培された茶葉の新芽を蒸して乾燥させて作られた茶葉「碾茶(てんちゃ)」を粉末にしたもの。

ブラタモリで京都の宇治を特集した時に、宇治茶の玉露作りをやっていたので、日光を遮る方法の栽培を見ていたハズなのに、何にも頭に入れていないのが証明されましたね。今、ここであらためて聞いて、わかりました。

お茶

茶葉は、静岡県牧之原市のカネ十農園の物を使用。お茶の農園って、業者などへの茶葉の出荷がメインで、自社の商品プロデュースをしている所は少ないのですが、こちらでは、コーヒー豆のシングルオリジンのように、茶葉を自分の所でパッケージして、ブランドを作ろうとしています。

「カネ十農園」で検索してみると、千駄ヶ谷の日本茶スタンドカフェ「八屋」で使ってたり、代官山の蔦屋書店とコラボして、本を読むときのお茶をプロデュースしたり、色々と新たなアプローチをしています。

これまでは、デパートの催事などが主な販売の会場だったのですが、ついに6月の末に、表参道にお店を作ったそうで、そちらも、今度行ってみたいなと思います。

煎茶ラテ

煎茶ラテ、コーヒーでいう所のエスプレッソのような味を出すには、普通に茶葉では難しいという事で、煎茶を抹茶のように粉にしてもらい、それで濃厚なお茶を淹れています。

ミルク+バニラアイス+煎茶で、ミルクとアイスの甘みにに、抹茶より効いている苦みが良いアクセントとなっています。逆にそれが夏の爽やかさを演出しているような。暑い夏のオススメの一品ですね。いいもの見つけた!つけ麺屋の冷房が壊れていたのは、これを見つける為だったのかも。

■江古田HUT
■東京都練馬区栄町46-4
■営業:11:00~20:00
■定休日:月曜
場所はこのへん
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