メル(江古田)

料理上手な人は、素材を見ると、「これとこれで、アレが出来る」というのがひらめくそうです。ところが自分の場合は、食べるのが好きですが、料理上手という訳ではないので、そういう訳にはいきません。

ただし、これだけ外食をしているので、何かを食べた時に「これは、あの店のアレに似ている」というのは、パッとひらめきます。

これが生きるのが、番組と食品メーカーとコラボした商品作り。試食の段階から参加しているのですが、「これって、もっとこういう風になりませんかね」という意見を言うときに、「あの店のアレっぽい」という感覚が降りて来るのです。

味のデーターベースを構築しているという感じでしょうか。

現在、豚肉を使ったご飯のお供作りに挑戦しているのですが、江古田のメルの本日のオススメ「豚ばら肉のマスタードトマトソース炒め」という看板に目がとまりました。

ちょい先のキッチンABCは「豚の辛子焼き」というメニューが人気ですが、辛子といっても黒胡椒で、ピリ辛。こちらは黒胡椒ではなく、マスタードという事で、どんな味なんだろうと興味をそそられました。

頂いたのがこちら。マスタードと言っても黄色い感じじゃなく、トマトーソースベースで、隠し味のマスタードが使われています。辛いというより、トマトソースの甘味を引き締めるというイメージ。ハヤシライス系のマイルドな味を締めたかんじです。

豚肉を使った商品作りで、圧倒的に「肉みそ」が多いのですが、そうじゃないパターンを探していて、この「トマト+マスタード」がインプットされました。

これはこれで美味しいのですが、肉味噌以外の方向性で、もっと何かイメージしやすいものは無いかと、豚肉メニュー探しの旅は続きます。

■Mell (メル)
■東京都練馬区旭丘1-76-11 阿部ビル 2F
■営業:11:00~21:30
■定休日:日曜
場所はこのへん
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とんかつ藤(江古田)

自分の担当する番組で企画したご当地調味料作りが当たり、千葉のマッシュルームを使った万能調味料「マッシュルームイチバン」が、調味料選手権で総合1位を獲得した事から、次の企画へという話しになりました。

次は千葉の豚肉を使った、ご飯のお供を作ろうという企画。

そこで色々と豚肉を食べ歩いているのですが、江古田で豚肉といえば「とんかつ藤」だよなと、行ってみる事に。

今回は通常のロースカツなんですが、ここの特上ロースは、ビックリするぐらい特上で味が違います。ただ、商品作りってコストも考えなければならないので、通常の値段で他より優れている所はどこかという視点が大事で、藤のとんかつは、他よりどこが凄いのだろうと、確かめにやってきたのです。

ところが事件が起こりました。

グルメ漫画に出て来そうな、スリーピースのスーツ姿でステッキを持ってオールバックという、いかにも食通というキャラの男性が、とんかつ藤で、生姜焼き定食を頼んだのです。

自分は、とんかつ藤に来て、とんかつ以外の物を頼むという余裕を持ち合わせていなくて、定番のとんかつばかりを頼んでいたのですが、生姜焼きってどうなんだろう?とカウンターから、生姜焼きの作り方の方に集中してしまいました。

江古田には、好々亭の上ロース生姜焼きという他とは違う絶品メニューがあるのですが、とんかつ藤の生姜焼きも食べてみたいなあというスイッチが入りました。

■とんかつ藤
■東京都練馬区旭丘1-55-10
■営業:
12:00〜13:30
18:00〜19:30
■定休日:水木
場所はこのへん

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