カフェ・メルカード(江古田)

カフェ・メルカード

※このお店は閉店しました。

コメダコーヒーの池袋進出が話題になっていますが、
UCCコーヒーも、元々は神戸からの進出組。
そのUCCコーヒーの東京進出1号店と呼ばれるのが、
練馬区の江古田にるカフェ・メルカード。

そのエピソードは、泉麻人さんの著書「東京ふつうの喫茶店」にも掲載されています。

1974年の開店。
念の為にお店でご主人に
「本に載っていたんですけど、UCCの東京進出一号店なんですよね」
と聞いたら
「そうですよ。だいぶ昔の話ですけどね」
と答えてくれました。

UCCのホームページにはUCCが展開するチェーン店の一覧が掲載されていて
「UCCカフェメルカード」というブランドもあるのだけど、
このお店の掲載はなし。
いつからか、インディペンデント系になったのでしょうか?

ちなみに、江古田にはいろんな一号店がある街で、
牛丼の松屋や、カラオケ館がある他、かつてチャイナクックも1号店がありました。
天下一品は、東京2号店。

そんなカフェ・メールカードなんだけれど、現在、この通りの道を拡張工事していて
建て替えなんかが進んでいるので、どうなるのか、ちょいと心配でもあります。

店内

お店は古き良き喫茶店という風情。
バイト君も、白いYシャツで昔ながらのウエイターのスタイルを守っています。

ワッフルセット

頂いたのはワッフルのセット、750円。
ブルーベリー、ストロベリー、チョコレートの3つから選べるので、ブルーベリーを。
なんだかホッとする味だなあ。

チェーン店の1号店と書いたけど、完全に個人店の雰囲気でアットホーム。
タッチに出てくる南風とか、そんな古き良き喫茶店の雰囲気があります。

■UCCコーヒー・カフェメルカード
■東京都練馬区小竹町1-58-2
■営業:7:30~19:30(LO:19:00)
■定休日:日曜日
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モカ(江古田)

モカ

コメダ珈琲のシロノワールプタリカフェのミタイナンと連続で、
デニッシュやナンなど焼いた物の上にアイスクリームが乗ってるメニューを紹介したら、
「地元の江古田にもあるじゃない!」とのご指摘が。

ああ!思い出した!そういえば聞いた事ある!
…まだ食べた事無いけど。

そんなメニューがあるというのが、江古田北口の音大通りにある「モカ」。

メニュー

以前来た時は、Cのピザトーストを食べているのですが、
今回、チャレンジする事にしたのは、Bのホットサンド。

店内

1階は6席ぐらいのカウンターで、常連のおじ様、おば様の指定席という感じですが、
2階は、音大生達の隠れ家であり、憩いの場。
注文を取りに来てくれるアルバイトのコも歴代音大生。

さて「Bのホットサンド」ですが、
これにある呪文を加えないと、お目当てのアイスサンドは出てきません。

その呪文というのは「ハーフ」。

不安な人は「アイスが挟んであるの何でしたっけ?」と聞くと
「Bセットのハーフです」と教えてくれるので、ご安心なく。
素直に聞きましょう。

Bセットハーフ

そしてこちらが「Bのホットサンドハーフ」610円。
コーヒーとサラダ、そしてレモン色のはデザートのゼリー。
これだけついて610円ですよ。
しかも、ポテトサラダは最初から大盛り!
こんな江古田に慣れちゃうと、他に行くと高く感じちゃいます。

ホットサンドのハーフですが、
上がアイスクリームサンドで、下がチーズサンド。
ハーフにしないと、チーズサンド2枚になります。

食べる順番のオススメとしては、まずはアイスサンドを頂きます。
ホットサンドに挟んであるので、皿に溶け出すのですが、
それに、チーズフォンデュのように浸してからめながら食べるといいでしょう。

しかし、こうして味わうと喫茶メニューも奥が深いですね。
鶯谷「デン」の食パンをくり抜いた「グラパン」とか、
谷中「カヤバ珈琲」の「ゆで玉子」じゃなく「玉子焼き」の「タマゴサンド」とか、
そういう懐かし系のサンドイッチも食べたくなってきます。

こうして回ってみてわかりました。
コメダコーヒーのシロノワールやサンド類は、そういう懐かしの味なんですね。
なるほど。

ところで…。
これを食べようと店に向かっていたら、このブログを読んでる地元女子にバッタリ。
アイスが乗っかってるシリーズで、江古田にもある事を思い出して…と言うと、
「モカのBセットハーフ!」

さすが!知ってる!
江古田ちゃんたちは、江古田愛が強いのです。

■モカ
■東京都練馬区栄町39-5
■営業:9:00~19:00
■定休日:日曜
場所はこのへん

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