きっかけは、本屋さんで「幸福の黄色いカレーを食べられるお店」という本を見つけ、立ち読みした事でした。
映画「幸せの黄色いハンカチ」にかけられたタイトルであろうその本は、映画の中で刑務所からの出所後に高倉健さんが食事したような、庶民的な食堂やお蕎麦屋さんのカレーが集められていました。
立ち読みするうちに、無性に頭の中がお蕎麦屋さんのカレーモードに。そこで、江古田北口の栄屋さんに。こちらはお蕎麦屋さんですが、かつ丼などご飯物の熱烈なファンもいるお店。もしかしてカレーもと、覗きに行きました。
メニューにはカレーライスは無くて、カレー丼が。あとはカレー系はカレー南蛮だけなので、共通して使うとしたら、お蕎麦用の和風だしのカレーではないかと想像。
中華丼なみのとろみのあるカレーは、蕎麦つゆを感じさせる少ししょっぱめの味付け。これはもちろん蕎麦にも合うだろうなあという方向性。こちらは親子丼なども人気のせいか、形の残る玉ねぎが沢山入っています。そして、嬉しい誤算だったのは、豚バラ肉が予想より沢山入っていた事。肉を食べているという満足感が。
黄色い系のカレーといえば、西武池袋駅構内「凜や」の「新宿カレー」を好きでよく食べているのですが、もっと和風なお蕎麦屋さんのカレーを見逃していた事に気づきました。この路線もあるなあ。
■栄屋
■東京都練馬区栄町30-1
■営業:
11:00~15:00
17:00~19:30
■定休日:土曜日
■場所はこのへん