ティティカフェ(豊島園)

木村拓哉主演の映画「グランメゾンパリ」を観る為に豊島園へ。あわよくば孤独のグルメの劇場版と2本回そうかと思ったのですが、上映時間的に上手い繋ぎが出来ず、グランメゾンパリ1本に絞る事に。

お腹が空いた状態で映画を観た方が、よりグルメ映画だから、美味しそうに感じるのかもという考えもよぎったのですが、フレンチを観たら、フレンチ脳になってしまうだろうと思い、事前に腹ごしらえ。

豊島園のティティカフェは、オーガニックにこだわったお店で、オープン当初はドイツ料理をメインにしたお店だったのですが、その後、ここのお店のオープンを手伝った「ダダカフェ」に変わり、その後「ティティカフェ」に戻りました。

注文はスマホからQRコードを読み取ってのモバイルオーダー方式。最近は、本当にこの方式のお店が増えましたね。ウエイトレスの注文スキルのDX化で、オレジュー、レスカ的な専門用語のスキルはいらなくなりました。お隣の席は、高齢者の奥様グループだったのですが、カフェに来るような高齢者は、スマホのスキルはクリアなさっているのでしょうね。

来週の火曜日、1月14日から、きっと高齢者がバタバタするのが、銀行振り込みです。みずほ銀行が、ATMでの現金振り込みの手数料を大幅に上げる事に。

他行あて3万円以上の振り込みは、窓口:880円が990円に。ATM現金は、550円が880円に。ATMカードは330円で変わらず。ネットバンキングは、320円が110円と値下げに。

これは前から自分も提唱していたのですが、五十日(ごとうび)になると、振り込みの高齢者がATMを長時間占拠して、現金を下ろすだけで長時間並ばされる問題があり、引き出し専用のATMを作るか、ATMの振り込み手数料を上げろと提唱していただけに、嬉しい改定です。携帯の料金もそうですが、他人の手を借りずにネットで完結出来る人は、料金を安くするべきだと思います。年金じゃないんだから。

さて、頂いたのは「DADAのタンドリーチキンカシューナッツ・トマトカレー3日仕込み」DADAというのは、途中店名にもなったダダカフェから来ているんでしょうね。

オーガニックカフェというコンセプトなので、鶏肉は抗生物質を与えない菜彩鶏を使用しているのですが、これの産地が我が故郷の岩手県で、岩手でもたぶん最もマイナーな市の二戸市に養鶏場があります。北海道の次に大きい岩手県で人口密度の高くない場所なので、鶏はケージじゃなく平飼い。田舎である事を誇るべき鶏肉です。

カレーのルーの方は、江古田のメルの時にも書きましたが、良い意味での喫茶とかカフェのカレー。スパイスが突出したカレーというより、フォンドボー的な出汁の旨味が引き立ったカレー。毎日食べたくなるカレーの、ワンランク上版という感じです。

■ティティカフェ (titi cafe)
■東京都練馬区練馬4-19-7 メッセ豊島園2号館 2F
■営業
11:30〜17:00
11:30〜20:00
■定休日:木曜
場所はこのへん
お店のサイト
お店のInstagram

さて、キムタク主演のグランメゾンパリ。正直言って、これまでキムタクのドラマってハマらずに来ました。キムタクがカッコいいのは認めますが、演技とかに関しては、ありがちなカッコ良さの方程式かなと思っていて、カッコいいあるある的な見方をしていました。

それが、グランメゾン東京にハマったのは、料理する姿や食べる姿の所作の美しさ。だいたいグルメドラマって、俳優がやる場合は、手元だけのアップにして本職がやっているとか、そういうのが多いのに、キムタクは、料理込みの画角で本人がやってる。

キムタクは、料理の所作の全てが美しいのですよ。この所作の美しさは演技力なのか実力なのか、どういう価値観なんだろうと頭が混乱するほど、美しかったです。

フレンチのシェフが観たら、どのような感想になるのかはわかりませんが、こんなオジサンになってから、キムタク美しいと思えた事が良かったです。

Pocket
LINEで送る

メル(江古田)

たまにB級なカレーが食べたくなります。いわゆる家のカレーに近い食堂カレー。ジャガイモや人参の角切りがゴロゴロ入っていて、辛さの気配もしない甘めのカレー。かつては牛丼チェーンのカレーがそんな感じだったのですが、松屋も吉野家も、すき家もどこで方向性を間違えたのか、プチスパイシー系の方向に。

そういうのは、ちゃんとしたインド系のお店やスパイシーカレーのお店に食べに行くので、B級出してくれればいいんだよ!と思ったりします。唯一、花まるうどんのカレーがそんな感じなのですが、この界隈に「花まるうどん」はありません。近い所では、西武池袋の駅構内にある立ち食いそば「凜や」の、新宿カレーでしょうか。C&Cの昔の感じのカレーを再現したヤツ。

松屋も、ちょこちょこメニューや味付けを変えているので、最近はどうなんだろう?と思って久々に食べに行ったのですが、なんか、しょっぱい。

松屋は牛丼チェーンの中でも、いろんなメニューの味付けが濃い目なのですが、肉体労働の方々が、夏場に汗だくの時に欲するような、塩辛さ。松屋のカレーを絶賛する人達も多いのですが、個人的にコレは苦手だ。

そんな今日この頃、江古田駅南口駅前のメルの前を通りかかった時に、こんな看板が!

本日のおすすめ!ポークカレー!

洋食屋さんと喫茶の中間的な位置づけのメルは、意外ですが、レギュラーのメニューにカレーがありません。メルのメニューは何を食べても美味しいので、隠れキャラのように突然現れたポークカレー、このチャンスを逃してはいけないと、すぐに階段を上りました。

求めていた普通のたたずまいのポークカレー。おうちカレーに見た目は似ているのですが、欧風の旨味と、ほんのりと効いたブラックペッパーが洋食屋さんのプライドを感じさせてくれます。食べたかったのは、こういうカレーだよ!

こういうので…じゃなく、こういうのがいいんだよ!

■Mell (メル)
■東京都練馬区旭丘1-76-11 阿部ビル 2F
■営業:11:00~21:30
■定休日:日曜
場所はこのへん
お店のTwitter

Pocket
LINEで送る