ハローオールドタイマー(江古田)

ハローオールドタイマー

新元号の令和になりましたね。以前から予告していましたが、令和に持ち込まない物、平成に置いてくる物としてあげていた物に「ナポリタン」があります。

ナポリタンの誕生は、こういう風に言われています。

終戦直後の1945(昭和20)年、進駐軍は、軍用食として大量のスパゲティとケチャップを持ち込んでいました。そして、茹でたスパゲティにケチャップをかけて食べていました。

それを見かねた、横浜ニューグランドの総料理長が、ケチャップの代わりに生のトマトとたまねぎ、にんにく、トマトペースト、オリーブオイルを使ったトマトソースを考案し、ハムとマッシュルームを炒めてスパゲティに加え、パルメザンチーズをふりかけた一品を完成させたそうです。これがナポリタンの起源と言われています。

ただ、こうしてきちんとしたメニューになる前に、物資の無かった日本では、進駐軍をマネしたケチャップスパゲッティも広まり初めていて、これがナポリタンの起源に関して諸説ある由縁です。

僕も以前は、喫茶店といえば「ナポリタンだろう」派だったのですが、今では反ナポリタン派。

せっかく、まずいケチャップスパゲッティを改良したトマトソースパスタが生まれたのに、何故、進化しないBバージョンのケチャップスパゲッティを、ナポリタンとしてありがたがるのか?旨い方を食べたらいいじゃないか!

令和になる前に「昭和」という洗脳が解けているので、もう昭和バンザイモードにはなれないのです。

そんな中、令和になる一週間前、ナポリタンを食べずにこれを食べようというメニューに出会う事が出来ました。

江古田のハローオールドタイマー。

鶏挽肉と春キャベツ、シメジのトマトソーススパゲティ。1000円。+ドリンク200円。

これだろ!これ!見た目はほぼナポリタン。でも、トマトソースの口当たりがなめらかで、パスタもアルデンテ。昭和なナポリタンのように茹で置きでぶよぶよしていません。たぶん、横浜ニューグランドの総料理長が、貧しいケチャップスパゲッティを改良したのは、こういうトマトソースパスタだったはず。

昭和という思い入れを除けば、確実にこっちの方がが旨い!

改めて、令和ではナポリタンは食べないぞ!

■HELLO OLD TIMER
■東京都練馬区栄町25-5
■営業:11:00~22:00
■定休日:月曜
場所はこのへん
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練馬カフェ(練馬)

練馬のティップネスに向かう前の細い路地。そーいえば、この辺しばらく入っていないなあ。前は目的無しのポタリングというのを良くやっていたのですが、最近は、調べて目的地へGOというスタイルになりがちでした。

そこで自転車で入ってみると、釣り堀カフェなるお店がありました。「キャッチ&イート」。釣った魚を食べられるとうのは、「ざうお」のカフェ版か。今度、ゆっくり行ってみるか。

さらに住宅地の奥に行くと、一軒家のカフェが。「練馬カフェ」というらしい。

大きな窓からは子育て中のお客さんが見えるのですが、ん?どこから入るんだ?玄関ぽいのがあるけど、普通の家だったらどうしよう。

玄関から普通に入ると、正面にレジカウンター。意外と店内は広く、1階は2フロアに分かれているのですが、2階にも席があって、一軒まるまるのお店でした。

鰻ライスバーガーは、豚汁がついて1500円。

店長さんが元鰻屋さんで働いていたというので、うな重や白焼きなどのメニューもあるのですが、カフェっぽい鰻ライスバーガーを選んでみました。

バーガー袋の上に置かれて出て来たのですが、これからモスのライスバーガーのように袋に入れて食べる感じでもないので、箸で切りながら、うな重方式で食べて行きました。

なるほど、ライスバーガーとして考えればお高い感じもしますが、「うな重」として考えればリーズナブル。すき家なんかで頂くうな丼などと比べると、鰻の質が段違い。マッシュポテトと青菜が挟んであり、ちょっとだけ洋風な感じも。

うな重も、オーソドックスなうな重と、白焼きに2種類のソースがけとか、白焼きとタレ焼きの紅白重とかあるので、食べ比べてみたいなあ。

さらに、豚汁は、汁が入る余地が無いぐらい具だくさん。飲むというより食べ応えあるという感じ。

お店の雰囲気もいいし、料理も美味しいし、頑張って欲しいお店だなあ。

■NERIMA.CAFE
■東京都練馬区練馬1-35-14
■営業
11:00~15:00(LUNCH TIME )
14:00~17:00(CAFE TIME )
15:00~22:00(DINNER TIME )
■定休日:水曜
場所はこのへん
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