ハワイズ・オウン・コーヒー(阿佐ヶ谷)

阿佐ヶ谷

※このお店は閉店しました

阿佐ヶ谷の南口に出ると、大きく自転車禁止という看板があります。
これは「阿佐ヶ谷パールセンター」というアーケード商店街を、
走行してはいけませんというお知らせ。

この商店街に限らず、大山ハッピーロードとか、アーケードの商店街は、
自転車走行禁止になっている所が多いです。
これについては、全く異論はありません。
押して歩けば通行可ですし。

これとは別のお話ですが、自転車つながりで、
最近、誤解が多いのが「ピスト」という言葉。
チュートリアルの福田が、前輪にしかブレーキのついていないピスト自転車で走行し、
交通違反の取り締まりを受けていたというニュースから、
一躍クローズアップされているのですが、
ただ、マスコミも一般の人も、何がピストかわからずに、
「競技用自転車」という言葉で、ごっちゃにしているケースが多いです。

ピストというのは、競輪などのトラック競技に使われるもので、
ロードレースに使われるのは、ピストではなくロードレーサー。
二つは違います。

どちらも、ドロップハンドルだったりして形も似ているのですが、
ロードレーサーの方は、普通の自転車の高性能版だと思ってください。
スピードも出るけど、その代わり、もの凄く効くブレーキもついています。

一方、禁止されているピストの方は、三輪車の高性能版だと思ってください。
(わかりやすくという意味で、この例えを使わせていただきます)
ペダルをこぐと進むけど、漕ぐのを止めたら止まる。
原理は三輪車と一緒。
しかも逆回転させれば、後ろに進む。
さらに競輪のような専用トラック内だけを走る事を想定しているので、
ブレーキがついていません。
これを一般道で乗り回しているから、危ないとされているのです。

最近、ニュース番組でさえ、ごっちゃにして間違ってるケースが多いので、
これを期に覚えてくれると嬉しいです。

ハワイズ・オウン・コーヒー

話しは大きくそれましたが、その阿佐ヶ谷の南口にあるのが、
Hawaii’s Own Coffee Co. (ハワイズ オウン コーヒー)。
100%ハワイ原産のコーヒのみを取り扱っているお店。

キャッシュオンデリバリーで、スタイルはスタバっぽいのですが、
こちらはハワイスタイル。
円の中に女神がいるロゴも、南国チック。

フードメニューには「スパムおにぎり」なんかもあったりして、
おにぎりとコーヒーって、ハワイでは普通なんでしょうか?
一瞬、ん?と思ったけど、
まあ、日本でもコンビニでおにぎりとコーヒーって人いるしね。

マウイムーンマキアート

あまり大きくないお店なのですが、満席だったのでテラス席へ。
頂いたのは、マウイムーンマキアート、310円。
デミタスカップサイズです。

昔、コナコーヒーとかハワイのコーヒーが流行った時期がありましたが、
なんだか懐かしい感じがしますね。
…と言われても、若い人には何の事だかわからないと思いますが。

ハワイのコーヒーを飲むと、片岡義男の小説が読みたくなる。
「コーヒーもう一杯」とかね。

■Hawaii’s Own Coffee Co. (ハワイズ オウン コーヒー)
■東京都杉並区阿佐谷南1-34-6 新東京会館 1F
■営業:
8:00~20:00(平日)
10:00~20:00(土日祝)
■定休日:水曜
場所はこのへん

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コトカフェ(江古田)

koto cafe

※このお店はカフェとしての営業を終了したようです。

もう1店、江古田に新しく出来たカフェ。koto cafe。
震災前まではインドネパール系のカレー屋さんだったのですが、帰国してしまい、
空き店舗となっていた所に、このお店が入りました。
この赤い外観は、前のインド人オーナーが手塗りしたものです。

ちなみに右隣は、開店前から行列が出来、1時間で売り切れてしまう、
小さなパン屋さん「ひね」。

店内

赤い外観からは、なかなか店内が想像しにくいのですが、
アンティークというか古道具のような味わいのテーブルや椅子が並べられ、
なかなかいい感じのの雰囲気が醸し出されています。

4人掛けみたいな席はないので、1人もしくは2人で行くのに向いているお店です。

店内

店内に流れている音楽はアナログレコード。
行ったときには懐かしのフュージョン系の音楽が流れていました。

そして本棚の他、テーブルの上、窓枠などに、いろいろな本が並べられています。
こちらは、ジャンルに統一感がなくカオス。
逆にそれが古本屋さんのような、不思議な存在感を放っています。

例えるなら、BOOK OFFじゃなく神保町の古本屋街のような感じ。
江古田住民限定でいうなら、BOOK OFFじゃなく根元書房。

BOOK OFFは話題の本を安く手に入れるのには向いているけど、
掘り出し物を見つけたり、意外な出会いをするのには向いていません。

オシャレ系カフェの本棚も、カフェマニアが好きそうな
カフェ本、写真集、カメラ本、猫本、心にしみる言葉系が多いですが、
意外と同じ傾向になりがち。

ここは、藤子・F・不二雄のマニアックな短編が並んでいたり、
昭和を感じさせる写真集だったり、廃墟本だったり、サブカルだったり。
カフェというより、主人のこだわりのある昔風の喫茶の方が近いかも。

目玉おやじ

なぜか目玉おやじも、いっぱいいたりします。
五体しかいないけど、持っている物からすると七福神バージョンですよね。
手前が大黒様で、隣が弁財天。杖を持っているのは福禄寿と寿老人。
奥は恵比寿様?

カフェオレ

アイスカフェオレは400円。

目の前並んでる本を手にとって、
「これって、アレじゃない?」という会話がスタートするなんて、
なんだかプチ大喜利みたい。

人間ってどうしても、同じ指向、同じサイクルの生活が続き、
単調になってしまいがちだけど、
こうして、普段の興味外の物が飛び込んで来るというのは、
いい意味での刺激となります。

古本屋さんとか、ああいう場所が好きな人にお勧めのお店ですね。

■KOTO CAFE(コトカフェ)
■東京都練馬区栄町25-5
■営業:10:00~22:00
■定休日:無休
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