自転車ロードレースのジロ・デ・イタリア第7ステージ!
ロット・ベリソルのアダム・ハンセンが見事ステージ優勝を飾りました!
パチパチパチパチ!
なぜなら、アダム・ハンセンのおかげでロットベリソルというチームが好きになり、
エーススプリンターのアンドレ・グライペルに憧れ
ついには、チームレプリカカラーのリドレー・フェニックスを買ってしまったほど。
そこで、まず、アダム・ハンセンまとめ
アダム・ハンセン
1981年5月11日生まれ・オーストラリア出身
トライアスロン出身の選手で、最初はランからスタートし、
バイクを向上させる為にオーストラリアの自転車チームに1年加入。
自転車のほうが好きになってしまい、自転車選手に転向。これまでの所属チーム
・チーム・ハイロード(HTC) 2007〜2010
・オメガファーマ・ロット 2011
・ロット・ベリソル2012〜
彼の前に好きだったのは、HTCからBMCに移籍し、
それぞれのチームのエースを優勝させてきた優勝請負人、そして鉄人、
ジョージ・ヒンカピーでした。
その彼が昨年限りで引退してしまったのですが、
代わりに新たな鉄人として脚光を浴びつつあるのが、アダム・ハンセン。
ジロデイタリア、ツールドフランス、ブエルタスパーニャ
昨年の3大グランツール全てを完走した唯1人の選手です。
そのあたりから段々彼に注目するように。
ちなみに2008年に、チームコロンビア(後のHTC)で
ジョージ・ヒンカピーとアダム・ハンセンは、
チームメイトとして、ツールドフランスに出場しています。
まず、昨日のジロデイタリア第7ステージ、オフィシャルのハイライト映像はこちら。
野球やサッカーは、かつてひいきのチームがあったのに、
最近では妙にさめた目で見てしまって、好きで観るけど興奮出来ずにいました。
ところが、昨夜は、まさかのアダム・ハンセンの逃げ。
もう大興奮で、追走のニーバリやウィギンスが雨で濡れた路面で転倒した時、
不謹慎にも「ヨッシャー」と声を上げて、膝を叩いてしまっている自分がいました。
案の定そこから総合優勝狙い達は、無理をせず、スピードを出しません。
メイン集団のスピードもあがらず、逃げのハンセンにますます有利に。
そして、念願のステージ優勝!
実は、昨年、2012年のツール・ド・フランスの第18ステージでも
同じように、新城幸也選手らと逃げに乗り、残り2㎞まで逃げるものの、
最後の最後に吸収されてしまいました。
この動画ではわかないのですが、
メイン集団では、カヴェンディッシュとグライペルの戦いがあり、
同じチームのエース・グライペルを勝たせるために、ロットがトレインを組んだだめ
集団のスピードがあがり、結果、逃げていた同じチームのアダム・ハンセンが
つかまってしまうという皮肉な結果に。
なので、今回は念願の逃げが決まったステージとなった訳です。
そして今日はアダム・ハンセンの32歳の誕生日!
Happy birthday, dear Adam Hansen,
Happy birthday to you.
ちなみに普段は、チームの牽引役、リードアウト(発射台)として活躍。
わかりやすのが、今年の初めのツアー・ダウンアンダー2013クラシック。
終盤、アルゴスシマノとオリカグリーンエッジに
先頭を塞がれていたロットベリソルですが、
2:00の所、コースの右から先頭に出て、
チームをトップ位置に連れてきたのが、アダム・ハンセン。
ラスト1周の途中まで先頭で引き続け、
3:50で周囲を確認してお役ご免。
道を作ってもらったロット・ベリソルは
ユルゲン・ルーランズ、グレゴリー・ヘンダーソンとつないで、
アンドレ・グライペルを発射!
それはそれは、見事に美しいトレインなのですよ。
これみてると、歴代最強ビューティフルトレインの、
2009年、HTCコロンビア、ヒンカピー〜レンショー〜カヴェンディッシュを思い出す。
やー、ロット・ベリソルのトレインは美しいわ。
そんなロット・ベリソルのアダム・ハンセンですが、とってもお茶目。
一人だけ履いている、こんな変わったシューズが話題になってたり…。
カーボンで作った105gのシューズで、自作らしいという噂。
レースの前に、「頭を剃って気合い入れたったー」とツイッターで報告したり…。
チームの合宿の時には、「今日はこのぐらい疲れた」と写真でネタを作って投稿。
これを10日間のキャンプ中に、1枚づつツイッターにアップしていって、
4コマ漫画風なストーリーを作り、10日目に大オチが待っているという。
これを観ると、お茶目なアダム・ハンセンも、ロットベリソルも好きになるハズ。