みなさん、いよいよ始まるワールドカップにワクワクでしょうが、
その前に僕ら自転車乗りは、ジロ・デ・イタリアでひと盛り上がりでした。
■マリア・ローザ(個人総合優勝):ナイロ・キンタナ(モビスター/コロンビア)
■マリア・ロッサ(ポイント賞):ナセル・ブアニ(FDJ/フランス)
■マリア・アッズーラ(山岳賞):ジュリアン・アレドンド(トレック/コロンビア)
■マリア・ビアンカ(新人賞):ナイロ・キンタナ(モビスター/コロンビア)
■チーム成績(時間):AG2R・ラモンディアル(フランス)
■チーム成績(ポイント):オメガファルマ・クイックステップサイクリングチーム(ベルギー)
総合優勝がマリアローザと言って、ピンクのジャージを着ます。
これはスポンサーの新聞社の新聞紙がピンクだからです。
【第16ステージダイジェスト】
個人的に今回一番面白かったのは、第16ステージ。
標高2758mのステルヴィオ峠を登る、超山岳コース。
去年は、大雪の為に中止になったコースです。
ここで、総合優勝したキンタナがライバルに一気に差をつけました。
ガヴィア2618m、ステルヴィオ2758m、ヴァル・マルテッロ2059mという
3つの超級山岳を、選手たちはひたすら上って、ひたすら下って、また上る。
地図で見るとこんな感じですが…。
このステルヴィオ峠、2758mを自転車で登って行くわけですよ。
我々が坂道を下るのより早いスピードで。
アニメの弱虫ペダルを観ている人なら、この山岳の戦いの面白さ、わかるでしょ。
リアル小野田坂道のキンタナが猛スピードでここを登ってくるのですよ。
毎年、激闘が繰り広げられてきたステルヴィオ峠。
その歴史の動画もありました。
今年は、ジロデイタリアを観ながらツイートを読んでいると、
女性のロードレースファンも多かったですね。
はやり、弱虫ペダルの影響なんでしょうか?
6月はサッカーのワールドカップで盛り上がるとして、
自転車乗りはその先、7月!
いよいよツールドフランスが始まります。
ツールドフランスでも、ピレネー山脈、アルプルと、超山岳コースもありますよ!
ジロの優勝者、キンタナは昨年も早かったので、今のうちに覚えておきましょう。
弱虫ペダルで、巻島、東堂、小野田など山岳キャラ好きな人は、
ナイロ・キンタナ、アルベルト・コンタドール、リッチー・ポートあたりを
チェックしておきましょう。
田所、鳴子、新開、御堂筋など、スプリンターキャラが好きな人は、
マーク・カヴェンディッシュ、アンドレ・グライペル、マルセル・キッテル、
ペーター・サガンあたりをチェックしておきましょう。
さあ、1ヶ月の間に動画を漁って予習だ!
ツール・ド・フランスも盛り上がるぞ!