モワカフェ(下北沢)

モワカフェ

ブログを読んでくれている人に「どんなカフェが好き?」と聞かれる事があるのですが、
好きなジャンルの一つに、古民家カフェがあります。

まず、チェーン店と違い、店内がどうなっているのか想像しにくいから、
プチ冒険気分が味わえる事。
古さをどのように生かすのか、それぞれのお店でセンスが違うので、個性がある事。
個人の家だった頃の様子を、面影を辿りながら透視し、妄想する楽しみがある事。
そんな楽しみもあるのが、古民家カフェのいいところ。

こちらは、下北沢の南口から徒歩1分という近場にありながら、
静かな住宅街の中にある、一軒家を改装したお店「モワカフェ」。

正面

駅前の細い路地を入ると、すぐにお店がなくなり古いアパートなどが並ぶ住宅地へ。
派手な看板も出ておらず、遠くから見て、お店だとすぐにわかるような作りじゃないので、
えー?ここで良かったんだっけ?と多少不安になりながら、お店探し。
昔の表札も残っていたりするので、
ボーっとしているとお店だと気づかないような佇まいです。

これが日曜日ともなると一変して、若いカップルのデートスポットと化しているので、
お店の前には、人がウヨウヨ。
可能なら平日に行った方が、古民家の雰囲気をより楽しめると思います。

チラリと見えるピンクのクロスバイクは店員さんのでしょうね。
ボクはチャリに乗ってカフェに遊びに行く側ですが、
こちらは、働きに行く側のチャリカフェといった所でしょうか。

看板

ランチメニューは、こんなラインナップ。
よしアレに決めた!

2階

こちらのカフェ、分煙されているようで、
「おタバコはお吸いになれますか?」と言われたので、
「いいえ」と答えると、2階に通されました。

ビフォア・アフターでもよく出てきますが、
古民家をリフォームする時に壁を抜いてワンフロアにするのは、よくある手段。
真ん中に残る柱を見ると、ここも壁があった事が想像出来ますね。
写真の奥が一部屋、手前が一部屋の、計2部屋だったと想像されます。
広さ的には、手前が8畳の、奥が4畳半と言ったところかな?

1階を見てないのですが、2階が2部屋って事は、元々の持ち主は子供2人?
うちの実家の場合はそうだったのですが、
1階がキッチン&リビング1部屋の場合は、8畳が両親で4畳半が子供部屋か?

とか想像しながら、メニューを待ちます。

カレー

チョイスしたのは、サツマイモと鶏肉のエスニックカレー、
サラダとドリンクがついて900円。
ココナッツ系で芋がサツマイモなので、甘めのカレー。
こういうスタイルの場合、ボクはスープカレーと同様に、
スプーンに御飯を乗せたままカレーの方に浸して食べているのですが、
皆さんはどうやって食べてます?

こちらは、リノベーションプランニングが手がけた古民家カフェの1つ。
作品めぐりみたいな感じで、手がけた店舗めぐりしてみるのもいいかもしれませんね。

■mois cafe (モワ カフェ)
■東京都世田谷区北沢2-21-26
■営業:12:00~23:00
■定休日:無休
場所はこのへん
お店のサイト

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スタディ(松陰神社前)

世田谷線

東急世田谷線の松陰神社前。
そういえば、松陰神社って参拝した事がなかったので、行ってみる事にしました。
高円寺とか、地名になっているのに実は行った事がないシリーズです。

松陰神社

もっと小さい神社を想像していたのだけど、意外と立派なのね。
皇族や大名などが祀られた神社は知っていたのですが、
学者的な人なので、近しい人が祠を建てたぐらいに、勝手に想像してたのです。
大河ドラマの「龍馬伝」の時に、ゆかりの地を調べたけど、
高知にある坂本龍馬を祀った佐川龍馬神社とか、ほんとに小さなものだったし。

理容室

ところで、このすぐ脇にある理髪店、「ニグロ」はヤバイでしょ。
ニグロは差別用語である事から、パンチパーマに置き換わっていったのですが、
放送業界だと放送禁止用語になっているので、放送出来ません。

よく美味しいカレー屋さんがあるという情報で
「黒んぼ」「ちび黒サンボ」という店名のものの投稿があるのですが、
こちらも差別用語なので、取り上げる事が出来なかったりします。

ちなみに「床屋」も放送自粛用語で、理髪店、理容室に言い換えます。
よくラジオへの投稿で「床屋に行ってきた」というのがあるのですが、
その時は、僕らが目を通した時に赤ペンで「理髪店」に書き換えているのです。

○○屋というのは、お客が上から目線で
店員さんを見下して言う時に使われてきたケースが多く
○○屋は、○○屋さんと「さんづけ」するか、言葉を置き換えるケースが多いです。

ちなみに、放送の仕事をしているので、
投稿される多くのメールに目を通しているのですが
ペンネーム、ラジオネームにも、差別用語を使っている人が多く、
そうすると、内容が面白くても勝手に名前を変える事が出来ないので
ボツになるケースもあります。

いつも投稿しているのに、読まれないなという人、その辺は大丈夫でしょうか?

手水舎

話しは戻って、松陰神社。
手水舎の風情のある風景なのですが、
実はセンサーで人が近づいた時だけ、自動で水が流れる仕組み。
節水の為なんでしょうが、機械的でトイレを想像させてしっくり来ません。
手動とか、もっとアナログな方法で、節水と風情を両立させる方法はないのでしょうか?

本殿

本殿も立派ですねー。
この松陰神社は、隅々まで掃除が行き届いているので奇麗で、
境内を歩くだけで、清々しい気持ちになってきます。
神社がパワースポットとして取り上げられ、気分が変わるというのには、
そういう要素もあるのではないのでしょうか?
と、全くスピリチュアルに興味のないボクが言ってみる。

お墓

本殿の脇の方には、吉田松陰のお墓があるのですが、
神社の方が備えたであろう立派なお花の他に、
松蔭先生を信奉する人達が備えたと思われる花束も多数ありました。

絵馬

松陰神社とえいば学業成就でお参りする人も多いのですが、
絵馬も学業や合格にまつわるものが多いです。

漢字検定への合格祈願が、全部ひらがなというのも何だか可愛い。
漢検9級とは、小学2年生ぐらいだそうです。

絵馬

留年しませんようにというお願いの絵馬の漢字が間違っていたのも、
なんだか雰囲気が出ていて、いい。
途中で気がついたし、いいよね。

学業の神様ならではの絵馬をながめながら思い出したのが、
神社に来る前に通り過ぎて来た、駅前のカフェの名前。

看板

STUDYとはそういう意味か!
松陰神社前だから、学業のSTUDYだったのか!

STUDY

引き返して、入ってみる事にしました。
植木で目隠しされてはいるものの、全面ガラス張りなので開放感のあるお店です。

店内

店内を見渡してみると、またしてもボーダー。
さらに、先ほどのカフェロッタにいたボーダー女子達もやってきて、
またまたボーダー祭りの開催です。
ロッタとスタディは、カフェめぐりの定番コースなんでしょうかね。

カフェラテ

カフェラテは550円。
本棚には、ホンマタカシなど、写真好きの心をくすぐる本たちも。

違うテーブルは、先ほどのカフェめぐり女子達が、
手作りっぽいカメラストラップに付け替えた、
シルバーのOLYMPUSのPENで、ラテの写真を撮り始めました。

P.S
ちなみに、お店のサイトによると本日発売(2011.10.27)の
「Hanako」にSTUDYが掲載されているそうです。
“女子呑み”特集だそうな。

■STUDY (スタディ)
■東京都世田谷区若林4-20-7 1F
■営業:
11:00〜15:00(ランチタイム)
15:00〜18:00(ティータイム)
18:00〜24:00(ディナータイム)
場所はこのへん
お店のサイト

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