2011年を振り返る・カフェ編

マジメな事を言えば、今年はリトルコーヒースタンドの年だったと思います。
下北沢のベアポンドエスプレッソあたりが火付け役なのですが、
エスプレッソを出す、小さなお店が沢山出来た年だったように思います。

雑司ヶ谷のエスプレッソ・フェリーチェ・ロースターとか、
代々木八幡のリトルナップ・コーヒースタンドとか、
三宿のノージーコーヒーとか。

あと今年は大震災と原発の影響もあり、
食に対する漠然としたキャッチフレーズが通用しない年でした。
「シェフのこだわり」とか「秘伝のタレ」とか。
だから自分たちが食に対してどう考えているのかを鮮明に出すお店も多かったです。

その他、禁煙率の上昇も目立ちました。
分煙が不可能な小さな個人店では、思い切って禁煙とするお店も増えました。
大箱カフェやチェーン以外では、
今や喫煙と禁煙の率は逆転して、禁煙の方が多いんじゃないでしょうか?

まあそんな全体的な流れと関係なく、
チャリカフェ自体で人気でアクセスが多かった記事は、
「遠出シリーズ」と「メルヘンカフェシリーズ」でした。
男一人で可愛いラテアートに挑戦するというシリーズは、
意外と女性ファンの方が多く、
「次はあそこいってください」と情報を頂いたりする事も。

そこで個人的にメルヘンハードルの高かったお店ベスト3!
♪ヒューどんどん!

くまっふるセット

第3位、国立・ユメタイムカフェ
お絵かきクマラテと、クマっふるのセットが最強!

パンダオレ

第2位、阿佐ヶ谷・ぱんだ珈琲店
週末の女子&カップル率は、ハイアベレージ!

壁画

第1位、高円寺・ハティフナット・高円寺のおうち
絶対CanCamとか読んでそうな、赤文字系ゆるふわ女子率が高い。

本来であれば、女友達に付き添いをお願いしたい所なんですが、
「カフェめぐりじゃなく餃子めぐりにしませんか?」
「えー生肉が食べたい」
「盛りつけよりガツンと飯でしょ!」
とかいう体育会系女子が多く、結局単独潜入になわる訳です。
ご本人達の名誉の為に言っておきますが、かなりの美人揃いです。

まあ、結局、女子と行ったっていう話しより、
男一人潜入の方が面白がってもらえる訳だから、結果オーライなんですけど。

来年はあまりにもハードルが高すぎて、足踏みしている
根津の「ねんねこ家」に突入してみましょうかね?
んー勇気がいる…。

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2011年を振り返る・自転車編

この1年は、本当に自転車にのめり込みました。
とある自転車芸人さんが
「ロードバイクに乗ってからが第2の自転車デビュー」
と言っていたけど、まさにそれを体感した1年でした。

自転車に関して、今年一番印象的な出来事だったのは、
10月に参加した「ツールドちば」でしょう。

1日で140㎞を走る。
距離にして、国道1号線で東京から沼津ぐらいまで。

そんなの無理に決まってる。
そう思うのが普通だと思います。

でも出ると決めたからには、完走したい。
小心者の僕は遠出の練習をしました。

多摩川サイクリングロードの最終地点である羽村の玉川上水取水口とか。
昭和の町並みの残る青梅とか。
かなり遠出したつもりでサイクルコンピューターを見ると、
走行距離は100㎞越えてない。
やっと越したのは、檜原村に行った時でした。
それでも、100㎞ちょい。

140㎞って、そこから約フルマラソン1本分の距離を走らなければならいのです。

当日、不安になりながらもスタートを切ると、
あれ?意外と大丈夫。
しかも一緒に行った参加者は、ほぼぶっつけ本番の人も多数。
それでも皆、完走。
肉体的には、まだ余裕がありました。

ホントに東京から沼津ぐらいまでの距離を走ったんだよな。
出来ないって決めつけてたのは、何だったの?

それからですね。
しばらく遠出病が続いたのは。
え?じゃああそこも行けるんじゃないの?
みたいな感じで。
東京で一番遠い奥多摩で往復140キロぐらい。

ママチャリとロードバイクは、同じ自転車という名前だけど違う乗り物です。
乗り方さえわかれば、自分の可能性を何倍にも広げてくれる。
これまでの自分の価値観、自分で無理と思い込んでいた壁を、
見事に壊してくれた、夢の乗り物なのです。
スピードを競うのでなければ、誰でも100㎞は行けると思います。
やってみたいと思っていた人は、ぜひチャレンジした方がいいです。
マジで、やらずに無理って思い込みすぎてたのがわかるから。

距離という価値観が壊された所で、
来年はツールド宮古島に参戦します。
こちらは、時間制限ありのスピードレース。
平均時速30キロ、ほぼ原チャリなみのスピードで100キロ走り続けなければいけません。

こちらは、相当トレーニングしないと時間内の完走は無理と思われます。
でも、やってみたいと思えるようになったのは、
ツールドちばで自信をつけたからでしょう。

富士山を5合目まで自転車で登る、富士ヒルクライムにも出てみたいんですよね。
来年も、やりたい事がいっぱいだ。

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