江古田北口のセブンイレブンが閉店します。実は北口のセブンイレブンが閉店するのは2店舗目で、もう1店舗は音大通りにあった「まいばすけっと」こちらも閉店してしまいましたが、その前はセブンイレブンでした。
江古田はセブンイレブンのドミナント出店(集中出店)が極端で、ここ数年は、どこかのお店が潰れると跡地はセブンイレブンになり、駅中心に半径1kmのエリアに10店舗近くあります。
本部は集中出店した方が効率がいいと訴えますが、たまらないのはオーナーの方で、こんなに近くに出店するとは聞いていないハズで、セブンイレブン同士で競合して客の取り合い。いきなりステーキと同じ状態になってしまっています。
そういえば南口の、ココカラファインの向かいの中華屋だった所は、建物の建て替えで空き物件になっていましたが、ケンタッキーフライドチキンに決まったようですね。その昔は、ココイチの所がケンタッキーだったのですが、ついに帰って来ます。
驚くのは募集の時給が1400円。やはり新規出店のバイトの確保というのは難しいんでしょうね。
セブンイレブンは、ほぼ外国人店員さんだし、某店舗では深夜に若い女の子の店員さんが、ワンオペで働いていたりして、これ大丈夫なのかなあ?と思ったりもしていました。頑なに24時間営業を崩さないつもりのセブンイレブンですが、まあビジネスモデルの破綻は近いでしょうね。
さて、その閉店するセブンイレブンの上にあるのが、江古田の老舗喫茶「トレボン」です。
日芸や音大の先生方に愛される喫茶店で、この日も日芸の先生らしき方々が演劇論を語っていました。
頂いたのは、ピラフ。700円。野沢菜の入ったピラフがシンプルながら美味しいんですよ。野沢菜の塩っ気がちょうど良くて。
このトレボンも道路拡張工事で危機を迎えた事がありましたが、お店を少しだけ削って小さくして乗り切りました。かつては喫茶店天国だった江古田も、かなり減って、いつの間にか絶滅危惧種状態。トレボンには、頑張って欲しいなと思っています。
■カフェ・ド・トレボン
■練馬区小竹町1-56-3(小林ビル2F)
■営業:10:00~22:00
■場所はこのへん
まだ健在なのですねトレボン。退店時にマスターに何回「ありがとうございました」を言われるかを競ったのが思い出されます。もう20年以上前の話です。